集いし星の輝きが、新たな奇跡を照らし出す
光差す道となれ!シンクロ召喚!
光来せよ、セイヴァー・スター・ドラゴン!
(日本語的に「光来せよ」の使い方が間違っていることに突っ込んだら負け)
セイヴァー・スター・ドラゴンとは、アニメ「遊☆戯☆王ファイブディーズ」で不動遊星が使用するカードである。
ダークシグナー編における遊星の切り札であり、「スターダスト・ドラゴン」の進化形といえるモンスター。「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」、「スターダスト・ドラゴン」ともう一体のチューナー以外のモンスターをシンクロ素材として指定する。
以上の4つの効果を持っている。
初登場はダークシグナーとなった鬼柳との2回目のデュエル。
デッキトップに突然現れて輝きだし、ドローしたカードは「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」。そして「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」、「スターダスト・ドラゴン」と「スターダスト・シャオロン」をシンクロ素材としてこのカードがシンクロ召喚された。
鬼柳の場の「地縛神 Ccapac Apu」の効果を無効にして吸収し、Ccapac Apuへの攻撃を可能としてCcapac Apuに攻撃。戦闘ダメージと奪ったCcapac Apuの効果による効果ダメージによってデュエルに決着をつけた。
次の登場はダークシグナー編の最終決戦、ジャック、クロウとの3人チームでのVSレクス・ゴドウィン戦。
ジャック、クロウが走行不能で脱落し、さらに遊星のライフも1という絶体絶命の状況の中、遊星は仲間との絆によって「太陽龍インティ」、「月影龍クイラ」を破り、レクスの必死の猛攻を避け続ける。
その直後、レクスの胸から赤き龍の痣が消え、痣が持つべきものの元へ戻る。そしてレクスの(ルドガーの)ドラゴンヘッドの痣は遊星の下に渡った。赤き龍は仲間との絆を選んだのである。
そして「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」と「スターダスト・ドラゴン」、「スターダスト・シャオロン」をシンクロ素材としてこのカードをシンクロ召喚。レクスの場の「地縛神 Wiraqocha Rasca」の効果を無効にし、さらに「シンクロ・バトン」の効果によって攻撃力を上昇させWiraqocha Rascaを攻撃、ゴドウィンのライフを0とし、冥界の王を消し去った。
VSゴースト戦でも使用されている。このときも上記2.の効果を利用して勝負を決めている。
しかし、イリアステル編突入以降はアクセルシンクロによる「シューティング・スター・ドラゴン」がストーリー的にも重要なものとなり、使用回数も格段に多くなっているため、こちらの登場はしばらくなかった。
その後(現実世界で)1年ほど経過したころ、VSハラルド戦で久々の登場を果たす。
このカードの召喚ターンで決着が付かなかった初めてのデュエルだが、エクストラデッキに戻る効果が永続罠「ステイ・フォース」によって無効化されたためフィールドに留まった。
1.の効果によってハラルドの「極神聖帝オーディン」の効果を無効にし、ハラルドのフィールドを全滅させた。
このカードが登場したデュエルで初めてこのカードがフィニッシャーとならなかったデュエル。
このときのハラルドによればこのカードは「赤き竜の化身」らしい。VSゴドウィン戦での演出など、その言葉を裏付けるようなものもいくつか見られるが、これ以上の詳しいことは明らかになっていない。
攻撃名は「シューティング・ブラスター・ソニック」、効果名は上記1.が「スターダスト・フォース」、2.&3.が「サブリメーション・ドレイン」。
上記4つの効果のうち、アニメでは4.は一度も発動していない。さらに2.の効果はVSハラルド戦以外では全て発動している。3.の効果は初登場時(VS鬼柳戦)しか発動していない。
アニメでの登場から少しして、2009年7月18日発売、「STARDUST OVERDRIVE」でパッケージイラストを飾り堂々のOCG化。レアリティはウルトラレア、アルティメットレア、そして最上位のホログラフィックレアである。「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」もこのパックで共に登場した。テキストは以下の通り。
シンクロ・効果モンスター
※遊戯王カードWiki
星10/風属性/ドラゴン族/攻3800/守3000
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+「スターダスト・ドラゴン」
+チューナー以外のモンスター1体
相手が魔法・罠・効果モンスターの効果を発動した時、
このカードをリリースする事でその発動を無効にし、
相手フィールド上のカードを全て破壊する。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
その効果をエンドフェイズ時まで無効にできる。
また、この効果で無効にしたモンスターに記された効果を、
このターンこのカードの効果として1度だけ発動できる。
エンドフェイズ時、このカードをエクストラデッキに戻し、
自分の墓地の「スターダスト・ドラゴン」1体を選択して特殊召喚する。
注:「相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、その効果をエンドフェイズ時まで無効にできる」の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えるより引用
基本的にはアニメ版と同様の効果である。
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」はこのカードか「セイヴァー・デモン・ドラゴン」のシンクロ素材にしか使用できないので、手札にあるとなかなか使えずに持て余してしまうことが多い。「おろかな埋葬」などで予め墓地に送っておき、必要なときに「リミット・リバース」などで呼び戻して事故を防ぎたい。
「ワン・フォー・ワン」を用意しておけばデッキからの特殊召喚にも対応できる。チューナー以外のレベル1モンスターを用意するのにも利用できるので便利。
「スターダスト・ドラゴン」は単体でも十分活用でき、シンクロ素材の縛りなどもないので、そう苦労せずに「スターダスト・ドラゴン」をシンクロ召喚できるだろう。それが出来ない状況ではこのカードのシンクロ召喚は難しい。
「スターライト・ロード」で出すという方法もあるが、この場合エンドフェイズにこのカードがエクストラデッキに戻った際、「スターダスト・ドラゴン」は蘇生制限を満たしていないために戻って来れなくなることに注意。
※蘇生制限
特殊召喚モンスター(「このカードは通常召喚できない。」とテキストに書かれている特殊な召喚条件を持つモンスター、及び儀式、融合、シンクロ、エクシーズモンスターのこと)に課せられる特殊な制限。そのカードが正しい手順で特殊召喚されていない場合、墓地、除外からの特殊召喚が出来なくなると言うもの。「召喚条件を無視して~」の召喚条件には含まれない。
上記「スターライト・ロード」の場合、「スターダスト・ドラゴン」の本来の正しい召喚方法であるシンクロ召喚によって特殊召喚されたものではないため、この蘇生制限を満たせず、「セイヴァー・スター・ドラゴン」での特殊召喚が出来なくなるのである。
色々と複雑なので詳細の解説は遊戯王カードWiki
(外部リンク)に譲る。
残り1体のモンスターは、レベル操作などをしない限りはレベル1のチューナー以外のモンスターになる。
候補としては「スターダスト・シャオロン」のほか、容易に特殊召喚が狙える「ジェスター・コンフィ」や「ワンショット・ブースター」が狙い目。「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」の蘇生も同時にこなす「金華猫」も使用しやすい。
また、「星蝕-レベル・クライム-」の効果で特殊召喚できる「星蝕トークン」もおすすめ。
1つ目の効果は、相手の効果を無効にした上、相手フィールドを一掃する強力な効果。
発動が相手の行動に左右されるので、思うように発動できないことも多いが、相手にこの効果を警戒させてカードの発動をためらわせることができる。実際に発動できずとも、抑止力として働くことができる効果。
一度この効果を使った後は「ウィキッド・リボーン」で蘇生するといい。効果が無効になるのでエクストラデッキに戻ることなくフィールドに留まり続ける。また、1つ目の効果は発動の時点でこのカードをリリースしてしまうので、効果処理時には「ウィキッド・リボーン」との関係が断たれ効果が無効化されなくなる。
2つ目、3つ目の効果は相手モンスターの効果を吸収できる。こちらもまた強力だが、1つ目と同じく相手に左右されてしまうのが難点。理想を言えば制限級の強力モンスターだが、そう都合よくいないことも多い。エクシーズモンスターのほとんどの効果がコピーしても意味がないのもつらい。
とはいえ、攻撃力を上げる効果や破壊耐性を無効にできるだけでも十分活用できる。
4つ目の効果は実質デメリット。手間をかけても、エンドフェイズにはデッキに戻ってしまう。「スターダスト・ドラゴン」は帰ってくるが、やはり2体分失った穴は大きい。そのターン中に決着をつけられるときや、帰ってきた「スターダスト・ドラゴン」を利用して有利な状況を維持できるようなときを狙ってシンクロしたい。
総じて使いどころは難しいが、決まればこの上なく強力で、相手の切り札に対しても十分に対抗できる。フィールドの状況を見極める必要があり、玄人向けのモンスターといえるだろう。
このカードの、効果をコピーする効果は「~一度だけ発動できる。」なので、たとえコピー元の効果が「~する。」と書かれた強制効果であっても、発動するかどうかはプレイヤーの任意で選択できる。
エンドフェイズにエクストラデッキ(融合デッキ)に戻ると言う点で、アニメGXで十代が使用したコンタクト融合に近いものがある。
違いとしては、向こうは「ネオスペース」などの融合デッキ(エクストラデッキ)に戻さずに済む専用のサポートがある点、こちらはエクストラデッキに戻る際にモンスター(スターダスト・ドラゴン)を残していく点。
このカードは後に「デュエリストパック-遊星編3-」に再録されたのだが(レアリティはレア)、シンクロ召喚に必要な「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」はなぜか先に「デュエリストパック-遊星編2-」に収録されていた。そのため、デュエリストパックを買ってこのカードのデッキを組もうと思った場合、2,3を両方買う必要がある。さらに言えば「スターダスト・ドラゴン」は「デュエリストパック-遊星編-」収録なので、1,2,3を全て買う必要がある。
登場時期の異なる「スターダスト・ドラゴン」は仕方がないが、「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」と「セイヴァー・スター・ドラゴン」くらいは一緒にしておいてほしいものである。
2014年7月10日のルール改訂で、「エンドフェイズ時」を「ターン終了時」と読み替えることになった1枚。
効果無効がエンドフェイズに解除されなくなったため、エンドフェイズに発動する一部の効果を無効化できないことがなくなった。
掲示板
47 ななしのよっしん
2024/05/05(日) 17:30:00 ID: XB099Kj0St
赤き竜でお手軽相手ターンに出せることで話題になってるが、使われるとバロネスも並んでてウザイけど赤き竜からセイヴァーが出るってのはアニメ展開的には熱い要素だな
48 ななしのよっしん
2024/05/05(日) 21:04:08 ID: 6Xhb3lhkgy
白き森やセンチュリオンデッキで使われてると聞いて
赤き竜の効果でバロネスと交換することで相手ターンに出して無効全破壊効果も使えるし、エンドフェイズに帰っちゃうデメリットも気にならないし制圧効果としても凶悪カードとして大化けするとは…(+シンクロ召喚として出すから墓地から蘇生も狙える)
赤き龍を危険視していた地縛神は正しかったんだな…
49 ななしのよっさん.
2025/06/16(月) 23:06:46 ID: /nym0G2P9q
ゴーストとかラグナロク相手だとか結構不意打ちで出てくるから驚かされる>アニメ
三極神相手にウェーブリバウンドとの即死コンボは不発だったけどエグくてテンション上がった
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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