桐原静矢とは、ライトノベル『落第騎士の英雄譚』及びそれを原作としたアニメのキャラである。
概要
【伐刀者ランク】C 【攻撃力】E 【防御力】D 【魔力量】D 【魔力制御】B 【身体能力】D 【運】B
【能力】完全ステルス、森(アニメ) 【固有霊装】朧月 【伐刀絶技】狩人の森(エリアインビジブル)
【通り名】《狩人》
魔導騎士育成学校・破軍学園の二年三組。
前年度の主席入学者であり、昨年の七星剣武祭の代表選手であった。
完全ステルスという反則級の能力に加えて弓術にも長けておりかなりの実力者ではあるが、広範囲攻撃技を持つなど相性の悪い騎士とは一切戦わず、確実に無傷で勝てる相手としか戦わない騎士らしからぬ戦い方から《狩人》と呼ばれるようになった。戦い方も相手を一方的に甚振るなど陰湿な性格が滲み出ている。ぶっちゃけ甚振ることに拘らず最初から致命傷を狙っていたら一輝には余裕で勝てた。
一年前の一輝のクラスメイトで、かつて前理事長一派との密約を交わして退学の口実を作るために暴力的な挑発を行うなど一輝を虐めていた男であり、さらにステラを彼女にしようと狙っていたり、前述の戦闘スタイルから近接技しか持たない一輝にとってはありとあらゆる面で天敵とも言える。
嫌な性格ではあるがそれなりにイケメンでガールフレンド達がいる位にはモテてはいたが、実はステラの言う通りかなりのチキンで精神面はかなり脆く、一輝との試合で最後に無様な降参宣言を出したことでそのガールフレンド達にも見放されてしまった。なお、その後の去就は不明。
8巻では登場こそしていないが、キャラ紹介や戦闘で随所に桐原戦のリスペクトが盛り込まれたり、一輝本人から何と「破軍の中でも有数の実力者」として珠雫やアリスなどを差し置いてステラと刀華と一緒に桐原が挙げられたりしたりと優遇されている。
戦闘能力
前述の通り、反則級の完全ステルス能力と優れた弓術を持つ。位置が分からなくても当てられる広範囲攻撃には弱いが、それを使えない相手には一方的に勝てるというピーキーな戦闘スタイルである。相性の悪い騎士とは一切戦わないというスタイルから、泡沫と同様に学内序列には入っていないが、自らの能力を磨き上げる努力も怠っておらず、性格や精神面以外は間違いなくかなりの強者。
アニメでは森を作ったり草木で出来た爆弾や巨大な矢を出したり、まるで自然系能力者のような描写が見られる。何気に「朧月」のデザインもそれらしくなっている。
原作ではそのような設定は一切なく、おそらく演出上の都合などで追加された要素と思われるが、結果として強敵らしさが更に増した。これらを磨き上げればまだまだ強くなる余地はありそうである。がんばれ桐原君。
- 伐刀絶技「狩人の森(エリアインビジブル)」
《狩人》の代名詞とも言える完全ステルス能力。
一度発動させるといかなる索敵方法を駆使しても捉えることが出来なくなる。たとえ彼が声を発しても相手には頭に直接響くように聴こえ、方向の特定もままならない。
隠せるのは自身のみで放たれた矢は隠せないのでそこから位置の予測をつけられるという欠点があったが、作中時点では矢のステルスも可能となっており克服済み。まともな対策としては、広範囲攻撃技で辺り一帯を潰すくらいしか有効な方法が無い。 - 伐刀絶技「驟雨烈光閃(ミリオンレイン)」
放った矢を空中で弾けさせて驟雨の如く大量の矢を降らせる伐刀絶技。 - 森召喚(名称不明)
アニメで見せたオリジナル伐刀絶技。
フィールド全体に森を作って有利な地形に変えたりする。「狩人の森」に併せて展開された。 - 爆弾(名称不明)
アニメで見せたオリジナル伐刀絶技。
木の実状の爆弾を作って相手に投げる。一度に大量に出してばらまくことが可能。
途中まで全く使う素振りもなかったことからすると、おそらく恐怖で土壇場になって覚醒して出たものと思われる。あるいは単にその戦術上使う必要がなかっただけかもしれないが。 - 巨大な矢(名称不明)
アニメで見せたオリジナル伐刀絶技。
「朧月」を腕に纏わせる形に変形させ、大木並の大きさの矢を放つ。
上記と同じく、おそらく恐怖で土壇場になって覚醒して出たものと思われる。「そうだ、ジャンケンで決めよう!」などとのたまいながらこれほどの反撃を放ってみせた彼はやはり只者ではないと言える。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 落第騎士の英雄譚
- 黒鉄一輝
- キリト(中の人&桐繋がり)
- ジャンケンで決めよう!
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