『武力 ～BURIKI ONE～』とは、SNKがハイパーネオジオ64で開発・発売した3D対戦型格闘ゲームである。
概要
女っ気ゼロの超硬派リアル格闘ゲーム。男の男による男のための、漢ゲー。早すぎた名作スルメゲー。
テレビで中継される格闘技大会のような雰囲気で、スポンサーやインタビュー、スタッフロールなど緻密に作られている。
また、リアルと銘打っている通り、各ファイターごとの挙動のリアルさも追求している。
本作品では、『龍虎の拳』『KOF』シリーズでおなじみのリョウ・サカザキが登場するが、リアル志向の影響で「覇王翔吼拳」を使わざるを得ないどころか「虎煌拳」のような気弾が無い。
この独特な筐体と操作感・打撃の重さは格ゲーファンの目を引いたが、奇をてらいすぎたか一般層への人気には至らず。続編は無い。
東京の大久保アルファステーションでたまに対戦会があるようで、対戦動画がupされている。
操作
これまでの格闘ゲームの常識を覆す、”左がボタン、右がレバー”という試みがされている。
移動は左側のボタンを押して前進後退。右側のレバーが攻撃ボタンとなる。画面上では矢印でパワーバランスが表示されており、この位置次第でダメージが変化する。
登場キャラクター
一部のキャラクターはその後のSNKプレイモア作品にちょこっと登場している。
- 天童凱 日本 総合格闘技
- リョウ・サカザキ 日本 空手 （極限流師範。グレーの胴着で戦う）
- パヤック・シピタック タイ ムエタイ
- 徐竜誠（ソ・ヨンソン） 韓国 テコンドー
- イワン・ソコロフ ロシア レスリング
- 暁丸 日本 相撲
- ロブ・パイソン アメリカ ボクシング
- ジャック・デュガリ フランス 柔道
- パトリック・ファン・ヒディング オランダ プロレス
- 西園寺貴人 日本 合気道
- 宋玄道（ソン・シャンタオ） 中国 太極拳
- ズィルバー ドイツ 我流空手 （本作品のラスボス）
関連動画
プレイ動画
対戦動画
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関連項目
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