ティトォとは (ティトォとは) [単語記事]

ティトォとは漫画「マテリアル・パズル」の主人公中の主人公である。

　　　　　　　　　　　　　　　我が勝利魂と共に ───

概要

身体能力は並だが作中屈指の知能派で彼が戦うと頭脳戦になる事が多い。記憶力も良く一度見聞きした事を絶対に忘れない。（100年前のドーマローラでの悲劇に関しては記憶が曖昧らしい）観察力も尋常ではなくメイプルソンの変装を一発で看破している。好物はシーフードで趣味は絵画、ただし見た者が戦慄するぐらい破滅的な画力をしている。
基本的に優しいが相手のためを思って厳しく接する事もある。頭を使う時にこめかみを指でトントン叩く癖がある。

100年前に滅亡したドーマローラ国の生き残りで理由は不明瞭だが、グリ・ムリ・ア達からは罪人と呼ばれている。不老不死になる前は読書が好きな普通の少年で、ドーマローラに生えていた「星の樹」を知的好奇心から研究していたのだが、ある日突如ドーマローラに漂着したグリ・ムリ・アを救助してしまい、グリ・ムリ・アの星の樹の研究に協力したせいで大魔王デュデュマを目覚めさせる。
その結果ドーマローマは崩壊する事になる。その後クゥからもらった星のたまごによってアクア、プリセラと共に不老不死となる。
その後ティトォはメモリアの国王バレットと出会い魔法の会得に成功する。バレットと別れた後はアルカナ大陸のミルネシア地方の絶壁の上に住居を構え、来るべきグリ・ムリ・アとの決戦に備えていた。

一つの肉体を三人で共有しているので表に現界できるのは常に一人だけで、他の誰かに入れ換わるには現界している人間が一度絶命しなければならない。（これを「存在変換」と呼ぶ。）そのため誰かに交代する時は毒薬を飲んだりして自害している。

マテリアル・パズル【ホワイトホワイトフレア】

【属性「活」】魔法レベル：５５　魔法器具：天然の魔法使いなので魔法器具は無い。　補助系魔法

炎のマテリアル・パワーを変換して癒しと強化のエネルギーを生み出す魔法。この白い炎に包まれた者は傷が治癒し戦闘力が増幅される。蜘蛛や草木のような弱い生物や、信頼している人間ならば動きをコントロールする事も出来る。この魔法自体攻撃力は無いように見えるが、相手に魔法を染み込ませた状態で魔法を解き、相手を火達磨にするエグい攻撃法がある。

実は元々炎を変換した攻撃を構築したがっていたが、中々上手くいかなかった時に世話になっていた友人の奥さんが産気づき、母子共に危篤状態になってしまい、それを救う為に炎の回復魔法として完成させ、二人の命を救った誕生秘話がある。

技

　仙里算総眼図
1を知り10を知る力。相手がそれまで見せた表情、行動、発言等を吟味して、その分析結果から相手が次に出る行動を推測する未来予知じみた離れ業。ただし情報を収集するのに時間がかかるのが難点。100年間でティトォが体得した能力。メモリア魔法陣では威塗のマーボードーフの構造を解明するのに役立った。

M・P（マジック・パイル）ティトォ

ティトォ、アクア、プリセラの肉体を構築している星のたまごを数種類の薬物で抑えつけ三人の力を同時に表に引き出す技。最初は薬物を服用してM・Pになっていたが、同時に二人までの力しか引き出せずにいた。しかしサンが呼び出した五大石の精霊の助勢により、魂の融合に成功してティトォの頭脳、アクアの魔力、プリセラの身体能力を合わせた完全無欠の魔法使いとなる。外見は髪の赤いティトォといった感じで、口調が荒っぽくなる。

　　使用した魔法、技
　ホワイトホワイトフレア
　スパイシードロップ（ブラックブラックジャベリンズ、スパイシードロップマーブルジェンカ）
　仙里算総眼図