七枷社とは「THE KING OF FIGHTERS」シリーズの登場人物。声優は粟根まこと。初出は「KOF'97」。
オロチ八結集の中でも屈指の力を誇るオロチ四天王の一人。またの名を「乾いた大地の社」。登場する全てのタイトルで通常の「七枷社」(通称表社)とオロチの力を使う「乾いた大地の社」(通称裏社、オロチ社)が存在し、前者は主にパワフルな打撃技が主体、後者は大門をベースにした投げ技を主体とする。
表向きでは社同様オロチ四天王であるシェルミー・クリスと共にバンド活動を行い、同じバンド活動を行っている八神庵を倒すために参加。真の目的はオロチ復活の為にKOFを利用することであり、「'96」で死亡したゲーニッツの代わりにリーダー格をしていた。この計画は三種の神器に阻止されるが、彼らが命を捧げたことで不完全ながらオロチは復活。しかしそのオロチも京と庵によって倒され、再び封印されることになる。
ストーリー上では「'97」と「XV」の2作のみの登場だが、ストーリーが存在しないor本編と繋がらない「'98」「2002」「NW」「2002UM」「SKY STAGE」などには出演している。「2002」では何故か勝利台詞の殆どがスクライドのパクリになっている。
趣味とされる旅行とバンド活動は実は四天王の仲間を捜すために行っていたことであり、意外にも使命一筋のストイックな男。大切なものの琥珀(たつうる)とは飼っている鷹のことだが、「'97」の勝利時にしか現れない。
庵との掛け合いでは対抗心を剥き出しにし、「'98」では「やだなぁ、強そう・・」とクリスの真似をし「2002」では「痛くしちゃいやよ?」とシェルミーの真似をした後それぞれ「ってかあ!?」と吐き捨てる。一方の庵は社にろくに興味も持っていない。
裏社はニュートラルモーションが非常に独特で、首から上と下半身は全く動かさずに両手だけを空気をかき混ぜるようにぐるぐる回す。「'97」、「'98」では残像を引いてゆったりと回すが「2002」からはやたら動きが速くなりさらに不気味になった。
最新作「XV」では表・裏共に久々のストーリー参戦を果たした。
ただし、裏は著作権絡みなのか、名称が「オロチ社」に変更されている。
身長が高いためにリーチが長く、使いやすい通常技を多く持ち牽制が強い。この手の大型キャラには珍しくスピードにも優れる。加えてジャンプが低いため飛び込みを見切られにくく、中近距離での戦いを得意とする。「'97」では誰がどうみてもローキックの近距離強Kが何故か中段判定で理不尽な択一攻撃をしかけられる。大きな飛び道具を持つマチュアやハイデルンに苦戦しやすい傾向にある。
パワフルな打撃技、突進技などが一通り揃っている。「'97」、「'98」ではぼちぼち強い方だが、「2002(NW)」では防御力の低下に加えミリオンバッシュストリーム(通称だだっ子パンチ、突撃技)、ミサイルマイトバッシュ(突撃技)の削除により大幅に弱体化、1ゲージで5割は奪える火力はあるが、ガード崩しが絶望的に弱い事から京、セス、裏シェルミーと並び最弱四天王に数えられる。「2002UM」では技が復活、崩し強化やコンボ火力がさらに上がった事から中堅には入れる。
投げ技主体だが通常技等は表と共通なので牽制も強く、投げキャラの中では非常に素早い。通じて表より使用率が高い。「'97」では上述の近距離強Kからコマンド投げを絡めて凶悪な攻めが可能で、システム上投げ技が強い恩恵をうけるため強キャラ。「'98」では奇襲投げ、打撃が強いなどからキャラランクも上位。しかし「2002(NW)」では防御力が下がりほえるだいち(ビームを出す技)などが削除され、攻めの手段を減らされ大幅弱体化、表同様に下位キャラになってしまった。一応重要キャラなのに・・。「2002UM」である程度強化されたが、やはりクラークや大門には見劣りしてしまう。
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最終更新:2024/05/24(金) 19:00
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