山田隆夫とは、座布団と幸せを運ぶタレントである。2014年以降は笑点出演時にのみ本名の山田隆夫を使用し、それ以外では名前を平仮名にした「山田たかお」を芸名として使用している。
概要
1984年10月から約30年わたり、笑点の座布団運びとして知られているタレントであるが、歌手・俳優としての顔も持つ。ずうとるび在籍時代は紅白歌合戦にも出場した事がある他、俳優としてはスティーブン・スピルバーグ監督作品「太陽の帝国」にも出演している。笑点の自己紹介では時々この事を扱う事もある。
実は落語家でもあり、5代目鈴々舎馬風に弟子入りし「鈴々舎鈴丸」という名前も持っているが、笑点では稀に回答する以外は座布団運びに徹している事もあり本名での出演となっている。
自己紹介においては歌を歌う事が多い他、大喜利内では番組降板ネタなどを多く振られる事がある。5代目三遊亭圓楽が司会をしていた頃は自身を罵倒するネタを言った回答者を突き飛ばして座布団を持っていくのが定番であったが、桂歌丸に代わってからは座布団を没収した後で指示により1枚程度あげるパターンになっている。長らく立川志の輔と共にペヤングのCMに出演していることから、笑点の共演者から「ペヤングが欲しい」と頼まれる事もある。
小柄ではあるが、実は筋骨隆々とした体格を持ち、プロボクサーライセンスを取得している。実は大喜利の座布団は1枚3kg前後あり、何枚もスムーズに運ぶためにはトレーニングが欠かせないとか。
実は不動産王。賃貸マンション2棟の大家でもあり、その家賃収入でかなりの額を稼いでいるとか何とか。マンションの新築記念パーティーに笑点メンバーを誘ったが、三遊亭楽太郎だけハブったらしい。
1998年に一度座布団運びを降板したが、わずか1ヶ月で復帰。その間若手落語家が入れ替わりで座布団運びをしていたが、視聴者から抗議が殺到したと言われる。山田本人の回想によると、後釜の若手たちは大先輩である笑点メンバーを前にしてガチガチになってしまい、進行に支障をきたした。座布団運び交代を決めたプロデューサーが当時司会の三遊亭圓楽から「山田君じゃなきゃダメだろう!」とどやされ、桂歌丸からは「断りもなく出演者を代えるようなら、番組ごと他局に移りますよ」と脅されるに至り、慌てて元に戻したという。
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