『パワーレンジャー・ロスト・エピソード』(Power Rangers:Lost Episode)とは、アメリカ合衆国のテレビ番組。『スーパー戦隊シリーズ』をアメリカでリメイクしたパワーレンジャーシリーズの特別番組である。
1999年5月22日にFOX放送の放送枠「FOXキッズ」で放送された。この番組で放送された『パワーレンジャー』のパイロット版についても記述する。
『パワーレンジャー』に出演したオースチン・セント・ジョン、ウォルター・エマニュエル・ジョーンズがパワーレンジャーの歴史を紹介し、その中で『パワーレンジャーシリーズ』が日本の『スーパー戦隊シリーズ』を原作としている事に触れ、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の映像も一部放送された他、第1作『パワーレンジャー』のパイロット版が初めて放送された。
| 製作総指揮 | ハイム・サバン、シュキ・レヴィ |
| プロデューサー | トニー・オリバー |
| 脚本 | トニー・オリバー |
| 監督 | トニー・オリバー |
| 司会 | オースチン・セント・ジョン ウォルター・エマニュエル・ジョーンズ |
シリーズ第1作『パワーレンジャー』のパイロット版。サブタイトルはテレビシリーズ第1話と同じく『Day of the Dumpster』(邦題:『パワーレンジャー誕生』)。内容も第1話とほぼ同様だが、1部の役者やキャラクターの名称など細部が異なる。
本番組内ににて一部シーンをカットした編集版が放送された。オリジナル版は放送されていない。
脚本のトニー・オリバーによれば、パイロット版はもう一つ存在し、そちらはよりテレビ本編に近くなっているとの事。
月に向かった宇宙飛行士が封印されていた魔女、リタ・レパルサの封印を解いてしまう。リタの復活を悟った正義の指導者ゾルターはリタに対抗するためにジェイソンたち5人の高校生を自分の基地に召集し、恐竜のパワーを宿したパワーコインと変身装置トランスモーファーを授け、パワーレンジャーに任命する。
ジェイソン/レッドレンジャー
パワーレンジャーのリーダー。その勇気とリーダーシップをゾルターに見込まれ選ばれた。
ザック/ブラックレンジャー
チームのムードメーカー。テレビシリーズとは名前のスペルが異なり、Zachとなっている(テレビシリーズでのスペルはZack)。
ビリー/ブルーレンジャー
ゾルターに頭脳と知識を見込まれてパワーレンジャーに選ばれた。
トリニー/イエローレンジャー
テレビシリーズとは役者が異なる。
キンバリー/ピンクレンジャー
ゾルターに優雅な美しさを見込まれパワーレンジャーに選ばれた。
ゾルター
パワーレンジャーに任命した賢者。テレビシリーズのゾードンに当たる。
不良4人組
エンジェルグローブのボウリング場でジェイソンに絡んでいた不良。バルクとスカルの前身となるキャラクター。
ドレッドウィング
リタの手下。フライ・ガイとともにメガゾードと戦った。テレビシリーズのゴルダーに当たる。
トランスモーファー
パワーレンジャーの変身アイテム。パワーの源・パワーコインがセットされている。
それぞれのパワーコイン名を叫び変身する。テレビシリーズのパワーモーファーにあたる。
ダイナゾード
パワーレンジャーの巨大ロボット。ティラノサウルス、マンモス、セトリケラトプス、イバートゥースタイガー、プテロダクティルの5体があり、合体して巨大戦車メガゾード・タンクモード経て人型のバトルモードとなる。
| 役名 | 俳優 |
| ジェイソン | オースチン・セント・ジョン |
| ザック | ウォルター・ジョーンズ |
| ビリー | デビッド・ヨースト |
| トリニー | オードリー・デュポイズ |
| キンバリー | エイミー・ジョー・ジョンソン |
| ゾルター | デビッド・フィールディング |
| アルファ5(声) | リチャード・ホーヴィッツ |
| メガゾードコンピュータ(声) | トリニー・オリバー |
| 不良4 | ポール・シュリアー |
| リタ・レパルサ | 曽我町子 (声 - バーバラ・グッドソン) |
| ゴーク(声) | マイケル・ソリッチ |
| モンゴ(声) | デイヴ・マロウ |
| フライ・ガイ(声) | デイヴ・マロウ |
| 脚本 | トニー・オリバー |
| 監督 | ストラトフォート・ハミルトン |
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最終更新:2025/12/10(水) 14:00
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