ニコニコ大百科

とりあえずあの戦闘シーンは心が震えました
あんなものアニメで作れるのか

蒼きウルはどうなることやら

食事のときにナイフ＆フォークや箸ではなくコテを使ってましたな！

これなぜかうちにＯＶＡがあって、当時は小学生だったなあ
意味はまったくわからなかったし絵も好みじゃないのに、なぜか何度も見てテープダメにしたわ
25年ぶりに見ていまさらやっと意味がわかったけど、これはアニメ好きによるアニメ好きのためのアニメだね
今でも評論しづらいけどやっぱりまた観たくなった

単にアニメファンのためだけのものではないと思うな。戦わない軍隊が役立たずの衛星を打ち上げるって話はいいドラマだと思う。その功罪をめぐる葛藤もいい。
共感する人は多くはないのかもしれないけど。

>>57　一番楽しく見れたのは、amazonでオナホ探し中に偶然安いｄｖｄを発見し、なんの先入観もなかった俺だな　ははは

それにしても面白かったなぁ　２時間、全然飽きなかったなぁ

まあベタな表現とは言えばそれまでかもだけど、
ロケットが打ち上がったその時に地上にいた兵士も空にいた戦闘機乗りもみんなポカーンとしてロケットを見上げてたのが良かった
あの後王立宇宙軍メンバーはすぐ撤収したんだろうか、
それとも一時停戦みたいになって比較的安全に引き上げたんだろうか

>>67
あの共和国ってわりと合理的な考えをするところがあるから、作戦目的を完遂できなかった時点でさっさと引き上げたんじゃ無いかな？
だったら王立宇宙軍は安全に撤収できたと思う。シロツグは別として･･･

ここまで統乃さゆみの話なし。

こんなすごい作品があったなんて・・・
80年代劇場アニメで知ってたのはナウシカやジブリ関連・AKIRAくらいだったよ。

そういえばリイクニの例のシーン、江川達也が原画描いてるんだよな
「BEE FREE」連載中の頃のはずだけど一体何がどうなって王立宇宙軍に関わる事になったんだろう
エロい画描けるか否だったら作監陣の森山さんや庵野さんだってえっちなOVAに関わってらっしゃ（ry

蒼きウルﾏﾀﾞｰ?

例の打ち上げシーン見たくてDVD借りたけど、恐ろしく退屈だった

自分も幼い頃初めて見た時はそう感じたんだよなあ……（遠い目）

見てる間は「映画みたい」という感想だった、われながらバカみてーだけど
ストーリーの作り方とか映像とか全部、映画のようなんだよ。
うだつの上がらない主人公が惚れた女のために仲間と奮起して宇宙にいこうと頑張る話とか映画じゃん。
聞きかじりの前評判ではもっと難しい映画かと覚悟してたけど、すごく映画らしい映画で、見終わった後の達成感もあるいい作品だった。
周りの好評からハードルが上がってたんだけど余裕で超えるいい作品だった。

ただリイクニさん関連がちょっと薄い気がした。
主人公に襲われたのに、翌日弁解も聞かず謝り倒すところに、ちょっとした怖さを感じたのよ。
嫌うアプローチをとるとか、無視するとか、怒るとかじゃなく
ただただ謝るのって、コミュニケーションの否定だよね。
それは彼女の教義的に争ってはいけないから謝っただけに見えて、
本当は主人公のことをどう思っているのか、伝わらなかった

路面電車での一瞬のやりとりで大体補完したんだけど、その前に、主人公と本心ぶつけ合うとか、なにかエピソードあればなあと感じたよ

良くも悪くもロケット打ち上げシーンに全てを捧げた映画。
若いスタッフ達にとって映画その物自体がそのロケットだ。この映画を作って打ち上げたことだけでアニメ史に残る。

ときどき極黒の翼バルキサスとごっちゃになる

>>75
＞嫌うアプローチをとるとか、無視するとか、怒るとかじゃなく
＞ただただ謝るのって、コミュニケーションの否定だよね。

まさにその通りで、あれは二人が完全に「別の世界の人間」であることが明確になる重要なシーン。
あなたのその反応は制作者の意図通りだよ。
「あなたの言う『神様との適当な折り合い』が世の中を　こ　ん　な　風　に　してしまったのよ」
「こ　ん　な　に　便利になったさ」
という序盤の口喧嘩でも暗示されてるように、この二人は同じ土地に暮らしていても、同じ世界に生きていない。
価値観が根本的に違う。
シロツグから見たリイクニは、ある意味では宇宙よりもさらに遠い場所にいる。
レイプ未遂後のやり取りを通じて、シロツグはその事をはっきり理解してしまった。
言いかえると、そこに辿り着くことを諦めてしまった。
その後の路面電車での「行ってきます」は、あれ実は別れの挨拶なのよ。
（意地悪な見方かもしれんが、切り離された一段ロケットみたいなものとも言える。
リイクニはシロツグをここまで走らせた動機だったが、その役割が終わったらもう必要ない）

ゲームとか細部にまで独自の世界観詰め込みまくって
打ち上げシーン目当てで見たのに面白かった

今更ながらだけど本当に見てよかった
ストーリーが簡単と批判されるのも分かるけど、それ以上に画面から伝わる熱量が半端じゃなかった
こんなものをアニメーションという媒体に封じ込めることができたっていうのが楽しいことだし、とても良いことだと感じた
評価の高さからもっと堅苦しい作品なのかと思ってたけど、見終わった後に達成感と爽やかさが残るような映画でした

>>78
じゃあシロツグと心が通い合ったマナは、もう少し大きくなって自我がはっきりしてきたらリイクニの元を飛び出してしまうんだろうか。
（そしてよく言われるように、マナはシロツグとくっつくとｗ）

ずーっと見よう見ようと思ってたけど見ていなかった作品だったけど、見たらすっごい良かった…
なんというか難解なストーリーとかあるわけじゃないんだけど、全くの別世界でロケットを打ち上げるという話だけで、全編夢見心地で見れた。
それとない描写だったけど、価値観が違うシロツグとリイクニさんとか謎のほろ苦さがあったし
みんな戦いを忘れて呆然とロケットを見上げるシーンはすごく感動した

映画に自分が日常でみれない物や、全く別の世界観を期待する自分にとってクリティカルもクリティカルな作品だった

BSで見たけど、やっぱこれはOVAにしとく作品だったのでは？
映画としてはドラマが無さすぎる。ヒロインの女の子も不可解だし。OVAなら満足できた。
最後の発射シーンは映像として素晴らしいものだったけど、ロケット打ち上げただけの話じゃん。新エヴァでも思うけど、庵野秀明は映像見せたいだけの人でドラマ作る人じゃない。

寧ろ薄味だから良いんだよ。濃くするとよりアンリアルになりやすい。


シロツグが「お前の眼には何が見える」と聞かれた際に、「女のケツ」と答えて下世話な話と思われて「節穴だ」と評されるシーン、あれだけでしょうもなさだけで無く行き違いやシロツグの「憧れ、尊敬」の念まで表現していて深い。
あの時のシロツグが話す「女のケツ」はリイクニだけど、未遂後の話だった筈だから単なる性欲では無い。仮に未遂前でも宇宙飛行計画と殺人を通し、世界への哲学的な洞察を深めたシロツグにとっては、リイクニは単なる下世話な存在ではない筈だ。

シロツグとリイクニが進展する未来はまるで見えないが、縁が途切れない事だけはそのシーンで確信している。

そして、凡庸で俗物だったシロツグが最後にあの祈りを話すからこそ、ラストシーンは深く心に響くのだと思う。
本当に良い映画だ。そして映画でなければならない。

とは言え、ヒロインに魅力がないのは公開当初からずっと言われてることだし、現に全くその通りだと思う
シロツグがスピ系にハマることでリイクニと和解したのかといえばそうではないし、そこへの道筋も互いに一方通行的で色々中途半端だというのがやはり行き着くところにはなる

だが、誰がなんと言おうと王立宇宙軍は80年代のエポックメイキングだ

キャラクタービジネスが唯一の最適解ってわけじゃないから、まあこういうのもアリかなとは思う
いや商品だからほんとは良くないんだけどさ...

「オネアミスの翼」4KリマスターでUHD BD化。リバイバル上映10月28日
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1410717.html

４Kリマスター版が公開されたから初めて鑑賞したけど、とんでもない作品を80年代に作っていたんだなって思ったよ。古代の文化を残したまま科学技術を発展させた世界観に圧倒されてしまった。ただロケットを打ち上げるだけなのに、最後は感慨深い気持ちになったよ。

ジブリの『On Your Mark』みたいなショートショートでやるべき作品だったと思う
作画とか世界観の作り込みに全力を奮って、ストーリーの方面がおざなり
単純に、ロケット発射までの過程と葛藤を描くだけで2時間の尺をとる必要があったのかが疑問

作画に関しては本当に言うことない。一挙手一投足あらゆるシーンで作り込んでいた。ただそれが、アニメーターが己の力量を誇示したいがためだけの道具に成り下がってる印象

当時のＶＨＳ版パッケージ裏に「若い才能が結集した新世代アニメ！」みたいなアオリ文句が書いてあって、実際に視聴してみたら確かにそうだなって思えた作品。

途中のやたらオシャレなピストルで撃ってくるおばあさん？が今でも印象深い。