キヌガサクセス！とは (キヌガサクセスとは) [単語記事]

私、重巡衣笠！
艦娘として戦ってたんだけど・・・

近代化改修の素材として除籍され、艦娘を辞めることに。
そして、気づいたら・・・

ドラフト8位で指名されて、野球選手になりました・・・

テレビじゃ見れない艦娘野球劇場【大初雪鎮守府】（24話）から

キヌガサクセス！とは、しーさいどによる大初雪鎮守府の外伝シリーズである。

概要

初出は大初雪鎮守府の24話と、おまけ作品である「衣笠、野球選手になるってよ」。
24話投稿の2か月後に単独作品「キヌガサクセス！」として公開され、シリーズ化となった。

艦娘を除籍になった衣笠だったが、野球界が艦娘時代の艤装から流れていた能力が身体に残留することで、身体能力が常人よりも向上した点に目を付け、艦娘を海を渡れない助っ人外国人の代わりとして積極的にスカウトしていた。その一環により、草野球経験しかない衣笠もプロ野球選手になることに。そんな衣笠が同じ元艦娘の選手たちと共に野球界で奮闘していくサクセスストーリー。

作中では頻繁にパワポケと思われるような表示形式・技法を使用されており、また作者によるパワプロ2016での再現動画もアップされている。

作品の時代軸は少なくとも現在より昔であり、艦娘以外に登場する選手たちは90年代から00年代に活躍した選手の名前をもじったものとなっている。（例：小坂→古坂）

登場人物

京浜

チームのモデルはハロルド作石の「ストッパー毒島」に登場する京浜アスレチックス。
艦娘以外の京浜選手の多くは上記の作品が原典となっている。

衣笠: 元々は初雪たちの鎮守府にいた艦娘。近代化改修用の素材として除籍された後、ドラフト8位で京浜に内野手として入団。背番号は28。怪我を知らない丈夫な体の持ち主。1年目の最終戦で初の1軍昇格をし、その試合で逆転タイムリーを放つ活躍をし、今後の更なる飛躍に期待がかかる。
大鯨: 京浜の投手兼任2軍投手コーチ兼任2軍監督。背番号は56。チームの財政難から、現役選手でありながら指導役も兼任している苦労人。昨年まで横横（横浜横須賀）に所属していたが、チーム事情で放出。投手陣の不甲斐なさに急遽登板することもしばしば。
熊野: 西宮から移籍してきたファンタジスタ。50球中45球をホームランにするほどのパワーがあるものの、ホームランを狙いすぎるが故に、大振りになっている。かつ守備にも難がある。
弥生: 衣笠と同じ年にドラフト9位で入団。背番号52。当初は内野手だったが、投手の素質が認められて転換。
響: 衣笠の2年目に入団。Верный（ヴェールヌイ）という名前が使えないため、登録名は衣笠発案の北別府に。
龍驤: かつて横横に所属していた選手。大鯨の元同僚。すでに引退しているが、頻繁にチームに出入りしている。
ヤン: 元提督。ユニフォームを着ないなどの練習態度の問題から1軍昇格に縁がないものの、確かな実力の持ち主。
野々市: 京浜の1軍監督。弱小チーム率い気苦労が多いせいか、体調を崩しがち。
三宅: 大鯨が1軍に帯同することになったため、招聘された新2軍監督。キツネの着ぐるみ。