一式陸上攻撃機(いっしきりくじょうこうげき)とは、大日本帝国海軍の双発爆撃・雷撃機(陸上攻撃機)である。略称は一式陸攻。
九六式陸上攻撃機の後継機として、第二次世界大戦時の主力陸上攻撃機として活躍した。
概要
機首から機尾までほぼ同じ太さのずんぐりした外見から葉巻型と呼ばている。九六式陸上攻撃機と協同してマレー沖海戦でイギリス海軍の戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦「レパルス」を撃沈するなど太平洋戦争初期に大活躍した。
なお、ソロモン諸島ブインで戦死した連合艦隊司令長官山本五十六が戦死した際の乗機としても有名。
大戦終盤は特攻兵器「桜花」の母機としても使用された。本当は銀河が桜花母機となる筈だったが、色々事情があって一式陸攻になった。桜花はその形状から機外に装備せざるを得ず、取り付けたせいで一式陸攻の性能がガタ落ち。桜花を射出する以前に敵機に捕捉されてしまい、撃墜が度々・・・。
なお、一説では防弾性能が低く、敵機からの銃撃が当たると火災が発生しやすかったとも言われている。
この事から米軍では「ワンショットライター」とも呼ばれていた(諸説あり)。
関連動画
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 3
- 0pt
- ページ番号: 4178704
- リビジョン番号: 2950336
- 編集内容についての説明/コメント:
時系列的に山本五十六から海軍元帥の称号を外す(元帥位は戦死後で一式陸攻の記事内でその辺りを記述するには煩雑)。関連項目を追加等