党首討論とは、おもに国会での、与党-野党間の党首による政策をめぐる討論である。
平成11年11月より英国議会における「クエスチョンタイム」を参考に導入された。
日本での発言第一声は、小渕恵三総理と鳩山由紀夫民主党代表(いずれも当時)における鳩山氏の第一声「総理、今朝は何を食べましたか?」(この直前に小渕総理は、米国報道陣から「冷めたピザ」呼ばわりされたことがあった。それを受けてのもの)。
一般に、議席数に応じて質問時間が設けられている。また、与党からひとり、野党から一ないし二から三の党首が質問に立つ。
特定のマスコミやネット放送で党首討論が催される場合がある。その場合、討論の運営の公平中立さが重要になる。
例:衆議院選挙目前の2012年11月29日にニコニコ生放送にて『【フルオープン】ネット党首討
この点においては、複数の事業者が協同で主催することで、批判を受けにくい体制にすることが行われている(平成26年、29年の例は協同で行なった)。
日本記者クラブも記者クラブ加盟社という閉鎖性はあるものの、多数の出身を抱える複数の記者が合同で質問する形式を取っている。
時間配分を党首一人あたり平等に時間を当てている形式がある。この場合、1分ないしは30秒以内で強制的に回答なり反論を終える。この形式は平等性は担保できるが、時間をかけなければ話せないには対応できない点がある。
質問内容は、インターネット主催の場合は、視聴者から寄せられる意見を反映することがある。放送局ないしは日本記者クラブ主催の場合は記者、キャスターがある程度裁量的に質問する。前者の場合は、事前に意見募集が周知されている場合は、一定程度公平性が担保されることが期待できる。後者の場合も議題設定が視聴者の期待と乖離しなければ公平性は期待できる。また、記者しか知り得ないことを突っ込んで訊く場合は、ある程度ジャーナリズム性が期待できる。
党首討論では、互いに党首が質問し合うこともままある。この場合、与野党で分かれることがあるが、野党が特定の話題のみに集中すると幅広い観点が削げ落ちることもあり得る。また与党が複数の場合は、互いに弱みとなる事は質問しないので、与党が別の与党に質問する事は事前に控える事がアナウンスされることがある。
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最終更新:2023/03/28(火) 21:00
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