モザンビークとは (モザンビークとは) [単語記事]

基礎データ
正式名称	モザンビーク共和国 Re public of Mozambique Repúbl ica de Moçambique
国旗
国歌	最愛の祖国
公用語	ポルトガル語
首都	マプト
面積	801,590km²（世界第35位）
人口（’11）	約2392万人（世界第51位）
通貨	メティカル (MZM)

モザンビークとは、アフリカ南東部にある国家である。

概要

マダガスカル島の対岸に位置する国家である。周囲をイギリスの旧植民地に囲まれていること、イギリス・フランス資本の会社に開発の権利と自治権を与えていたことから、ポルトガルの旧植民地でありながらイギリス連邦に加盟している。

産業は農業や漁業、鉱業が盛んである。国民の7割が貧困となっており、最貧国の1つとされている。HIVも蔓延しており、2007年の調査では国民の1/8が感染しているとされている。

モザンビーク北部にあるモザンビーク島には南半球最古のヨーロッパ建築があり、1991年に文化遺産の登録区分で世界遺産として認定されている。

なお、モザンビーク（当時はポルトガル領東アフリカ）出身の黒人奴隷が織田信長の希望によりイタリア人宣教師より信長に献上され、信長の家臣となって弥助と名付けられたという記録が残っている。

モザンビークとマダガスカル島との間にある海域の事をモザンビーク海峡と呼称する。第二次世界大戦中は北アフリカ戦線で戦う連合軍の主要補給路となっており、モザンビークもまた補給港の役割を担っていたため狭い海峡内に絶え間なく輸送船が往来。故に枢軸国の日独から幾度となく潜水艦が送り込まれ、通商破壊により多くの輸送船が撃沈されている。