カーネル・サンダースとは、KFC(Kentucky Fried Chicken ケンタッキーフライドチキン)の創始者。そして教祖のライバルである。
概要
日本では、「カーネルおじさん」「ケンタッキーおじさん」の愛称で親しまれている。
本名はハーランド・デーヴィッド・サンダース(Harland David Sanders)。
カーネルというのはケンタッキー・カーネルという名誉称号からきている。彼自身は軍隊にいたことはあるが大佐(カーネル)に昇進したわけではない。色々な職業を経験した後、フランチャイズ事業を始めたが、この時彼は60をこえていた。1980年に肺炎のために90歳で亡くなられている。
カーネル・サンダース像
カーネル・サンダースといえば立像である。元々カナダのとある店舗でイベント用に作られた立像が倉庫で保管されていたものを日本KFCの幹部が見つけ持ち帰ったのが発端だそうだ。立像は日本独自のスタイルであるらしく、日本以外ではアジアの店舗にも立像がある。日本KFCのサイトに立像について説明しているページがあり、ご丁寧に立像のサイズ
まで掲載されている。詳しくは → ケンタッキーフライドチキン
カーネルサンダースの呪い
1985年10月16日、道頓堀店に設置されていたカーネル像が道頓堀川に投げ込まれる。この日は阪神タイガースが球団初の日本一に輝いた日であり、熱狂した阪神ファンがこのカーネル像を、優勝に貢献したアメリカ人選手のランディ・バースに見立て、胴上げして投げ入れたのである。その際制止しようとした店員が殴られて負傷したという。その後の阪神タイガースは、成績不振が長引き、2003年までリーグ優勝から遠のいた。「阪神が日本一やリーグ優勝出来ないのは『道頓堀川に沈められたカーネル・サンダース像の祟り』だ」とする都市伝説が生まれた。これを俗に「カーネル・サンダースの呪い」と呼ぶ。
1986年以降、阪神は2003年、2005年、2014年に日本シリーズ進出を果たす。しかし未だ日本一には輝いていない。2009年に道頓堀川の泥の中から発見・引き上げられ、話題となる。
なお道頓堀店は1998年に閉店したが、2008年に甲子園球場内の店舗を開店した。
ゲームへの出演
SEGAが2011年2月24日に発売したファンタシースターポータブル2 インフィニティにおいて、カーネル・サンダースがパートナーキャラとして登場している。
アメコミとのコラボ
2015年より「KFC: The Colonel of Two Worlds」のタイトルでカーネル・サンダースがアメコミヒーローとなって悪と戦う物語が展開されている。
ニコニコ動画でのカーネル
カーネルがメインの動画や動画の1つのネタとして見かけることが多い。
MUGENキャラも作られておりMUGEN動画でも実力を遺憾無く発揮している。
他にカーネルのMMDモデルも存在しており、MMD動画やMMDオールスター動画にもたまに登場している。
また、ドナルドのライバルとしてよくドナルドMADで見かけられる。
ニコニコでのカーネルの呼称は「カーネル」「カーネルおじさん」が基本だが、稀に「カラアゲ屋のジイサマ」という呼称も見受けられる。
関連動画
MUGENキャラ
MMDモデル
関連静画
お絵カキコ
関連商品
関連項目
外部リンク
- 4
- 0pt