エスケヱプ・スピヰドとは、九岡望によるライトノベル作品。イラストは吟。電撃文庫から刊行されている。
第18回電撃小説大賞《大賞》受賞作。
昭和に近い和風SFな世界観と、強大な兵器《鬼虫(きちゅう)》をメインとした戦闘が最大の特徴。
昭和一○一年七月、極東の島国《八洲(やしま)》は、二十年前の戦争で壊滅状態にあった。
廃墟の町《尽天(じんてん)》では、シェルターの冷凍睡眠から目覚めた人々が、暴走した戦闘機械の脅威にさらされながら生きていた──。
尽天で目覚めた少女・叶葉(かなは)は、ある日戦闘兵器に襲われたところを1人の少年と1匹の《蜂》に救われる。
少年の名は金翅(きんし)の九曜(くよう)。《蜂》と少年は、《鬼虫》と呼ばれる、八洲軍が技術を結集して製造した超高性能戦略兵器であった。
彼は叶葉を「暫定的司令官」と認め、彼女を守るため生存者たちの用心棒となる。人間との交流により、徐々に心を持ち始める九曜。だが、彼の目的は、同じ《鬼虫》である《蜻蛉(とんぼ)》の竜胆(りんどう)という男と戦うことであった。機械である九曜は、「兵器は戦って死ね」というプログラムに固執していたのだ。
人間と兵器、考え方の違う九曜と叶葉は、ぶつかりながらも互いを認め合おうとする。だが、九曜と宿敵・竜胆の決戦の時は、静かに迫っていた──。
最強の兵器《鬼虫》たちが繰り広げるノンストップ・アクション!
この作品の舞台となる島国。二十年前に海の向こうの《帝國》との戦争に敗れ、現在は壊滅状態にある。
八洲軍が採算を度外視し、持てる技術のすべてを集めて製造した九機の戦闘兵器のこと。
それぞれ特定のコンセプトに基づいて設計されており、一機一機が戦略級とされるほどの圧倒的な性能を誇る。
鬼虫と適合した人間(適性者と呼ばれる)を基にした本体と、巨大な虫(6メートル程)の姿をした《虫》の二つに分かれ、戦闘時は《虫》に本体が搭乗して戦う。(ただし、本体のみでもある程度の能力の行使や戦闘は可能。)
全身を水鉄(みずかね)と呼ばれる特殊な液状の金属が装甲に使われており、傷を負った際には自己修復する機能がある。
また、鬼虫はそれぞれ《特別攻撃術》(通称《特攻術》)と呼ばれる特殊な能力を一つもっている。
壱番式及び九番式を除く七機は、適性者と共に二十年前の戦争で八洲軍から失われたとされている。
鬼虫の適合者の名前はコードネームであり、本名は現時点では全員不明。
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掲示板
62 ななしのよっしん
2015/09/05(土) 01:46:34 ID: lDGg2xx5HQ
九岡先生がワナビ時代に書いてたアーマード・コアの二次小説を見つけたので貼っておきますね
http://r
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このころから文章は上手かったのね
端々から溢れんばかりに伝わってくる瑞っ子ぶりがなんだか微笑ましい
63 ななしのよっしん
2021/05/06(木) 22:22:42 ID: BVNOtEV06V
エイティシックスがアニメ化できたんだしこちらもアリなのでは?
64 ななしのよっしん
2021/10/26(火) 16:32:55 ID: g8lzN3HoAz
1巻の終わり方だともうちょっと他の閉鎖都市をいくつか旅してくれそうな雰囲気あったけど敵組織との抗争がメインだったのは少しもったいなさある
バトル描写は素晴らしかったけど短編と長編挟むような構成で2桁巻続いてほしかったなぁ
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最終更新:2025/12/05(金) 18:00
最終更新:2025/12/05(金) 17:00
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