この記事は『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』のネタバレを含んでいます。 |
誉望万化とは、『とある魔術の禁書目録』の登場人物である。
概要
念動使い(サイコキネシスト)であり、大能力者(レベル4)。頭に無数のケーブルを生やした特殊ゴーグルを装着していることが特徴。
常に瞳孔が開き気味で無機質な表情をしており、仕事であれば顔色一つ変えず標的を始末する冷酷さを持つ。しかし『スクール』の同僚に対しては砕けた態度で接しており、猟虎の色仕掛けに反応してしまう少年らしい様子も見られる。
猟虎の教育係であるが、猟虎からは舐められており「パシリ」「瞳孔開きっぱなしの人」「シャンプーハットみたいな変なの被ってる」など散々な言われようである。誉望君カワイソス…。誉望曰く「何かとストレスになるので仕事以外では関わらない」とのことだが、猟虎のボッチ飯を気遣って食事に誘ったり、フレンダに殺される寸前に彼女を助けたり、となんだかんだで結構気にかけている。
表面に出すことはないが自分の能力は超能力者(レベル5)相当であると自負している自信家。かつて能力の汎用性でキャラがかぶるという理由で垣根帝督に下剋上を挑むが返り討ちにされる。その後、何らかの懐柔工作を受け『スクール』入りした模様。相当手酷くやられたのか、垣根にはトラウマを植え付けられており彼の威圧で嘔吐してしまう程である。
10月9日に勃発した暗部抗争では『グループ』の下部組織の護送車を単身で襲撃。護送される人材派遣(マネジメント)を抹殺する。その後、素粒子工学研究所にて麦野沈利と対峙。ロクな戦闘描写もなくあっさり麦野に殺されてしまう。麦野曰く「あの中じゃ大した力はなさそうだったけどね」とのこと。誉望君マジカワイソス…。
念動能力(サイコキネシス)
暗部組織『屍喰部隊(スカベンジャー)』の作楽木ナルハと同じ念動系統の能力であるが、誉望は汎用性に特に長けている。
情報の分析・抜き取り・転写を可能とする特殊ゴーグルを能力のスイッチとすることで、念動能力を応用した発火・無音化・透明化・電子操作など多種多様な能力を使用できる。
電子操作に関しては8台のサーバーを同時に操作することで学園都市中の情報網からハッキングし、機密情報からプライベートな会話まであらゆる情報を手に入れることが可能。
なお、ゴーグルのケーブルは伸縮性があり着脱も可能。有事で能力を行使しない時は、ゴーグル自体外していることもよくある。
余談
- 原作では、ゴーグルから伸びたケーブルは腰の機械に繋がっている設定であるが、漫画やアニメでは腰の機械の描写を省かれることが多い。
- 『スクール』の一員である獄彩海美と同様、原作では名前が分からず読者からは「ゴーグルの少年」「ヘッドギアの少年」などの通称で呼ばれていた。およそ8年の歳月を経て外伝『超電磁砲』にてようやく名前が判明した。
- 原作での台詞は人材派遣に呟いた「いや、こちらこそ」「残念だ」の二言のみ。そのため、アニメ『とある魔術の禁書目録Ⅲ』では台詞が省かれてしまい声なしで出番終了となった。涙拭けよ誉望…。広瀬氏の声が付いたのはアニメ『とある科学の超電磁砲T』が初である。
- 漫画『禁書目録』では透明化でそれなりに麦野を手こずらせていたことが示唆されている。しかし、滝壺の「能力追跡」により姿を見破られた模様で、やはり麦野に瞬殺される。垣根からは無理に戦わず足止めだけしていればいいと命令されていたらしいが、自信家の誉望の性格から麦野とあえて交戦した可能性も考えられる。
関連動画
関連項目
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