草薙ゆま(くさなぎ ゆま)とは、WHITE FOX製作のオリジナルアニメーション『装神少女まとい』に登場するキャラクターである。本作のメインキャラクター・纏装者の1人。
概要
中学1年生の女の子。物語開始時で13歳。主人公である皇まといの親友(ただし学年は違う)。家は作中世界で大きな勢力を持つ「天方神社」という神社で、そこの神主・宮司を代々務める一族の1人娘。次期巫女の最有力候補と見られている。父親は草薙拓人(くさなぎ たくと)・母親は草薙智香(くさなぎ ともか)・祖父は草薙清玄(くさなぎ せいげん)。現在は縁結びの神社として宣伝してカップルに人気の場所となっているが、実は纏装能力を持つ巫女を輩出している組織であった(ゆまには詳しい事は知らされておらず、伝承のみ知っていた)。
代々伝わるという「退魔の巫女」に強い憧れを抱いていた。ある日、神社で管理されていた神器と巻物を持ち出し「退魔の巫女」となるべく纏装の儀式を実施した所、ゆま本人ではなく偶然その場に居合わせたまといが「退魔の巫女」となってしまった。
実はゆまは幼少期に遭遇した2匹の妖怪と一体化しており、既に「退魔の巫女」になっていた。その時はまだ幼過ぎたために祖父によって妖怪と能力を封印されていたが、後にクラルス・トニトルスの協力によって妖怪コンビを解放。対話とゆま本人の勇気によって纏装を成し遂げた。
天真爛漫で好奇心旺盛なお調子者。常に元気いっぱい・笑顔増しで自重するという事を知らず、思い立ったらすぐ行動に移す直感派アクティブ娘。大人し目なまといを連れまわして騒動を起こすトラブルメーカーだが同時にまといやクラルスに良い影響も及ぼすムードメーカーでもある。人懐っこく、誰に対しても親しげに接する。
子どもっぽい所がよく見られ(ってか年齢的にも十二分に子ども)、「退魔の巫女」への憧れも子どもがヒーロー・ヒロインに憧れるのと同じ理屈だろう。その憧れが強いからか、退魔活動(略してタイカツ)にはかなり乗り気で、立てこもり現場や別次元など危険しかないような場所にも自分から進んで突っ込んでいく(纏装有り無しに関わらず)。そして、ソレにまといも付き合わされる。その他にも狐・狸をさん付けで呼んだりと幼さが見られる。「退魔の巫女」としての使命感や責務は強く率先して戦いに向かう。
纏装能力が判明した次話(第6話)ではOPを乗っ取りやりたい放題した挙句、傍で見ていたまといに突っ込まれていた。本人曰く「ゆまちんはあやまらない!」。
外見
通常時
髪の色は深い青。髪型はツインテール。前髪の右側をヘアピンで留めている。小柄で華奢な外見で、性格通り幼さが目立つ。
纏装時
ゆまは狐と狸の妖怪風神様の姉弟と一体化しており、メインを誰にするかでコスチュームと能力が変化する。
狐時は着物をかわいいメイド風にカスタマイズした服装になり、もふもふした大きな狐の尻尾が生える。素早い動きと爪による斬撃攻撃が得意。
狸時は大正モダン香る学生服風の男装コスチュームとなり、やっぱりもふもふした狸の尻尾が生える。茶釜に変化する事で敵の攻撃から自分や仲間を防御する事が可能。
関連静画
関連項目
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