『数学女子』(すうがくじょし)とは、安田まさえの4コマ漫画作品である。
概要
『月刊まんがくらぶ』、『月刊まんがライフMOMO』(いずれも竹書房)にて連載されていたが、前者は2015年4月号、後者は2014年10月号で完結した。単行本は全5巻。
K大学理学部数学科を舞台に、学科でたった4人の女子学生を中心とした学生生活を描いた作品である。
物語
女は4人だけで、あとはみんな男!
難解な課題や試験に追われる日々!
更に進学率と就職率が大学ワースト!
そんな華やかさとは離れた学生生活を過ごすまなと一癖も二癖もある数学科メンバー。
登場人物
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
数学女子
- 内山まな
- 数学科2年。本作の主人公。高校時代は数学が得意だったが、大学の数学のレベルの高さにつまずき、悩み多き日々を送っている。
大学数学は苦手だが、円周率などの数学知識や暗算や計算パズルにおいては能力を遺憾なく発揮する。
料理の腕は壊滅的である。
数学科教授のA教授(72歳・妻子持ち)に想いを抱いており、A教授の教え子であるQ大学の渡教授を恋敵と見なしている。
留学生のラマとはライバル。 - 坂崎ゆみ
- 数学科2年。髪を後ろにしばっている髪型をしている。将来は数学の教師になりたいらしい。
巨乳(Gカップ)でルックスも良く、また親切で優しいことから、数学科のマドンナ的なポジションとなっており、ファンクラブも存在している。
おかん属性。こういう性格は例によって怒らすと怖い。
エロ院生の下野が苦手。 - 渕上さえこ
- 数学科2年。パチンコが好きで、確率の勉強と称してよくパチンコを打ちに行っている。男っぽい性格で、まなのツッコミ役となっている。
まなから「守銭奴」と呼ばれている。 - 酒井とも
- 数学科2年。推理モノが好きで、数学科に入った理由も暗号解析の勉強をしたいと志したからである。
推理モノのドラマや映画を一緒に見ていると勝手に推理を口に出すことから、他の3人からマスクで口を閉じさせられている。
家庭教師のアルバイトをしている。
数学男子
- 今田考和
- 数学科2年。さえことは同じ高校。
複素解析ゼミ。ひょんなことから、線形代数ゼミのラマに好かれている。
まなに好きベクトルが向いている模様。 - ラマ
- 線形代数ゼミへの、インドからの留学生。同じゼミのまなとはライバル。
今田に好きベクトルが向いている。「…今田とホモロジーの話がしたい」 - 下野さん
- 統計専攻の大学院生。
エロイ。彼の会話には、必ずと言っていいほど下ネタが入る。おっぱいで想像して何が悪い!! - ゆみちゃんファンクラブ
- ゆみを影ながら見守るクラブ。活動時間は就学時間のみ。
影ながら…どころか常にそれなりの距離にいる。ゆみにもバレているっぽい。ゼミも一緒。
肝心なときに役に立たなかったりする。というより、役に立つことが目的ではない。
教授
- A教授
- 線形代数の教授。まなと仲がいい。
授業が分かりにくく、まなや渡教授からも散々指摘される。 - K教授
- 情報システムの教授。
ハゲで年中アロハシャツで若い。暗号解析などを教えている。 - Y教授
- 確率、統計の教授。顔がやや濃ゆい。
- I教授
- 統計の教授。K大でも有名な教授らしい。
見た目がケンタッキーのおじさんっぽい。 - 渡教授
- Q大学の教授。A教授の講師時代の教え子で、発表や講義の時に見に来る。
48歳独身。A教授に思いを抱いている。まなは恋敵。
その他
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関連項目
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