ハイウェイラジオ 単語

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ハイウェイラジオ

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ハイウェイラジオとは、高速道路上で聞くことが出来る、道路交通情報だけを流すラジオ放送である。

概要

高速道路のうち、各NEXCOが管理する区間の一定のエリア交通情報を常時流している。更新は5分ごとに行われる。AM1620kHzに合わせると聞くことが出来る。なお国道県道都市高速道路でも同様の方法で交通情報提供している場所もあるが、高速道路ではないのでハイウェイラジオとは呼ばれず、道路管理者に応じて「道路情報ラジオ」「警視庁交通情報ラジオ」などと呼ばれる(これらを総称して「路側放送」と呼ばれる)。
また、高速道路でも国土交通省など、NEXCO以外が管理する区間(名阪国道都市高速道路など)でもハイウェイラジオとは呼ばれない。一方、高速道路ではない横浜新道小田原厚木道路(一部)はNEXCOが管理しているため、ハイウェイラジオが放送されている。

首都圏大阪近郷など、大都市周辺では設置数が多く、特に東名高速道路では多数の区間に設置されている。一方で地方部では設置数が少なく、ジャンクションの手前等に限られている場合が多い。また、沖縄県内では1か所も放送されていない。

放送内容

基本的に走行中とその周辺の高速道路情報が放送されるが、場所によっては首都高速道路などの都市高速道路情報提供される。
通行止め情報渋滞情報工事情報事故情報故障情報所要時間情報規制情報(速度規制情報規制情報など)などが放送される。何も情報がないときは道路が順調に流れていることを報じた上で、ドライバーに対しての注意喚起などの内容が放送される(看板には順調情報と表記されるか、何も表示されない)。

は、NEXCO西日本関西支社以外は合成音声(あらかじめ文節ごとに録音しておいたものを合成して1つの文にする)であり、NEXCO西日本関西支社管内のみ機械である。最後に流れる緊急時や注意喚起などのお知らせのみ実際に録音した音である。

標識

ハイウェイラジオの放送聴取可区間には、四形の看板に「・)))) 1620KHz ハイウェイラジオ ここから」と書かれた標識が設置される。また予告標識として、「ここから」の部分が「1km先」「500m先」となっている標識が設置されている場合があるほか、放送聴取可区間の終わりには「ここまで」(「ここから」の標識よりも小である場合がほとんど)が設置されている場合がある。ただし、「ここから」以外の標識2010年より止されたため、近年では設置されていない。また、古い看板では「ここから」の文字が「放送中」になっているものもあるほか、関越自動車道関越トンネル付近では「トンネル内」という表記になっているものがある。また、「ここから」の標識には先述の放送内容が記載された電掲示板が付与されている場合が多い(初代と2代目の途中までは、看板と電掲示板は分離されていたが、2代目の途中から一体となる)。

看板標識は時期により、大きく分けて4種類存在する。以下では、「ここから」の標識を例に記載する。

これ以外にも区間によって細かい部分が変更されている場合もある。

放送フォーマット

放送フォーマットは地域や路線によって異なっている。また、場所によってはジングルが付与されている場合がある。

 

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最終更新:2024/11/20(水) 05:00

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