カーネル・サンダースとは、KFC(Kentucky Fried Chicken ケンタッキーフライドチキン)の創始者。そして教祖のライバルである。
概要
本名はハーランド・デーヴィッド・サンダース(Harland David Sanders)。日本では、「カーネルおじさん」「ケンタッキーおじさん」の愛称で親しまれている。
カーネルというのはケンタッキー・カーネルという名誉称号からきたもので、彼自身は軍隊にいたことはあるが大佐(カーネル)に昇進したわけではない。色々な職業を経験した後、フライドチキンのフランチャイズ事業を始めたが、この時彼は60歳をこえていた。
ゲームへの出演
SEGAが2011年2月24日に発売したファンタシースターポータブル2 インフィニティにおいて、カーネル・サンダースがパートナーキャラとして登場している。
アメコミとのコラボ
2015年より「KFC: The Colonel of Two Worlds」のタイトルでカーネル・サンダースがアメコミヒーローとなって悪と戦う物語が展開されている。
カーネル・サンダース像
カーネル・サンダースといえば立像である。元々カナダのとある店舗でイベント用に作られた立像が倉庫で保管されていたものを日本KFCの幹部が見つけ持ち帰ったのが発端とのこと。
立像は日本独自のスタイルであるらしく、日本以外ではアジアの店舗にも立像がある。日本KFCのサイトで立像について説明しているページがあり、ご丁寧に立像のサイズまで掲載されている(関連リンクを参照)。
カーネルサンダースの呪い
1985年10月16日、道頓堀店に設置されていたカーネル像が道頓堀川に投げ込まれる事件が起こる。この日は阪神タイガースが球団初の日本一に輝いた日であり、熱狂した阪神ファンがこのカーネル像を優勝に貢献したランディ・バースに見立て、胴上げして投げ入れたものである。その際、制止しようとした店員が殴られて負傷したという。
その後、阪神タイガースは成績不振が長引き、「阪神が日本一やリーグ優勝出来ないのは『道頓堀川に沈められたカーネル・サンダース像の祟り』だ」とする都市伝説が生まれた。これを俗に「カーネル・サンダースの呪い」と呼ばれている。
長年沈んでいたカーネル像は2009年に道頓堀川の泥の中から発見され引き上げられた。カーネル像はKFC関西のオフィスにて、発見時の姿のまま保管されている。なお、道頓堀店は1998年に閉店したが、2008年に甲子園球場内の店舗を開店した。
阪神はその後2003年、2005年、2014年に日本シリーズ進出を果たすものの、日本一には輝くことができずにいた。
2023年11月5日に38年ぶりの日本一を達成。上記のとおり、KFCの公式X(旧Twitter)も阪神タイガースの日本一を祝福。これで完全に呪いが払われた?
その4ヶ月後、保管されていた人形は老朽化が進んだことにより、住吉大社で人形供養を行ったことが発表された[1]。
ニコニコ動画でのカーネル
カーネルがメインの動画や動画の1つのネタとして見かけることが多い。MUGENキャラも作られておりMUGEN動画でも実力を遺憾無く発揮している。他にカーネルのMMDモデルも存在しており、MMD動画やMMDオールスター動画にもたまに登場している。
また、ドナルドのライバルとしてよくドナルドMADで見かけられる。
ニコニコでのカーネルの呼称は「カーネル」「カーネルおじさん」が基本だが、稀に「カラアゲ屋のジイサマ」という呼称も見受けられる。
関連動画
MUGENキャラ
MMDモデル
関連静画
お絵カキコ
関連項目
関連リンク
脚注
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兄弟記事
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