ニコニコ大百科

長っ鼻！

>>2
Fw-190D-9「呼んだ？」

>>2
ドーラはザワークラウトでも食ってろ!!

この機体の真価は戦闘爆撃機としての運用にあり、
F8Fなんかと違って朝鮮戦争まで使われ続けた理由でもあるので、
その辺りはもっとクローズアップして書いてくれるとすごくうれしい

大戦中も最終盤は日本本土上陸作戦を見据えて、F6Fを戦闘攻撃機としての使い勝手の良いF4Uに順次置き換えていってたみたいですね。

映画なんかだとミサイルで地上攻撃をやたらやっているイメージ、というか純粋に戦闘機として見た場合F6Fと比べると扱いにくさが目だって微妙に劣る印象

実際記事にも書いてある通り、ドム並みに幸先の悪いスタートだし、空母への着艦難しいし、F6Fのが対ゼロ戦で相性良かったからね。仕方ないね。

トータルのキルレシオでゼロ戦にちゃんと勝っていたから、
生き残った日本側パイロットの証言からいえば「F6Fよりくみしやすし」であっても
それ以外の、生還して証言する機会を与えられなかったパイロットを食いまくってると。
当たり前のことではありますけどね。

いやキルレシオは当然ながらゼロ戦に負けてるんだけど…結局どこをとってもF6Fの足下にも及ばないし失敗機の一つ

最終的なキルレシオは１１：１らしいぞ。アメリカ機の中じゃ二番目にゼロを食ってる機体でもある。
「ゼロ戦相手にしか役に立たん」と終戦を迎えたら海に捨てられたＦ６Ｆとは違って朝鮮戦争ですら活躍してるし。

戦果の大半がＦ６Ｆ以上に一撃離脱に偏ってるから、ゼロ戦搭乗員の視界に入るのは一撃離脱で仕留め損なって上昇に転じる後ろ姿のみ。高Ｇ旋回で寿命を縮め合ったＦ６Ｆの方が強そうに見えるのも仕方ない。

けど同じ戦法で活躍したＰ３８は「双胴の悪魔」なんだよな。この差は一体何だ？

P-38とF4Uの比較だと、P-38が二つのエンジンによる圧倒的な上昇力を誇っていたのに比べると、F4Uでは「ズーム上昇ではF6Fに劣る」とのパイロットの証言があるようで、実際にデータを見ても上昇力が馬力の割りには低い

さらに、武装でもP-38は機首への武装集中と20mm機銃の装備で当てやすさ威力ともにF4Uより優れている。やっぱり一撃離脱機としてはP-38の方が優れているね

あと余談だけど、「双胴の悪魔」の元ネタはドイツ語の「Gabelschwanz-Teufel」（英訳Fork-tailed Devil)から来てるらしいからドイツ軍が言い出したみたいね

>>9
米軍発表のキルレシオは、

　・対零戦ではなく対日本軍機である（爆撃機等もカウントしている）
　・撃墜報告につきものの誇大戦果を修正してない

ので、その数字をそのまま使っていい類の物じゃない（もちろんこの点はF6Fも同様）

朝鮮戦争で使われたのは、戦闘爆撃機として用法に天職を見出したからで、
あんまり他機をF4U評価のためのダシに使ってほしくは無いな

コルセアの最後の戦場ってかの有名なサッカー戦争だったのか

うろ覚えのどっかで見た情報だと
機種を問わず戦闘で失われた軍用機は米軍約8700で旧軍約2万とか
ただし後者は他の連合軍機との記録や駆り出された練習機なんかもあるから
その辺も考えて実際のキルレシオを考えてみるのも悪くないかも

う～ん

零戦については、旧海軍と米軍の記録を突き合わせた一般向け書籍があるから、
そこからF4Uとの空戦記録を抜き出せば、
「ある時期におけるそこそこ正確なキルレシオ」は出せると思う

ただし、そもそもキルレシオとは一体何なのか？　を、まず考えた方が良い
例）
燃料切れでボロボロの5機のF4Uを、20機の零戦で袋叩きにして互いに損害が5機ずつ、
という戦闘が続いた場合、両者のキルレシオは1：1になる

軍同士の航空戦にどっちが勝ってるかを言うなら意味のある比較だけれど
機種同士の性能比較としては

戦争末期のことを考えると日本海軍が米海軍に5倍の優位で戦う
ってのは中々想像しにくいな…
10倍差は当然として100倍もあり得た状況だしなあ（爆撃機も含めてだが）

性能差を調べるなら燃料とかを同一条件下で1対1でやるしかないが
戦中で起きたキルレシオなら数の差パイロットの腕の差
運用方法の差が影響するし

大戦後期型のF4U-4ですら最高速度750㎞/h近くとかべらぼうな高速戦闘機なんだな
低空戦闘爆撃機型のAU-1なんかだと爆装5000ld以上とかホント頭おかしい
なんでF6FやF8Fを差し置いて戦後も運用され続けたかと思ったらそりゃF4Uで事足りるわ

ミグ１５を撃墜したけどその直後に撃墜されてる（パイロットは脱出）

>>15
343空の31機出撃の紫電改が9機のF4U相手に２機撃墜、４機損失を出してる

米陸海軍共同の戦闘機性能比較(1944)だと、戦闘機としてはP-47に次ぐ2番目の高評価を得ている（P-51はF6Fと並んで3位）。戦闘爆撃機としてはP-47も抑えてトップ評価。
日本で弱く見られてる理由は
・初期は練度どころかエンジンの完成度も高くない段階での実戦投入だったのでだいぶ弱かった（ここでバグ出ししたためF6Fはエンジン面のトラブルが減ったとか）
・再度よく来るようになった戦争末期にはもはや機種判別できるパイロットが少なくなり、F6Fと混同された
なんて事情があったかららしい