ルワンダ共和国とは、アフリカ大陸の中央にある共和制国家である。
ウガンダ、タンザニア、ブルンジ、コンゴと国境を接する内陸の小国でアフリカではもっとも人口密度が高い。
国旗は、青は幸福と平和、黄色は労働とそれに伴う経済成長、緑は繁栄への希望、輝く太陽は透明性や忍耐、統一のシンボルかつ国民を啓蒙する光を表す。
ほとんどの国土は1500〜3000mの高原にあり、首都も1500mの高地にある。国内最高峰はカリシンビ山(4507m)。
高い山に囲まれながら湖や湿地も多い。このため「千の丘と千の湖からなる国」と呼ばれる。
赤道近くに位置しているが、標高が高いため年間を通して涼しい。国土のほとんどが温暖湿潤気候で、タンザニアとの国境付近がサバンナ気候となっている。
主食はじゃがいもなどの芋類やトウモロコシの粉をお湯でこねて作るウガリなど。
1994年、国民の多数派であるフツ族が少数派であるツチ族をわずか100日間で100万人以上殺戮するという大規模なジェノサイドが起こった。ルワンダ虐殺と呼ばれるこの事件は、ルワンダと聴けば多くの人が虐殺を連想するほどこの国の印象を決定づけてしまった。
コーヒー豆やお茶の葉の栽培などの農業が長らく主要産業だったが、内戦後、避難先で知識や技術を身に付けた人々を中心にIT関連産業に力を入れ始めた影響でサービス業が発展し、「アフリカの奇跡」と呼ばれるほどの復興と経済成長を果たしている。
鉱業ではニオブやタングステン、タンタルなどのレアメタルが産出される。
内戦後、政府は教育にも力を入れ始め、かつて小学校のみだった義務教育が今や高校までの12年間に伸びた。しかし、教科書や教師の不足に悩まされている。
絶滅が危惧されている野生のマウンテンゴリラの生息地として知られ、紙幣にも描かれている。
平原や湿地帯、湖が点在することからゴリラ以外にも多様な種類の野生動物が生息している。
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最終更新:2024/11/08(金) 17:00
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