長崎そよ(ながさき そよ)とは、メディアミックスプロジェクト『BanG Dream!』並びにテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』に登場するキャラクターである。
概要
ガールズバンド「MyGO!!!!!」のベース担当。
誕生日は5月27日。月ノ森女子学園の高校1年生。星座はふたご座。
好きな食べ物はミネストローネ。嫌いな食べ物はホルモン。趣味はアロマ。
ベージュ色の長い髪が特徴の大人びた美しい容姿で、いつも穏やかな雰囲気のお姉さん的存在。誰にでも優しく、周りから頼られることが多い。
学校では中等部の頃から吹奏楽部に在籍し、コントラバスを担当。吹奏楽部での演奏を見た豊川祥子から実力を認められ、スカウトされる形でCRYCHICに入る。
面倒見が良く、バンドの調整役として優しくメンバーを諭す姿からファンからは「そよママ」と呼ばれるようになっていた。
アニメに先行する形でweb上で公開された「MyGO!!!!!の日常」でも明らかに言動がめちゃくちゃなメンバーを優しく見守る彼女の姿があった。
健康志向が強いらしく、徹夜はしない主義。メンバーに健康に良い食品やグッズをアドバイスしたりもしている。
この先は、そよさんの素性を説明したネタバレが含まれています。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
実は元々裕福な家庭だったわけではなく、小学5年生のときに両親が離婚。そのときに「一ノ瀬」から苗字を改め、母親と二人暮らしになる。
その後、声が椎名へきるの母親がトレーダーとして大成功したことで超高級マンションに引っ越すほどの富豪となる。しかし多忙な母親はなかなか家に帰れず、広い我が家で一人孤独に過ごすようになってしまい、いつしか周りの期待に応えるために誰にでも優しく、聞き分けの良いキャラを演じるようになっていた。
そんなそよにとって、CRYCHICはようやく見つけた居場所だった。しかし、CRYCHICは祥子の脱退になって解散し、居場所を失ったそよはCRICHIC復活のためには手段を選ばない女と化していった。
高校生になり、千早愛音からの誘いに乗っかり、元CRICHICメンバーの高松燈、椎名立希と再会を果たして新たにバンド活動をスタートさせる。だが、燈たちの気持ちをよそにそよは裏で祥子と若葉睦をバンドメンバーに引き入れようと画策。そのために愛音と要楽奈は必要ない存在とみなし、いずれバンドから出て行かせようというバンドリ史上例のない最大級の裏切り行為を企てていた。
優しいお姉さんキャラは表向きの姿であり、実際の彼女は裏表のあるキツい性格であった。彼女の癖である爪を弄る仕草は苛立ちを抑えるための仕草であった。
そして、MyGO!!!!!の初ライブの際、楽奈のアドリブでCRYCHICの楽曲である「春日影」を演奏。ライブを見に来ていた祥子は涙を流しながら会場から出て行ってしまい、それを目撃したそよは演奏後、燈たちに対して「なんで『春日影』やったの!?」と激怒(楽奈はどこかへ行ってしまっていたが)。ついにその本性を燈たちの前にあらわにした瞬間であり、初めて本当に自分の気持ちをメンバーにぶつけた瞬間でもあった。
闇堕ちそよ
初ライブ後での衝突以降、ようやく対話の機会を得た祥子からは「おためごかし」と揶揄され、一方的に突き放されてしまう。流石にCRYCHICの復活は無理だと悟ったことで立希に自分の裏切り計画をあっけらかんと明かしてしまい、MyGO!!!!!メンバーとの関係は最悪のものとなってしまう。
今後、燈たちとの関係を一切立ち切ろうとしていたが、家までしぶとく付いてきた愛音の説得に渋々応じて再び燈たちの前に姿を見せる。
自分の手でバンドを終わらせるためにやって来たそよだったが、燈と愛音に手を差し伸べられ、ステージ上へと引っ張りあげられてしまい、演奏に参加。
最初は戸惑いながらも、「詩超絆」を演奏しているうちに心が熱くなってしまい、自分でも訳が分からないうぎにメンバーと一緒に号泣。伝説に残るような感動的なライブをやり遂げ、解散寸前だったMyGO!!!!!は奇跡の回復劇に成功する。
そよさんからそよりんへ
けっして腹に据えたものが無くなったわけではないが、そよはアニメ10話のライブ後にMyGO!!!!!に復帰。しかし、復帰後のそよはこれまでの優しいお姉さんではなく、毒舌家で色々と物申すキャラになっていた。声もこれまでよりも低いトーンで話すようになる。
特に色々と無理難題を言ってくる愛音に対する当たりは強く、立希と二人でズバズバとダメ出しをするようになっていた。愛音からはこれまでの「そよさん」ではなく、「そよりん」と呼ばれるようになっていたが、本人は露骨なまでに嫌がっている。
ただ、悪女に徹しきれないのが彼女らしいところで、自宅をバンド練習の場として提供したり、曲作りのため徹夜続きの立希にアロマを勧めるなど小言を言いながらも面倒見の良さはそのままだった。
バンドにいるときは黒い本性を隠さず、チクリとキツイ言葉をこぼすようになったが、結局「みんなのママ」は辞められずにいる。
また、実は燈の歌詞を苦手としていたことを明らかにし、その理由は自分自身の心の叫びでもあったからだと語っている。裏切り行為を働いた自分に手を差し伸べてくれた燈に感謝はしており、そういう自分と向き合うことを決意している。
こうして彼女もまた、迷子のまま燈たちと共に前へ進んでいくのだった。
ちなみに、バンド以外の人間と接する際はこれまで通りの柔らかい言動のままであり、一部から「よそ行きのそよさん」と呼ばれている。
また、そよのステージ衣装は制作の段階で楽奈に切られたため、布が半分になっている。
関連動画
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関連項目
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