セルヴィ(ユニコーンオーバーロード)

セルヴィ(ユニコーンオーバーロード)とは、ゲーム『ユニコーンオーバーロード』の登場人物である。CV:本泉莉奈

概要

「幻影の兵士をすべて撃退したときに何が起きるかを確認したいんです」

フリークエスト「古代の魔法陣」で登場。

古代ゼノイラ文明の遺跡や魔法陣を調査しているシャーマンの少女。調査のため各地を一人旅しており、時々傭兵を雇う事もあるが何故か途中で逃げられてしまうらしい。世界に点在する魔法陣と様々な文献を調査した結果、魔法陣の起動に成功するも、そこから現れる幻影のような兵士に阻まれて調査が一向に進まなくなってしまった。どうやらこの魔法陣は古代ゼノイラの訓練装置のようだ。既に傭兵を雇うための資金も無い。困り果てていたところに偶然アレインとレックスが通りがかり、解放軍に協力する代わりに魔法陣の調査に協力して欲しいと条件を提示。ここで「協力しよう」を選ぶと解放軍に加入。「断る」を選んだとしても、彼女はフリークエスト「古代の魔法陣」に紐づけられているため加入フラグは折れず、再度話しかけて協力を承諾すればいつでも仲間になる。そもそも彼女を仲間にしない＝魔法陣が使えない(すなわちレベリングが出来ない)のでセルヴィ無視は最早縛りプレイの領域である。

セルヴィは常に魔法陣の近くをうろついており、順当に進めばコルニア東南東のロンテリア魔法陣で初遭遇するが、無視して進むとその先の魔法陣でも出現するようになる。迷いの森を抜けなければ入れないエルヘイムの魔法陣にも何故かいる(エルヘイムには出てこないローランとは対照的である)。アルビオン教国経由で港町ルノケイユから来たのだろうか？

各地を旅している時に魔法陣を発見するとセルヴィが起動して使えるようにしてくれる。ちなみに訓練用なので幻影の兵士に襲われても命の危険は無いとの事だが、全滅したり本拠地を占領されたりするとしっかりゲームオーバーになってしまう。何で？

クラスはシャーマン(クラスチェンジするとドルイドになる)。自分からは攻撃出来ない代わりにデバフを撒く事に長け、ユニットの後列に置いておくだけで敵の行動を阻害したり、被ダメージを減少してくれるので非常に強力。ただし後列にも攻撃が届くアシスト射撃やアシスト魔法を喰らうと退場しやすいので注意が必要である。

人物像

寝ても覚めても古代文明の調査が大好きな性格。一度没頭すると召集の遅刻常習犯になるのは当たり前(実際ジョセフに苦言を呈されている)、時には食事さえも忘れてブッ倒れたり、崩れてきた瓦礫の下敷きになっていたりと悪い意味で目が離せない。本人曰く「…手が離せない時に駆り出されるのは食事を抜くより堪えがたいのですが…」との事。それでも解放軍の援助のおかげで研究が順調に進んでいるため善処しようと躍起のようだ。ここまで研究に没頭するのは未知のものが既知になる快感がたまらないからだと語る。解放軍に所属してからは一ヵ所に長く留まれず、駆け足での調査を強いられているとセルヴィから聞いたアレインは、戦争が終わったら王宮付きの学者となってコルニアで思う存分研究してもらいたいと提案。研究費を気にせずに没頭出来るとして彼女は魅力的な提案と受け取った。

一方で呪術に長ける者は解放軍には少なく戦線では頼りにされている様子(傭兵を除くとシャーマンで加入するのは彼女だけであり、デバフを撒けるのはプレイヤー視点からも大助かりである)。アレインからも「セルヴィには戦力面でも頼りにさせてもらっている」と高評価。対するセルヴィは攻撃魔法がさっぱり扱えないので戦力になれず申し訳ないと思っていた。

ちなみに彼女に関しては出身国、出自、家族、来歴など過去が一切明かされておらず、親密度会話でも大して深掘りされない謎多き人物。何なら髪型さえも不明。コルニア領で仲間になるのでアーカイブではコルニアの人物に一応分類されている。

関連項目

• ユニコーンオーバーロード