R-15とは、15歳未満○○禁止を意味する制限基準である。類義語は15禁。
曖昧さ回避
概要
R-15のRは「制限された」などを意味する「Restricted(リストリクティッド)」の略である。
主にR-15が意味することは、暴力的・猟奇的内容や、一定の制限下で撮影された性的内容を含むことによる、15歳未満の視聴及び閲覧の規制である。
同様に18歳未満の視聴及び閲覧を規制する「R-18」が存在するが、日本の映画界においてR-18はその大半がポルノ作品に適用されるため、R-15指定といえばおおむね「大人向け作品のうち、ポルノ作品に該当しないもの」を指す言葉として認知されている傾向にある。しかしながら、ポルノ作品以外にも残虐描写や反社会性描写が極めて強い作品がR-18指定となる事例も多く存在する。
なお、映画においては2009年5月より「R15+」に表記が変更されているが、意味はどちらも同じである。
その趣旨から、暴力的・猟奇的シーンが多い作品や、ネタとして性的または下品な表現を多く含むコメディ作品などが指定を受けているほか、2006年に公開された江川達也原作・監督の映画「東京大学物語」では性交シーンをニプレス・前貼りありで撮影された(=乳首と陰毛の露出がない)という理由で、R-18ではなくR-15指定とされた、というようなケースも存在する。
R-15指定を設けているのは映画作品の他、PCゲームにおいてもR-15指定がされることがある。
なお、家庭用ゲームのソフトにおいて15歳を利用の基準としているレイティングは、CEROにおけるCであるが、これはあくまで15歳以上対象であるため、15歳未満の購入・使用を禁止するものではない。
ニコニコ動画におけるR-15
ニコニコにおいては、暴力的・猟奇的表現の動画よりも、性的表現のある動画にこのタグがつけられていることが多い。
R-18に該当するほどではないが、しかしエロいと思われる動画にR-15のタグを付けていると考えられる。
なお、R-18タグは動画オーナーのみが登録できるが、R-15タグ及び18禁タグは閲覧者によって自由に登録したり削除したりすることができる。
ニコニコでは、R-15タグが付いている動画でも、15歳未満の視聴・閲覧自体は可能である。
ニコニコ静画におけるR-15
ニコニコ静画には分類としてのR-15カテゴリが存在し、閲覧前に確認画面が表示される。詳しくはニコニコ春画を参照。
関連項目
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