日焼けしたチルノとは、2017年4月20日に幻想郷を駆け巡った驚愕の展開である。
日焼けした概要
東方Project第16弾『東方天空璋(とうほうてんくうしょう) ~ Hidden Star in Four Seasons.』が予告され、そこには主人公の一人として登場するチルノの姿があった。(尚、体験版が2017年5月の博麗神社例大祭、完成版が同年夏のコミックマーケットにて頒布された)
神主のブログで恒例の主人公紹介がなされているが、そこに並んでいたのは「博麗 霊夢、霧雨 魔理沙、日焼けしたチルノ、射命丸 文」という不可解な文字列。
そして開発画面のスクリーンショットでは確かに、セレクト画面でこんがり小麦色になり、ひまわりとあさがおを身に纏ったチルノが写っている。
一見すると夏休みを満喫中の幼女にしか見えないが、そこにいたのはまごうこと無く日焼けしたチルノであった。ビッチ系うすいほんが捗りそうである。ちなみに二つ名は『溶けない炎天下の氷精』。
氷の妖精として長年ファンに親しまれてきたチルノが突然日焼けするというこの奇想天外な告知により、多くの東方ファンは瞬く間に混乱の渦に陥れられた。???「フハハハ、精々頑張るんだな!」
同時に、氷精が本当に日焼けをするのだろうかという疑問を浮かべる者も多く、「これは異変による影響ではないか」「コーヒーを飲んで色素が移った」「アローラのすがた」「チルノオルタ」などといった様々な憶測が飛び交っている。
何にせよ、神主の言う「爽やかですんごく軽い感じ?」をこれ以上となく体現した状態であり、新作では果てしなく爽快なストーリーや弾幕が繰り広げられるであろうことが日焼けしたチルノによって約束されたと言っても過言ではないだろう。
なおチルノのスクショ直上に季節感真逆で暴言を放つ魔理沙がいるが気にしてはならない
余談だがチルノはこれにより弾幕アマノジャク以来3年ぶりのゲーム登場になる。
さらに自機としては妖精大戦争以来7年ぶりの登場で、鈴仙(10年)、咲夜(8年)、文(7年5か月)に次いで歴代4位の長期スパン明けの自機復帰となった。また、花映塚を除く整数ナンバリング作品では初の妖精主人公となる。
日焼けした真実
実際にチルノは日焼けしたことで暑さに強くなったこともあって、自身でも驚いていた。矢田寺成美の生命操作の魔法は生命力の象徴である妖精を無力化できるほどであったものの、日焼けしたチルノには効果が無かった。
このように突然変異したチルノのように思えたが、実は日焼けした状態は能力が高まって暴走状態になる一歩手前の状態であったことが明かされる。二童子(爾子田里乃・丁礼田舞)からも「貴方は私たちの力で強くなっているだけで、本来の力は大した物では無い」と言われており、摩多羅隠岐奈から「暴走状態になる前の状態」と言われている。
その後のチルノに関しては、東方三月精VFSの8話のエピソードで日焼けした姿が描かれており、元のチルノに戻るまでの経緯が描かれている。
日焼けしたイラスト
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