ヒューズのクレイジー捜査日誌 単語

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ヒューズのクレイジー捜査日誌とは、サガフロンティア小説である。作者ウィザードリィ小説「隣り合わせの青春」等を手がけたベニー松山

概要

サガフロンティア攻略本「裏解体新書」掲載の小説で、ゲームではになったヒューズ編を下敷きとして執筆されている。

本編の各主人公シナリオが同一の時間軸で展開されており、その全ての事件に関わる事になったIRPO捜ロスター(通称クレイジー・ヒューズ)の視点から物語を描く。

これは、元々想定されていたヒューズ編の内容である「各主人公シナリオを渡り歩く」と言うコンセプトを反映したものである(なお、似たようなコンセプトシナリオは後のアンリテッドサガに登場する)。但し、小説自体はベニー氏が膨らませたものであって、当初予定されていたヒューズ編とは別物である。

内容はと言えば、本編シナリオや多くのキャラクターギャグ化しており、また本編の内容を生かしたあるあるネタが随所にあったりと、概ねファンなら笑えるコメディ調の作品であるが、時折シリアスシーンが挿入される事もある。

また、それまで一部が相互に「顔見せ」で登場するのみで、想像に任されていた主人公同士のストーリーラインの交錯を、変を交えつつも一本の物語として描ききっている点も見所である。

ただ、ベニー氏の独自解釈による設定の脚色、明後日の方向に振り切ったキャラの性格の変と、良くも悪くもゲーム本編との乖離がしく、その好き放題なハチャメチャぶりやキャラ崩壊の数々に難色を示す意見はあり、ファンでも受け付けられない人がいてもおかしくない。

だが総合的にはファンからの評価は概ね高く、中には裏解体新書の一番の玉だと言う人もいる。レンをフッてヒューズに言い寄るエミリア達にボコられるオルロワージュと言ったノリが許容出来る人なら恐らく大丈夫だろう。

このような作になった理由は、当時収録がわなかったヒューズ編を「成仏」させたいという思いから執筆を始めたことと、小説としての面さを追求したためとされる。

なお、味方としてパーティ入り可キャラクターはほぼ全てが登場しているが、お遊びとしてただ一人だけ登場していないキャラクターがおり、それを回答するクイズが付属していた。敢えて名前せるが、本編では脇役どころかあるシナリオにおける要人物だったキャラである。一言もしゃべらないサイレンスやスライムカブですら出ているってのにハブられたその人は泣いていい。公式イラストも裏解体書と小林さんの個人サイトにしか掲載されなかったし。もちろんリマスター版でもし!

好評は製作サイドにも伝わったのか、続編であるサガフロンティア2アルティマニアにも、同作者オリジナルノベル版が載っている(元々、氏はFF7解体書などでもオリジナルノベルを執筆していた)。

そして後年のサガフロンティア リマスターにヒューズ編が追加された際にはベニー氏がシナリオに協する形となった。当初は河津神この小説をそのままゲームに落とし込む事も考えていたらしいがベニー氏自身がそれは厳しいと断り、当時のアイデア本編では描かれなかった裏設定を再利用して新たに構築する事になったと言う。しかし主人公であるヒューズのキャラクター性は小説から取り入れられている。

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最終更新:2024/04/20(土) 12:00

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