札幌市南区、豊平川に沿って広がる道立公園。公園内には支流の真駒内川が流れる。ここはかつて1972年に開催された札幌オリンピックのメイン会場がある公園として知られており、公園内には現在も開会式やスピードスケート競技の会場となった真駒内セキスイハイムスタジアム(旧 真駒内野外競技場)と、フィギュアスケート競技や閉会式の会場となった真駒内セキスイハイムアイスアリーナがあり、冬季種目の国内主要大会や有名音楽アーティストのコンサートがたびたび開催されている。
札幌オリンピック会場建設と並行して整備された道立公園。1975年8月に完成。南北1.7km、東西700m、面積は85ヘクタールある。豊平川と真駒内川の合流地点付近に位置し、公園のほぼ中心には五輪通り(北海道道82号西野真駒内清田線)が通り、豊平川には五輪大橋が架かる。公園内にはオリンピック会場となった真駒内セキスイハイムスタジアムと真駒内セキスイハイムアイスアリーナ以外に、さけや豊平川に生息する魚を専門的に取り扱った生物博物館「札幌市豊平川さけ科学館」がある。また、道内屈指の桜の名所としても知られ、700本以上あるエゾヤマザクラとヤエザクラが公園内に咲き誇る。さらに公園の最南東部にはカタクリの群生地があり、こちらも5月上旬頃にピンクの花が満開となる。
札幌オリンピック開会式会場となったスタジアム。総工費13億7000万円かけて建設され、1970年12月1日に竣工した。収容人数は最大17,324人でアリーナ面積1,590,000㎡、スタンド面積18,770,20㎡。開会式以外にもスピードスケート競技会場として利用された。五輪後は、管理が国から北海道に移管され道立となった。2007年、隣接するアリーナとともにセキスハイムグループの北海道セキスイハイムが命名権を取得し、名称が「真駒内セキスイハイムスタジアム」に変更された。
現在は冬季はスケートリンクとして、春季~秋季はテニスやフットサルの競技会場及びコンサートライブ会場として利用されている。さらに、「真駒内花火大会」という花火大会が毎年開催されており、札幌の一大夏季イベントとなっている。
札幌オリンピックのもう一つのメイン会場。総工費21億5200万円かけて建設され、1970年12月1日に竣工した。収用人数は最大10,770人。地上3階、地下1階建ての屋内型円形スタジアムで、直径103m、建築面積10,133㎡ある。札幌オリンピックでは閉会式とフィギュアスケート競技、アイスホッケー競技の会場として利用された。五輪後は国から北海道に管理が移管され道立となった。2007年、隣接するスタジアムとともにセキスイハイムグループの北海道セキスイハイムが命名権を取得し、名称が「真駒内セキスイハイムアイスアリーナ」に変更された。
現在は冬季はスケート競技やアイスホッケーのリンク会場として、それ以外はバスケットボール、バレーボール、ハンドボールなど屋内スポーツ競技専用の会場として利用されている。また、有名音楽アーティストのコンサートライブ会場としても利用されている。
附属施設としてフロア面積520㎡の体育館があり、バドミントンと卓球の競技会場として利用されている。
北海道の鮭についてや、豊平川に生息する魚、水生生物を専門的に取り扱った生物博物館。指定管理者として公益財団法人札幌市公園緑化協会が運営する。施設は鮭についてを解説する本館、豊平川の魚、水生生物について解説するさかな館、実習体験の時に利用される実習館の3つの施設に分かれている。また、屋外にはエサやり体験が出来る野外かんさつ池がある。
イメージ応援キャラクターとして「ちびリンカ」というキャラクターがおり、漫画家のかじさやか氏がデザインを手がけた。ちなみに公式Twitterアカウントを開設している。
【住所】〒005-0017 北海道札幌市南区真駒内公園3番1号 (Googleマップピンで見る)
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最終更新:2024/12/22(日) 14:00
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