貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい単語

キフジンローザハカゲカラアイヲミマモリタイ
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男性同士のラブとは、まるで美しい薔薇のようだ。

色鮮やかで、どこか淫で、退廃的

情熱的で、を引かずにはいられない魅力があり、芳しく咲き誇る。

 

パステルカラーの穏やかな々が咲く庭で、今は異端に見える一輪薔薇

けれどいつの日か、この庭中に、いや、世界中に、この薔薇の園を広げてみせる――。

1.ローザは「推し」を手に入れたい(1)exitより引用 

貴腐人ローザは陰から愛を見守りたいとは、中村颯希による小説作品及びそのメディアミックス作品である。

概要

2019年11月25日より小説家になろうで連載を開始、2019年12月14日に1部が完結し、2020年6月1日より2部の連載が開始。2020年7月10日完結しているが、その後もいくつかの短編を開している。

2020年6月5日エンターブレインから書籍版が刊行、イラストはわるつが担当している。
さらに2021年11月17日には『FLOSコミック』にてコミカライズの連載も開始。作画ののが担当している。

なお、本作はタイトル等で誤解する人もいるかもしれないが、BLでも転生ものでもない。天才的に腐った妄想力を持つ美少女が、森羅万象に対して盛大に萌え散らかしているだけなのに、なぜかその度に聖女と誤解され、挙げ句うっかり救国してしまう感じの物語exitである。(作者談)

ストーリー

ローザは、その美貌と慈深さで知られる伯爵令嬢
しかし実際は、薔薇、つまり男同士の恋愛妄想をたぎらせ、己の萌えを追及しまくる貴腐人であった。

そんな彼女は、修道女となって「聖書」を記し、大陸中に薔薇を広めること。

未来の出に備え、修院に寄付したり(賄賂)、識字率向上に努めたり(布教の下準備)、領民のために腐葉土を作ったり(腐らせるのが得意)して過ごす彼女だが、十四歳のある日、異ベルナルドと出会ってしまう。

彼こそは理想の「受け」、千年に一人の逸材だと断定したローザは、「ベルたん総受け計画」を策定し奮闘。
しかしその腐りきった振舞いはことごとく高潔な行いと勘違いされ、王子王女、さらには異王子まで巻き込んで、中にを与えることとなり――?

貴婦人の中の貴婦人、高潔と慈る「薔薇天使」とあだ名された、ローザ・フォン・ラングハイムの物語

小説家になろうexitより引用

登場人物

ローザ・フォン・ラングハイム

本作の主人公にして重度の腐女子14歳
物心がついた頃より男性男性との恋愛妄想を咲かせ、5歳の時に「薔薇の園(BL)を世界中に広める薔薇教の教祖になる」という腐りきったを抱くようになった。

王侯貴族にのみ許された魔力による『癒し魔術』を扱うことができ、応用した腐葉土づくりも得意。

ちなみに、その性癖は表に出しておらず、妄想に胸を高ぶらせすぎて失神してしまうことや、日の下に出ることが少なかった為か日に当たるとく腫れてしまう弱くい肌であることから病弱女性と周りからは認識されている。
加えて、父親である色狂いで領民や屋敷の人間から嫌悪されているラングハイム伯爵とは異なり、自らの野望の為に自己研鑽に励み人々から慕われるように振る舞っていることから、人々から慕われ『ラングハイムの薔薇天使』と賞賛されている。

そんな勘違いと妄想に熱を上げすぎて話を聞かないことが多々ある為、互いの話が全にすれ違っていることも多々ある。

ベルナルド

ローザとは腹違い。13歳。んほぉおおおおおおお!五億点満点!推し!

伯爵であった父親に認知されず、売りの母親とともに下町で暮らしていた。の死後に館に引き取られたが、伯爵館にやってきたことを期にローザと同じ屋敷で暮らすこととなる。

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