名称が定まっていない指遊びの一覧とは、様々な呼ばれ方をする(もしくは名前自体が存在しない)指を使った遊びを集めた一覧である。
概要
遊び方自体は広く浸透しているものの、地域や年代によって名称が様々なパターンがある指遊びを紹介する。
これらのゲームの呼び方について、中でも「ゲームの名前自体を知らない(存在しない?)」というものがそこそこある。どうやらゲームの特徴的な指のポーズを出しながら「これやろーぜ!」と言ってゲームに誘うパターンが多くを占めているらしい。地域の子供たちによる口伝が現代にまで伝わっており、一種の伝統と言えるだろう。中には「このゲームは自分が考えた」と主張する人もいると思われるが、その主張が真実かどうか大抵不明である。
書籍などで紹介される際も筆者の出身地域や年代での呼び方で書かれて読者から「うちの地元では違う呼び方でした」などと指摘されることも少なくない。恐らくこの記事もそうなるだろう。
一覧
この項目は内容が少ないです。 参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。 加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
あいこになったら特定の言葉をコールするジャンケンゲーム
ルール
「グリンピース(どん!)」「カレーライス(水!)」など掛け声のパターンは多いが、基本ルールは上記の通りである。
元をたどると「戦争じゃんけん」というじゃんけんが元祖であるらしい。
王様か姫か豚か乞食かを占うゲーム
ルール
例)「ニワンゴたん」を占う場合、6文字なので
①「王様」②「姫」③「豚」④「乞食」⑤「王様」⑥「姫」
となり、ニワンゴたんは姫という結果になる。
数える時の歌は「10人のインディアン」のメロディが使われることが多い。よく分からない人も「バスト占いの歌」と言われると分かりやすいかもしれない。
グーとパーで二組に分かれるゲーム
詳細は以下記事を参照のこと。
数字を当てて出している親指を減らしていくゲーム
ルール
- 2人以上の人数全員が両手の親指を出した状態からスタート。
- 順番に「いっせーの1!」というように数字をコールする。
- コールと同時に参加者は親指を上げることが可能。(上げなくてもよい)
- コールした数字が上がっていた指の本数と一致した場合は片手をおろす。
- これを繰り返し、最初に両手をおろすことができた者の勝ち。
コール時の掛け声がそのままゲーム名になっている。主に以下の名称が使われている。
チャージ・ビーム・バリアを使い分ける対戦ゲーム
ルール
- 2人が向かい合い、手を二回叩いたあとにどのアクションを取るかをリアルタイムで決める。
チャージ:両手を握ったようなポーズ。
ビーム:かめはめ波ポーズ。チャージをした後に発射できる。
バリア:両腕を組んで身を守るようなポーズ。ビームを防御できる。 - ビームで相手を倒した方の勝ち。
ローカルルールとして、「チャージを○回以上溜めるとさらなる技が使える」というものがある。バリアを無効化する攻撃だったり、相手の攻撃を反射できたり、無条件で勝ちになったりなど……。
呼び方としては以下のものなどがある。
罰ゲームをコールしたタイミングで負けたらそれを喰らうあっち向いてホイゲーム
ルール
- あっち向いてホイをしながら罰ゲーム名を言う。「しっぺ、デコピン、ババチョップ」など
- 罰ゲーム名を言ったタイミングで負けたらその罰ゲームをゲーム終了後に受ける。(「しっぺ」のタイミングで負けたらしっぺを喰らう)
罰ゲームの種類は様々なパターンがあるらしい。「ビンタ」「雑巾絞り」「全部(先に挙げた罰ゲームを全部受ける)」など。
人差し指を出しあって指の本数を増やす対戦ゲーム
ルール
- 2人が向かい合い、お互いに人差し指を両手で出し合った状態からスタート。
- 1本指の状態で相手を攻撃すると、相手の指が1本増える。
- 2本指の状態で相手を攻撃すると、相手の指が2本増える。
- 5本すべての指が立ったらその手は使えなくなる。
- 両手の指をすべて立ててしまった者の負け。
ローカルルールとして「指の本数は移動もしくは分裂が可能」「5以上のダメージは超過した分復活できおる」などがある。
なお、このゲームは二人零和有限確定完全情報ゲームである。
どういうことかというと、(以下Wikipediaより引用)
- 二人:プレイヤーの数が二人
- 零和(「ゼロ和」と読むのが一般的だが「レイワ」とも読む):プレイヤー間の利害が完全に対立し、一方のプレイヤーが利得を得ると、それと同量の損害が他方のプレイヤーに降りかかる
- 有限:ゲームが必ず有限の手番で終了する
- 確定:サイコロのようなランダムな要素が存在しない
- 完全情報:全ての情報が両方のプレイヤーに公開されている
という特徴を満たすゲームのことである。
主な呼び方としては、以下のものがある。
また、こちらの記事にて実施されたアンケートによると、年代としてはおおむね90年代前半の年代からこのゲームの知名度が高くなり、逆に80年代中期以前の人間には全く知名度がないことから、90年代ごろからこのゲームが発明・浸透していったものと思われる。少なくとも「このゲームを考えた」という青森出身の人物・岩手出身の人物がおり、さらにアメリカの小学校でもこのゲームが行われてたという。
人差し指を出しあって指の本数を増やす対戦ゲームを考案したとされる方の証言
※個人の見解・記憶による発言であり、事実とは異なる場合があります。参考情報としてお楽しみください。
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負けるたびに手を引っ叩かれるジャンケンゲーム
ルール
ゲームの終わり方は不明。ギブアップした方が負けであると思われる。
指でチャンバラをするゲーム
ルール
直接指同士を攻撃しあうゲームのため、ケガをする可能性が高いゲームである。
主な呼び方は以下の通り。
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関連商品
関連リンク
関連項目
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