イスタニア砦解放戦とは (イスタニアトリデカイホウセンとは) [単語記事]

ステージの作戦時間をオーバーしました

アレイン「進軍に時間をかけすぎた……すまない……」

ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ

イスタニア砦解放戦とは、SRPG『ユニコーンオーバーロード』に登場するステージである。

概要

アレインたち解放軍が最初に訪れる国、コルニア国内に登場するステージ。攻略推奨レベルは11。

プレイスタイルにもよるが、大抵はゲーム開始時の初期目標であったスカーレット救出を達成して間もないぐらいに挑戦することになるだろう。

これまで戦ってきたものと同じく何の変哲もない解放戦ステージであり、速攻で敵本拠地に攻め込めるミニマップなのだが、やたらと難易度が高い初見殺しステージ。

配置されている敵ユニットは4体ほどしかおらず、ホワイトナイト×3でラインヒールを連打する部隊とハンターからのアシスト射撃が面倒なぐらいで、大して強いユニットはおらず問題なく蹴散らせる程度。

このため開始数分で本拠地のボスを倒すのみ、という状況になるのだが、このボスユニットであるルモーネ隊がこのステージを難関マップにしている元凶。

そのユニット構成はというと、

高いHPで攻撃を受け止め、被弾時に最大HPの40%を回復するパッシブスキル『パンプアップ』を2回まで発動するグラディエーター×2による肉壁
非常に行動速度が速く、一列の攻撃力&魔法攻撃力を50%ダウンさせるアクティブスキル『オフェンスカース』とこちらの攻撃に割り込みクリティカル不可&攻撃力20%ダウンを付与するパッシブスキル『クイックカース』を2回まで発動するデバフのスペシャリスト、シャーマン×2による妨害

という攻撃能力を度外視し、生存能力だけに特化した完全な防衛専用ユニットなのである。

その防衛能力は尋常ではなく、『デバフのせいで1や2のカスダメしか入らず、与えたダメージはパンプアップで帳消しにされる』という地獄のような光景を拝むことが可能。

下手なユニットで戦闘を挑めば結果予測で相手のHPを回復させるだけとなってしまい、プレイヤーを唖然とさせた。

さらにお互いに低レベルな序盤ではデバフの効果も非常に強烈で、デバフ役のシャーマンから倒そうにもシャーマンにすらカスダメしか入らないなどザラである。

順調にストーリーを進めていたプレイヤーもこの不死身の部隊の突破方法がわからず、そうこうしている間に作戦時間をオーバーしてしまいゲームオーバーとなってしまうことも。ここで初ゲームオーバーを食らったプレイヤーも多いようだ。

攻略法

シャーマンのデバフは直接戦闘をしているユニットにしか及ばないため、ハンターのアシスト射撃はそのままダメージを通す事ができる。ルモーネ隊の左側にある見張り台にはスタミナ消費無しの効果があるため、ハンターはここを占拠しアシスト射撃を撃ち続けると良い。

よほど妙なプレイスタイルでない限りは既にロルフが加入しているはずなので、彼を見張り台に向かわせよう。とはいえハンターのレベルによってはアシスト射撃でもろくなダメージが入らない場合もあるので、やはり直接戦闘するユニットにも対策をさせておきたい。

まず、ルモーネ隊で回復能力を持つのは前列にいるグラディエーターだけで、シャーマンたちは拠点による自動回復以外に回復手段を持たない。このためカスダメでも蓄積させておいて損はないので、後列に攻撃が可能なユニットは後列優先の指示を出しておくと良い。

問題の肉壁ことグラディエーターだが、最も有効な対策は『パンプアップを発動させないように戦う』ことである。シーフのパッシブスティールがヒットすればパンプアップに必要なPPを奪うことができ、その後の攻撃はそのままダメージを通す事ができる。加えてシーフは行動速度も速く、シャーマンのオフェンスカースが来る前に攻撃する事も可能で非常に便りになる。

また、パンプアップは被弾時に回復するスキルだが、弱点として『その被弾時に行動不能になった場合は発動できない』というものがある。このためナイトのワイルドラッシュによる気絶やウィッチや(いれば)ロザリンデの攻撃による凍結で行動不能にしてしまえば、パンプアップで回復されない。当然、気絶や凍結中にダメージを与えてもパンプアップは発動できないため、かなり効率良くダメージを通す事ができる。

他の手段としては、いくらデバフを食らおうとも関係ない炎上や毒による固定ダメージで削り切る方法もある。特に炎上はダメージが大きいため有効。

また、クレリックはデバフを食らった際に反応して解除してくれるパッシブスキルを持つ。ただし攻撃時に割り込みで発動してくるクイックカースは即座に解除できない上に、クレリックがいる時点で攻撃に回す手数が減っているので一長一短。デバフを解除して攻撃したところでパンプアップで帳消しにされては意味がないので、前述した行動不能戦法と合わせると良いか。