まじかる☆ているとは (マジカルテイルとは) [単語記事]

まじかる☆ているとは、アダルトゲームブランド「ぱてぃしぇ」によって発売されたWindows用アダルトゲームである。
コンシューマ移植版としてプリンセスソフトからPS2版「まじかる☆ている~ちっちゃな魔法使い ~」が発売された。

ストーリー

魔法学院ハイ・クラスに通う主人公・ルシアンは、ある事件に巻き込まれ外見が幼児化してしまう。
元の姿に戻る目的も兼ね、事件の調査のため学院長の手配によりルシアンは同学院プリ・クラスに「ルシィ」として編入されることになる。
同じく事件に巻き込まれたプリ・クラスの少女たちの秘められた事情や主人公の父の死の謎も絡んで物語は展開してゆく。

概要

メインヒロイン6人中4人が「プリ・クラス6年生」という設定であり、原画家の傾向もあってなかなかのペドゲーである。
そこ、「プリ・クラス」であって「小学校」じゃないんだからね！
主人公はそのヒロインたちよりもさらに年下の外見になっているため、作中ではさんざんおもちゃにされたりする(非性的な意味で)。それでもプレイヤー的にはむしろご褒美かも知れないが。

同ブランドの前作「Cafe Little Wish」からヒロインの一人(というより、レストラン「カフェ・リトルウィッシュ」そのもの)がゲスト出演しており、コンシューマ版ではゲスト出演がもう一人増えた上、攻略も可能。

どうでもいいが6年生キャラは4人しかいないのでミニバスはできない。

主な登場人物

ルシアン・ウィローナイト: 主人公。魔法学院ハイ・クラス生。偉大な父親や精霊族としての出自にプレッシャーを感じ、無気力な生活を送る。ナイトメアと戦った際呪いを掛けられ外見が幼児化。記憶喪失という触れ込みで「ルシィ・メイボーム」の名で魔法学院プリ・クラスに編入される。
シュナ・アナメバール: ヒロインの一人。魔法学院ハイ・クラス生。主人公の幼馴染み。いつも前向きだがドジっ子属性持ち。教師になるのが夢で、学院で教員課程に属し、教育実習生としてプリ・クラス組ヒロイン達のクラスを受け持つ。特技は何もないところから花を咲かせる魔法。自宅でルシィを預かることになるが、正体がルシアンであることには気付いていない様子。
沙々（さしゃ）・リュドヴィック: ヒロインの一人。魔法学院プリ・クラス生。現代ではすっかり数を減らした純血の魔族。自分の出自(種族、家柄とも)に誇りを持ち、タカビーに振る舞う。男性が苦手で、シュナをお姉さまと呼んで慕っている。犬チック。ルシィを「ルチャリブレ」と呼ぶ^[1]。
レン・ジョルジャーゼ: ヒロインの一人。魔法学院プリ・クラス生。白魔法使いの名家の生まれで普段は楚々としたお嬢さま然としているが、見た目によらず小悪魔な一面も。学級委員を務める。沙々とはしょっちゅう衝突するものの喧嘩するほどなんとやらな間柄。ルシィのことは普通に「ルシィくん」と呼ぶ。
ティアナ・バーヴァニ: ヒロインの一人。魔法学院プリ・クラス生。予知能力があることからクラスメイトの多くに距離を置かれており、本人も対人関係に興味が薄いらしく人と話すことが少なく、無口。非常な大食漢でパン一斤くらいはぺろりと平らげる。ルシィを「ルームランナー」と呼ぶ^[1]。
ファーファ・ハニカット: ヒロインの一人。魔法学院プリ・クラス生。同級生と比べても言動が幼く、台詞にオノマトペが混じることが多々。家族旅行の途中大事故に遭い一人生還、その際記憶の多くをなくしている。ルシィを「ルシたん」と呼び半ばマスコット扱いしている。
アリア: ヒロインの一人。見た目はハイ・クラス生くらいに見える。街の雑貨店「シュレシンガー雑貨店」を切り盛りしているが、店主ではなく、店主の帰りを待ち続けているらしい。頭にちょこんと乗っけた王冠がチャームポイント。ルシアン達が小さい頃から外見が変わらないとの噂。
ディアドラ: 魔法学院の学院長にしてルシアンの母。豪快な性格で、今回の事件にも真剣に取り組む一方で、楽しめる範囲で楽しんでしまおうという姿勢も。
ナイトメア: 何者かによって召喚された悪しき存在で、人に憑依して操る。ルシアンに呪いを掛け幼児化させた。召喚主の意図に従い、世界樹に何かを仕掛けようと企んでいる。
エルロン・ウィービン: ルシアンの父(故人)。街の警護を預かる「センチュリアン」として活躍し人々の憧れの的でもあったが、12年前の日食の際の事件により落命。なお、センチュリアンの私生活は極秘であるため、エルロンがルシアンの父であることはルシアンとディアドラしか知らない。