チアゴ・ビエイラ

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チアゴ・ビエイラ（Thyago Vieira、1993年1月7日-）とは、ブラジル出身のプロ野球選手（投手）である。

概要

読売ジャイアンツ #49
チアゴ・ビエイラ Thyago Vieira
基本情報
国籍	ブラジル
出身地	サンパウロ州
生年月日	1993年1月7日
身長 体重	193cm 113kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2010年アマチュアFA
経歴
シアトル・マリナーズ(2017年) シカゴ・ホワイトソックス(2018年-2019年) 読売ジャイアンツ(2020年-)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	ブラジル
WBC	2013年
プロ野球選手テンプレート

2013年にはWBCにブラジル代表として出場している。

マリナーズ時代

2010年9月にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、数年間マイナーで鍛錬した。

2017年8月14日のボルチモア・オリオールズ戦で登板したが、マリナーズでの登板はこの1試合のみだった。

ホワイトソックス時代

2017年11月にトレードでシカゴ・ホワイトソックスに移籍した。

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2018年8月24日のデトロイト・タイガース戦でメジャー初勝利を挙げた。この年は16試合に登板し1勝1敗1セーブ1ホールドだった。

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2019年は6試合の登板で1勝に留まった。

巨人時代

2019年に12月に読売ジャイアンツと契約した。背番号は49。

2020年は開幕を一軍で迎え、6月20日の阪神タイガース戦で来日初登板し、2/3回無失点だった。制球難もあって一軍と二軍を行き来したが、9月以降は一軍に定着。10月31日の試合には引き分けながらも延長の最終回である10回に登板、胴上げ投手となった。27試合に登板し1敗2ホールドだった。日本シリーズでチームは福岡ソフトバンクホークスに4連敗を喫したが、第4戦で日本シリーズ最速の164km/hを記録した。

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2021年も中継ぎとして一軍に帯同。当初はルビー・デラロサがクローザーを務めていたが、6月にデラロサが離脱すると代役クローザーに抜擢される。すると、8月13日の中日ドラゴンズ戦で166km/hの日本プロ野球最速を記録（ファウル）、また5月3日から9月1日まで32試合連続で無失点の外国人新記録を樹立するなど活躍。7・8月の月間MVPを受賞した。9月9日に右肘の違和感で登録を抹消され、9月21日に復帰したが、調整不足だったのか結果を残せなかった。56試合に登板し、19セーブ1ホールドだった。

プレースタイル・人物

直球の最速は166km/h（日本プロ野球最速）。この他変化球としてスライダーを投げる。

そして彼の抑え投手としての特徴として、セーブを挙げた…というか失点しても3アウト目を取った時、雄叫びを上げながらガッツポーズした後ドラミングすることが挙げられる。その姿はまるで往年のアニマル・レスリーのよう。坂本勇人は「(優勝が確定した時を回想して)優勝には全く気づかなかった。ビエイラのいつものが始まったと思ってニヤニヤしていた」と語ったり、ある時にはビエイラのドラミングを真似したりと、チームメイトからはそれで受け入れられている様子。本人が言うには「マウンドに上がると普段の陽気さから人が変わる」らしく、練習中は他の中継ぎ陣と盛り上がっている様子がSNSにアップされている。

成績

• （2021年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2017年	SEA	1	0	0	0	0	0	0	0	.---	1.0	0	1	0	0	0.00
2018年	CWS	16	0	0	0	1	1	1	1	.500	17.2	9	15	14	14	7.13
2019年		6	0	0	0	1	0	0	0	1.000	7.0	5	8	8	7	9.00
2020年	巨人	27	0	0	0	0	1	0	2	.000	24.2	17	29	9	9	3.28
2021年		56	0	0	0	0	3	19	1	.000	55.1	26	64	18	18	2.93
MLB：3年		23	0	0	0	2	1	1	1	.667	25.2	14	24	22	21	7.36
NPB：2年		83	0	0	0	0	4	19	3	.000	80.0	43	93	27	27	3.04

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関連項目

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  • シアトル・マリナーズ　/　シカゴ・ホワイトソックス
• NPB（日本プロ野球）
  • 読売ジャイアンツ