工藤優作(くどうゆうさく)とは、
概要
主人公・江戸川コナンの父親であり、工藤有希子の夫。英語版での名はBooker Kudo。
年齢は定かではないが30代後半から40歳前後と思われる。
口髭がダンディー。世界に名を轟かせる推理小説家で、代表作は「闇の男爵(ナイトバロン)」シリーズ。
かなり多忙で〆切に追われる生活を送っており、普段は海外にいることもあって、作中には滅多に登場しない。余談だが、この人のダジャレはかなり寒い(息子と妻に引かれるほど)。
コナンをも超える卓越した推理力の持ち主。また、コナンが「ハワイで親父から」拳銃の撃ち方やモーターボート、飛行機の操縦など様々なことを教わっていたことを考えると、推理力以外にも様々なことに精通している人物であることがうかがえる。
名前の由来は1979年~80年に放送された人気テレビドラマ「探偵物語」の主人公で探偵の工藤俊作とそれを演じた松田優作から。
キャラクターのモデルはシャーロック・ホームズの兄マイクロフト・ホームズからと思われる。めったに登場しない人物、シャーロック(新一)以上の推理力の持ち主といった共通点がある。
新一が怪盗キッド(黒羽快斗)と対決しているように、優作は初代怪盗キッド(黒羽盗一)と幾度も対決している。なお、キッドがまだ「怪盗1412号」と呼ばれていた頃に、「1412」を「KID」と読み間違えたのは他でもない優作である。ある意味キッドの名付け親。
劇場版では第6作「ベイカー街の亡霊」にて登場。メインとなるゲームのシナリオを執筆したほか、ゲームの世界で推理を展開する新一に代わって現実世界の犯罪を暴いた。
原作第84~85巻、アニメでは第779話~第783話で描かれた緋色シリーズでは赤井秀一をモデルに初めて執筆した映画「緋色の捜査官」の脚本でマカデミー賞(アカデミー賞のパロディ)最優秀脚本賞を受賞している。
なお授賞式の晩は新一の指示により工藤邸にて(有希子の手による)沖谷昴の変装をして「沖谷昴=生きていた赤井秀一」の事実を看破した安室透と対面していたため、優作の変装をして授賞式に出席する有希子の姿をテレビで見ていた。
関連動画
関連項目
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