柿の種(かきのたね)とは、植物の柿の種子に似た形を持つ日本の銘菓である。少し辛味があり美味しい。
曖昧さ回避
- 柿の種(実況プレイヤー) - 実況プレイ動画を投稿している実況プレイヤー。→マイリスト
- 柿の種(生放送主) - ユーザー生放送を配信している生放送主。
- 柿の種P - VOCALOIDのプロデューサー。
概要
もち米を細かく切り、醤油や唐辛子を表面に塗って焼き上げた和菓子。煎餅と同じく、米菓の一種である。
酒のつまみなどでもお馴染み。ピーナッツが一緒に入っている場合は「柿ピー」とも呼ばれる事がある。
その名前は植物の柿に由来する。柿の種の元祖「浪花屋」の創始者が元々は別のお菓子を作っていたところ、間違って金型を踏みつぶしてしまい柿の種子のような製品ができたことに端を発する。
子供時代、「これを土に植えて育てたら柿の木が生るのかな?」などと思った方も少なからずいるだろう。勿論、土に植えても芽は出ない。
その他、柿の種のルーツについては、下記のリンク「浪花屋製菓」を参照。
ちなみに柿の種にピーナッツが一緒に入っているのは、帝国ホテルにて柿の種と一緒にピーナッツを出したのが始まりと言われ、その後、1950年代にピーナッツの需要が下がり気味だった時に柿の種とピーナッツを混ぜて販売したところ、好評を博した。その結果現在のような形になった。
唐辛子で味付けされた辛味に定評があると思われるが、近年ではワサビやチーズ、チョコレートなどで味付けされた物など多くのバリエーションが存在する。
さらにはこの柿の種、日本以外でもアメリカやハワイ、グアム・サイパンなどでも販売されており、特に後者では現地の学校給食で出てくる事もあるのだとか。
「柿の種」という商品自体は元祖浪花屋が最初に作ったものだが、「柿の種」という名称は登録商標とされていないので他メーカーでも使用可能。なにか文字を加えたり、置き換えたりしてメーカーごとに差別化しているようだ。文字を加えた状態での図案やパッケージデザインの図案は各社により商標登録されている。
6袋詰のパッケージを始めたのは亀田製菓。食べる分だけ開けられる便利さが受け、現在は多くの他メーカーも同様の形態で発売している。
関連動画
関連項目
関連リンク
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