ママテイオーノユメとは、日本の繁殖牝馬である。2018年生まれの黒鹿毛の牝馬。
父ヴァンセンヌ、母マンノヴィクトリア、母父トウカイテイオー。
多分母父だけは聞いたことある人が多いと思うが、父も誰だそりゃとなる人が多いので簡単に解説すると、父は主な勝ち鞍が2015年東京新聞杯(GIII)で、京王杯スプリングカップ(GII)と安田記念(GI)でも2着に入った馬。代表産駒には2023年中山グランドジャンプ(J・GI)を制したイロゴトシがいる。血統としては、大種牡馬ディープインパクトと短距離に改められた初回の高松宮杯(GI)覇者であるフラワーパークの子である。母のマンノヴィクトリアは中央競馬2戦0勝。母父トウカイテイオーの戦績は個別記事を参照せよ。
端的に言えば、ディープインパクトとニホンピロウイナーとトウカイテイオーの血が入った馬、ということだ。
とりあえず血統表くらいしかほかに説明することがない。なぜならこの馬、競走馬として走ったことがないからだ。
| ママテイオーノユメの血統 | |||
| ヴァンセンヌ 2009 鹿毛 |
ディープインパクト 2002 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | |||
| *ウインドインハーヘア | Alzao | ||
| Burghclere | |||
| フラワーパーク 1992 鹿毛 |
ニホンピロウイナー | スティールハート | |
| ニホンピロエバート | |||
| ノーザンフラワー | *ノーザンテースト | ||
| ファイアフラワー | |||
| マンノヴィクトリア 2008 鹿毛 FNo.13-d |
トウカイテイオー 1988 鹿毛 |
シンボリルドルフ | *パーソロン |
| スイートルナ | |||
| トウカイナチュラル | *ナイスダンサー | ||
| トウカイミドリ | |||
| *マリエンマ 1990 黒鹿毛 |
Nureyev | Northern Dancer | |
| Special | |||
| Mariella | Roberto | ||
| Monade | |||
| 競走馬の4代血統表 | |||
クロス:Northern Dancer 5×5×4(12.50%)、Hail to Reason 5×5(6.25%)
で、大事なのはここからで、2022年と2023年にはクワイトファインとの間に産駒が生まれているわけだが、そうするとどうなるか。
| クワイトファイン 2010 鹿毛 |
トウカイテイオー 1988 鹿毛 |
シンボリルドルフ | *パーソロン | Milesian |
| Paleo | ||||
| スイートルナ | スピードシンボリ | |||
| *ダンスタイム | ||||
| トウカイナチュラル | *ナイスダンサー | Northern Dancer | ||
| Nice Princess | ||||
| トウカイミドリ | ファバージ | |||
| トウカイクイン | ||||
| オーロラテルコ 1998 鹿毛 |
ミスターシービー | トウショウボーイ | *テスコボーイ | |
| *ソシアルバターフライ | ||||
| シービークイン | *トピオ | |||
| メイドウ | ||||
| オーロラシロー | シンザン | *ヒンドスタン | ||
| ハヤノボリ | ||||
| ヤノセイラン | タニノムーティエ | |||
| レデイロック | ||||
| ママテイオーノユメ 2018 黒鹿毛 FNo.13-d |
ヴァンセンヌ 2009 鹿毛 |
ディープインパクト | *サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | ||||
| *ウインドインハーヘア | Alzao | |||
| Burghclere | ||||
| フラワーパーク | ニホンピロウイナー | スティールハート | ||
| ニホンピロエバート | ||||
| ノーザンフラワー | *ノーザンテースト | |||
| ファイアフラワー | ||||
| マンノヴィクトリア 2008 鹿毛 |
トウカイテイオー | シンボリルドルフ | *パーソロン | |
| スイートルナ | ||||
| トウカイナチュラル | *ナイスダンサー | |||
| トウカイミドリ | ||||
| *マリエンマ | Nureyev | Northern Dancer | ||
| Special | ||||
| Mariella | Roberto | |||
| Monade |
クロス:トウカイテイオー 2×3(37.50%)、Northern Dancer 5×5(6.25%)
おわかりいただけただろうか。濃いめのトウカイテイオーのインブリードが発生しているのだ。とはいえ、いわゆる「危険な配合」と呼ばれるクラスではなく、2×3のインブリードは現代でもたまに作るくらいにはあるレベルである。また、仮にこの世代の次の世代にトウカイテイオーを含まない馬を配合すれば、いわゆる「奇跡の血量」と呼ばれる18.75%になるため、その点でもトウカイテイオーの血を残すのに好都合である。
元々クワイトファインがシンボリルドルフ・ミスターシービー・シンザンの3頭の三冠馬の血を引いていることもあり、この産駒たちはそれに加えディープインパクトも合わせた4頭の三冠馬の血を引くことになる。
掲示板
10 ななしのよっしん
2024/02/20(火) 13:28:37 ID: CJ2F7M8cy7
11 ななしのよっしん
2024/05/26(日) 19:09:30 ID: JV1K8duecd
これトウカイテイオーひいてはバイアリータークの血を残すためってプロジェクトだったと思うが、こんな危険な配合やってたのか…
目的と合致してないのでは…
12 ななしのよっしん
2024/10/20(日) 11:34:01 ID: AF8avsXt0S
>>11
https://
>トウカイテイオー2×3という配合についての意見もありました。この馬は繁殖も含め高木オーナーのまったくの個人所有であり、2年続けてクワイトファインを種付(昨年は違う馬を種付け)したのもオーナーのご判断です。
こういう事情だから多少わね?
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
最終更新:2025/12/06(土) 04:00
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