ニコニコ大百科での記事の書き方

記事においては、「人に説明する」ことを第一に心がけましょう。

一般的に使用する場合がある言葉でも、特に文章として表現された場合には言葉のイントネーションが存在しなくなる為、思惑とは異なる捉えられ方をされ、意図せず人を不快にさせている可能性があります。
何故そのような単語・言葉を使用しようとしたのかという理由を考え、十分に咀嚼した上で第三者に説明しようと意識すれば、良い記事の書き方というものが自ずと見えてくるはずです。

記事を書く・編集するユーザは、その文章が他人に読まれることに責任と強い意識を持つ必要があります。それを踏まえ、単純な単語の使用、感想、主観、憶測、想像や予想は避け、より客観的で具体的な説明を心がけて下さい。

記事例

表題：麺処ぶらジル
とにかく不味い。
味盲の店主と舌白痴の常連客でもっているようなものだ。
ブスな朝鮮女店員もいるが、貧乳っぷりは何の救いにもならない。
代々木界隈のIT百姓にはもってこいの味なのだろう。

ここでの注意点

• 盲　→　目が見えない人　視覚障がい者　視覚機能の問題
• 不味い　→　塩味が濃すぎる　麺にコシがない　生臭い
• 音痴　→　往々にして音程が外れがち
• ブス　→　目が大きく個性的（例）

等、具体的表現に欠け、主観のみで書かれている部分がいくつかあります。
また、憶測も多分に含まれ、それと同時に差別用語も乱発されています。

改稿後の一例

表題：麺処ぶらジル
代々木にあるラーメン店。
塩味がきつく、麺も柔らかめでスープもぬるいなど、飲食店として味の研究に欠けている。店員は韓国人のアルバイト女性が一人。言葉の問題からか時にオーダーが通らないことが玉に瑕。
代々木ということもあり、IT企業の社員で夜になると賑わいを見せる時もあるが、これは界隈では珍しい終夜営業ということも大きく関係している。

主観をぶつけるのではなく、第三者の視点をもって伝えたい内容を冷静に客観的に分析して書くことが重要になります。
「投稿する」ボタンを押す前に一度立ち止まり、振り返ってみると良いかもしれません。

それらを心がけ、ニコニコ大百科を充実させて行きましょう。