折れたァ!?とは、予想外の結果に対する反応である。
頑丈で折れると思わなかったものがポッキリと折れてしまう。そんな時に思わず漏れる言葉だが、ここでは『仮面ライダー龍騎』の主人公・城戸真司のケースについて解説する。
概要
龍騎の第一話、城戸真司はなりゆきから仮面ライダーとなり、鏡の中の世界「ミラーワールド」に住む怪物「ミラーモンスター」に襲われる。能力どころか状況すら分からない真司だったが、目の前に現れた仮面ライダーナイト(秋山蓮)の行動を真似し、見様見真似でアドベントカードの中からソードベントのカードを引き出す。
カードの効力で召喚された剣を手にした真司は「よ~し、なんだか、わかんないけど、俺も!!」と言うなりミラーモンスターに斬りかかっていく。……が、真司(と視聴者)の予想に反し、剣はポッキリと折れ飛び、真司はミラーモンスターに蹴り飛ばされてしまう。この時の驚愕の叫びが「うわっ折れたァ!?」である。
台詞を文字に起こしたものなので表記ゆれが多く、「折れたぁ!?」「折れたー!」「折れた!?」などと書かれる場合もあり、統一されているわけではない。
この台詞は元々は、龍騎のスーツアクターである高岩成二のアドリブである。しかしこの台詞のおかげで真司のキャラの方向性が固まったといい、ソードベント使用時に空を見上げるシーン共々、龍騎第一話における高岩成二の名アドリブとして語られている。
後に海外版としてリメイクされた「カメンライダードラゴンナイト」でも映像流用同様の場面で、キッド・テイラーが日本語吹き替え版にて「折れたァ!?」と言っている。
なお、剣が折れること自体は台本通りとのこと。撮影用の小道具が破損したという単なるアクシデントなのだという話はデマである。
ニコニコでは主に平成ライダー関連動画において、何かが折れるシーン(※首が折れる場合を除く)のコメントとして使われている。
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