マジカル☆88式地対艦誘導弾

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概要

マジカル☆88式地対艦誘導弾とは、防衛技術研究所と陸上自衛隊が開発中の特殊戦用誘導弾である。

既存の88式地対艦誘導弾をベースに、対魔女戦用の改造と最適化を行っている。魔力を弾体に込める仕様にすることで高威力化を図っており、対魔女戦の有力な支援火力となることが期待されている。その特性上魔法少女が運用することを前提に設計されており、陸上自衛隊の地対艦誘導弾連隊への配備は予定されていない。
本誘導弾を開発するにあたり、最も重要とされたことは魔女戦に的確に投入し、魔法少女を支援することである。これを満たすため大幅な誘導弾システムの簡略化が図られており、レーダー、レーダー中継装置、指揮統制装置、射撃統制装置、装填器をオミットして発射器のみとなっている。これによって魔法少女が1人で戦場に誘導弾を持ち込み運用することが可能となった。射撃管制と発射は魔法少女に全て委ねられ、もっぱら目視による直接照準を行い、副産物として限定的な対空用途も備えることとなった。その結果原型と比較して交戦距離は大幅に狭まることとなったが、魔女との戦闘の大半が閉所空間で行われ、広くても一都市を出ないことから充分であると判断されたものと思われる。 また従来の対艦誘導弾になかった革新的な特徴として、潜水能力の付与があげられる。 魔女への奇襲性を高めることを目的に付与されたものであり、少なくとも大規模河川での長時間の完全水没に耐える程度であることが実験で証明されている。

こうした数々の要素が盛り込まれる一方、超弩級魔女との戦闘になった場合その効果を疑問視する声もあるが、2011年現在近代火器を使用する魔法少女が確認されていないため参考となるデータが得られていない。近い将来、近代火器をこれでもかと運用する魔法少女が登場すると開発主任は主張しており（彼によれば黒髪ロングの黒ストッキングが希望らしい）、それが事実であるならば実験の結果が待たれるところである。

 

 

・・・で、実のところ

などという設定は全くなく、魔法少女まどか☆マギカ第11話において対ワルプルギスの夜戦に投入した88式地対艦誘導弾のことである。第11話でほむらは魔法少女の概念をひっくり返すような、近代兵器を用いた大火力戦を展開したが、その極め付けが水中から現れた88式地対艦誘導弾であった。
自衛隊と在日米軍から大半を調達したと思われる大量の火器は

「自衛隊幹部の首が飛ぶな」
「幕僚長が辞めさせられるな」
「防衛大臣やばいな」
「衆議院解散レベルじゃないかな」

など、視聴者をして劇の裏側の心配をさせるほどに凄まじく、そのワンマンアーミーぶりにかつての貧血少女の面影はもはやなかった。

結局魔力で強化された近代兵器をもってしてもワルプルギスの夜に有効打を与えることはできなかったものの、数々の兵器を用いた大迫力の戦闘に視聴者は度肝を抜かれた。

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関連項目

• 魔法少女まどか☆マギカ
• 暁美ほむら
• 武装少女あけみ☆ホムラ
• ホマンドー