左門召介とは、「左門くんはサモナー」のカス虫な主人公である。
概要
善人嫌いを自称し、毎度、ヒロイン(と、使役している悪魔)に迷惑をかける、チンピラ同然の性格と小学生じみた言動が入り混じった主人公。なお、カス虫の呼び名もチンピラ同然の評価も、原作公認。
トレードマークはハンガーやトンガリと呼ばれるほど図太いアホ毛と、後天的なオッドアイ。
体力が非常に弱く免疫力が残念であることと、転校前は猫とある悪魔以外に友達がいなかったためか、球技や運動部の面々も嫌っており、作中に出来た悪友とともに小学生じみた遊びや会話で邪魔しては、部員達を怒らせている。一方、膂力に左右されない勝負事や座学に関してはかなり真面目かつ真剣であり、テストでは悪魔乱用や反則行為をせず、実力で堂々の1位の座につく(もっとも、勉強することと、勉強を教えることは両方とも磨くことができなかったらしく、座学の教え方は非常に雑だが、状況説明は普通にこなすなど、ムラが激しい)。
カードゲームなどの遊びでも、揺さぶりや睨みつけこそ行うものの、悪魔の能力悪用やイカサマを行う気はないらしく、あくまで真っ当に勝とうとする描写が見られる。
召喚とその技術に関する探究心と努力も相当なものであり、ヒロインの天使ヶ原やライバル兼指導役のネビロスなど、一部の面々からは努力家と評されるなど、ジャンプの友情・努力・勝利を体現しているキャラでもある。(但し、その努力の過程でサンドバッグ扱いされて、ギャグ描写とはいえ溺れかける者が出たりと、内容は褒められたものではない。ただ、傍から見れば脳トレと大差ないほど奇妙だが、害の少ない行動も混じっている。)その努力と勝利をつかもうとする姿は、かつての連載作「アイシールド21」の蛭魔妖一に通じるものがある。喜ぶべきか悲しむべきか、仇名やからかっている相手の性格なども、そこそこ被っている。
また、恋愛ごとや性的な出来事に関しては少々食いつきが悪く、一度は天使ヶ原とネビロスの関係を面白おかしくおちょくりはしたものの、女性のシャワーシーンを不可抗力で間近で見た時はただただため息をつきながらやり過ごし、鬼と人間の恋愛相談兼茶番劇を見た時は、いち早く冷めた発言をした。
特技は楽器演奏。召喚した悪魔から手ほどきを受けたらしく、本編で活かすことを喜ぶ様子を見せたり、一度はぶつかり合った茨木とグループを組んで演奏したりするなど、割と普通に楽しんでいる。
余談
序盤につけられた仇名のせいか、ヒロアカの爆豪勝己に関する記事でカップ焼きそば現象を起こしていたが、運動能力が高い点、キレながらも勉強や自身の装備品について上手く教える点など、物語が進むにつれ、このキャラとの相違点も少しずつ増えている。話し口調も爆豪ではなく、むしろ物間と重なりつつあったが、厄介な(元?)天使と関わってからは流石にキャラが崩れたのか、どちらとも似つかない言動が見られる描写が増えた。
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関連項目
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