ニコニコ大百科

カタリナの何がすごいって、こういう「皆から慕われる魅力のある人」ってキャラ造形はメチャクチャ難しいんだよな
そういう『設定』による周囲の反応ばかりが描かれて慕われる要素が謎だったり、下手すると「コイツのどこに魅力があるんだよ」って事になるような人物になってる場合もままある
善性の塊のようにするとこれみよがしな偽善者っぽくなったり、マリアみたいに「すごくいい子なんだけど、キャラとしてカリスマがあるかと言われたら『普通』」みたいなテンプレ主人公キャラになったりする
かといって馬鹿行動させすぎるとただのギャグキャラになったり、「愛すべき馬鹿」ではあるが人から尊敬されるか？といえば疑問符がつくウザキャラになったりする
これらを上手くバランス調整して、「そりゃコイツは慕われるわ」をガッツリ納得させるパワーがある

牧場物語や陶芸は草だわ

ギャルゲや乙女ゲーだと主人公はマリアでいいわけだから難しいな。
ゲームだとルートで一人落とせばいいだけだし。
物語だと銀英伝のキルヒアイスポジになってしまう。

多くの人物を威圧じゃなくて魅了するキャラって確かにあんまり思い浮かばないな。
敢えて言えば蒼天航路の劉備くらいか？(違う言われそうだ)

読者視点でも嫌味なく「ああ、この人なら好かれるよね」と思われるキャラ作りってのは難しいからね
パッと思いついたのだとフルーツバスケットの透は作中でも大半のキャラに好かれてて
読者からも概ね良い子扱いではあるかなあ（一部良い子ちゃん過ぎで受け付けないという意見もあるが）

いずれにせよ、あんまり作中で上げられ過ぎてると読者からは気持ち悪いとか
宗教・洗脳みたいって評価になってしまう事も多いから、その辺バランス取れてて忌避感無いのは上手いなって思うわ

オープニングがサザエさんに聞こえて仕方ないんだが

基本的な善性行動が救世主の様な救済でなく、
そっと寄り添って、支えるにとどまってるのが、
大きいと思う。
救い上げるでなく、支えて自力で立ち上がらせる。
感謝はすれど崇拝はせず、好意はもてど信仰はせず、
ただ、一緒に笑い合いたい人。


あと、(野猿の)カタリナと出会わないと、
大小差はあれど、闇落ち破滅ルートが、
見えて来るのが･･･特に男性陣。

結局のところ麗華様の焼き直しなんだけどね

現カタリナによって一番人生変わったのキースよな
チャラ男のチャの字もなくなった

Youtubeのボイスドラマ今聞いたけど、めっちゃいいな
攻略される側の視点がそのつど挿入されるのもこの作品のいいところだと思うから、見てない人がいるであろうことがもったいなく感じるくらい
特にカタリナと出会ったことによる心情の変化が声色で表現されててすごい

4話でついにマリア登場か
そして結局アンの話はやらないのかな?

キャラごとの変化
ジオルド：無関心 → カタリナにガチ惚れ
キース：チャラ男 → シスコン
メアリ：アランにゾッコン → カタリナにゾッコン
アラン：ジオルドとの仲が険悪 → ジオルドとの仲が良好さらに音楽スキル開花 代償としてメアリからの好感度ダウン
ソフィア：ブラコン+引き籠り → 同人オタク
ニコル：むっつりシスコン → むっつりカタリナLOVE

この無自覚に男も女もたらしていく様は正になろう主人公

カタリナ様が打算で動けるわけないだろうという共通認識

4話のあらすじだけ見ると脳内会議だけで話を消費するかのように見えて笑う。

↗👑↘
🐍←🐵

たらしていく展開に不自然な所が無いのが大きい

野ざるインストール前何で家族中ダメなのかと思ったら最初からギスギスしてたのか父親はラブ母親は父親惚れ込んでたけど顔にコンプレックスあって政略結婚と思い込んでた所に隠し子らしきキースを養子、母親鬱っぼくなり父や娘に構う余裕消え父はその分娘を甘やかす元カタリナはキースのせいで母が元気無くなったと思い込みキースはトラウマ持ったまま
うん、そりゃギスる

野猿は、「緑の手」というアランの名台詞を先取りしちゃったけど、
その後にFL本編でのマリアの役回りも、知らずに先取りしちゃっているのが面白いな。
きっかけも時期も全く異なるけど（テストで平民に負け→婚約者の関心を取られた、15歳→8歳）、
アランの心の闇を解決していく流れは本質的に同じで。

声のせいでソフィアが腐ったチノちゃんにしか見えない

チノとシャロがオタク談義をしてる絵面とか想像したくないぞｗ

主人公に対してここまで好きって感情が溢れてくる作品は初めてだわ
というかコミュ力お化けだよねカタリナ様

もはやなろう系だとかどうとか関係ない
この主人公だからこそ面白い

この作品カタリナがフラグ横取りすることが多いけどそれで不幸になるキャラがいないのが良い、というかフラグ横取りさせたキャラも元のゲームの世界より生き生きしてるし人生を謳歌している人ばっかだから見てて楽しいのがポイント

キースに家族の温もり与えたりマリアの家庭問題修復はカタリナ様だからこそできた事だろうな
やっぱりすげぇよカタリナ様は…

カタリナ様の場合、素であの性格だから例えここが乙女ゲームの世界で自分が破滅する令嬢だと気がつかなかったとしてもみんな救済していた気がしてならない。
確かに破滅フラグ回避という目的を持って日々行動してるけど、とっさの時の言葉やいざという時の行動は明らかに素でやっているんだよな。
そこに破滅フラグ回避やあっちゃん情報がブーストになってさらに突拍子のなさやパーフェクト救済に磨きがかかるので、納得して見ていられる。

素であれだから余計惹かれるよなあ

後、地味にすごいのが7歳で全方位から慕われている（狙われている）状態になってからも8年間みんなと良好な関係を維持し続けるどころか周囲の人も含めてさらに良好な人間関係になっていっている事だよな。
ニコ動で「八方美人すぎて破滅するだろ」ってコメがあったけど、もしそうなら普通は8年後の段階で周囲の人間関係に何かしらのヒビが生じてると思う。

ジオルド達の性格が基本善性なのもあるんだろうけど、こういう所にもカタリナ様のコミュ力のヤバさを感じる。

アマゾンで円盤の情報を確認したら全12話で4巻、各巻3話ずつ収録っぽい
丁度3話でコミックスの1巻部分。8～15歳誕生日までをやったから
この後も
コミックス2巻＝4.5.6話で円盤2巻
コミックス3巻＝7,8,9話で円盤3巻
コミックス4巻＝10,11,12話で円盤4巻でいい感じに収まるんじゃないだろうか、コミックスがまさに各巻ごとにお話し一区切りついていておさまりがいいから

メアリとマリアは、相対的に不幸になっていると思うけどね。

好きになった相手がたまたま女という性別の野猿だったっていうだけだから･･･（震え声