渋谷公会堂(英: Shibuya Public Hall, LINE CUBE SHIBUYA)とは、東京都渋谷区にある多目的ホールである。略して渋公とも。
概要
初代(1965年~2015年)
初代渋谷公会堂は1964年に完成。当初は東京オリンピック(1964年)の重量挙げの会場として使用され、五輪終了後に改装されて翌1965年にコンサートホールとして正式に開館した。
渋谷駅・原宿駅から至近距離にある2000人規模のホールという特性から、「ライブハウスでは客を収容できない規模に成長した歌手・バンドの登竜門」という役目を果たし数々のライブが行われるようになった。
その他、道路を挟んですぐ向かいがNHK放送センターという立地の良さもあり、テレビ番組の公開収録にも頻繁に使われるようになる。「8時だョ!全員集合」(TBS)、「NTV紅白歌のベストテン」「ザ・トップテン」「歌のトップテン」(日本テレビ)の公開生放送の会場としても使用された。
2005年に全面改装され、その際に渋谷公会堂の命名権(ネーミングライツ)が設定された。これを購入したサントリーにより、2006年~2011年の間は同社の炭酸飲料ブランドにちなむ「渋谷C.C.レモンホール」という名称で呼ばれていた。
2015年、渋谷公会堂の老朽化と隣接する渋谷区役所と共に建て替えを行うために閉館。10月に行われた沢田研二のライブをもって初代渋谷公会堂は50年の歴史に幕を閉じた。
2代目(2019年~)
平成から令和へ改元を経た2019年、2代目渋谷公会堂が竣工。地上6階、地下2階、塔屋1階のフロア構成となった新生渋谷公会堂は、収容人数を1956人と初代(2084人)より若干減らしたものの同規模のコンサートホールとして維持された。渋谷公会堂の命名権はLINEが獲得し、「LINE CUBE SHIBUYA」という新名称が附与された[1] 。なお、「LINE CUBE SHIBUYA」はあくまで通称名である[2]。
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関連項目
脚注
- *渋谷公会堂、新名称は「LINE CUBE SHIBUYA」 10月オープン、Perfumeがこけら落とし: ニコニコニュース
- *渋谷公会堂の開設日及びネーミング(通称名)が決まりました: 渋谷区役所(PDF)
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