初音ミク V3とは、クリプトン・フューチャー・メディアより2013年9月26日に発売されたVOCALOID3製品である。パッケージ版は『初音ミク V3』と、同ソフトに英語の歌声ライブラリをバンドルした『初音ミク V3 バンドル』の2種類が販売されている。英語の歌声ライブラリは単体でも販売されている。
『初音ミク V3』の歌声ライブラリには「ORIGINAL」、「SWEET」、「DARK」、「SOFT」、「SOLID」の 計5種類が収録されており、『初音ミク V3 バンドル』ではこれらに英語用の「ENGLISH」が追加された6種類が収録されている。
これらのライブラリは、『VOCALOID2 初音ミク』、及び『初音ミク・アペンド(MIKU Append)』を再調整、追加録音しVOCALOID3に対応させた製品となっている。これにより、従来の歌声のイメージを継承しつつ、より滑らかな発声が可能となった。ただし、英語ライブラリは完全な新録であり、日本語訛りのない自然な英語になるよう仕上げられている。
また、様々な付属ソフトにより、ボーカルパートだけでなく、伴奏パートも含めて楽曲を制作できるオールインワンパッケージとなっている。
発売後はV2ミク購入者への優待販売、初音ミクAppend購入者への追加データベースの無償提供(「VIVID」と「LIGHT」)が行われた[1]。 無償提供は既に終了しているが、V3用「VIVID」と「LIGHT」は2014年10月より単品で販売されている[2]。
『初音ミクV3』は、KAITOV3と同様に付属ソフトが充実しており、これを購入するだけですぐに音楽制作が始められるよう、以下のものが同梱されている。
Studio One ARTIST Piapro Edition … Studio Oneシリーズのエントリー版であり、通常はVSTiに対応していないが、このPiapro Editionは、Piapro studioとMUTANT VSTiの二種類のVSTのみ動作する特別仕様となっている。
Piapro Studio … Piapro Studioはクリプトンが独自開発したVOCALOIDエディタであり、プラグインとしてDAW上で動作する。当初はKAITOV3及び初音ミクV3のみ対応していたが現在は他社のV3ライブラリにも対応している。
初音ミクV3はMacでもネイティブ環境で動作する製品となっている。VOCALOID製品は長らくWindows専用のソフトウェアであったが、YAMAHAが提供するVOCALOID APIのMac対応により実現した。(無論、ライブラリのみならず同梱のStudio One及びPiapro StudioもMacでの使用が可能である。)
英語ライブラリのみ先行して2013年8月31日より単体でダウンロード販売が行われており、海外からも購入することができるようになっていた。単体購入時の価格は149ドル(税抜)。為替により日本円での価格は変動する。付属ソフトについては、単体で購入した場合でも初音ミクV3と同じものが付属する。「初音ミク V3 ENGLISH」のパッケージでの販売は行われなかった。 → 購入ページ(リンク切れ)
2015年8月から9月にかけて初音ミクV3ユーザーが特別価格で購入できるキャンペーンが行われた[3]。
掲示板
35 ななしのよっしん
2015/09/17(木) 23:13:03 ID: R68RHNpNGI
リリースから2年経っているけれど、曲ってそんな出てない?
36 ななしのよっしん
2015/09/22(火) 02:06:08 ID: R68RHNpNGI
>>sm24664145
>>sm22791352
すげぇなV3って…
今度リリースするV4ではどうなるんだ…?
37 ななしのよっしん
2016/03/12(土) 00:34:58 ID: +NuMuVe8QF
V4でDB増えたりしないのかなあ
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最終更新:2024/12/02(月) 15:00
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