大工の源さんとは、アイレムが発売していたアクションゲームである。
大きな木槌を持った粋でいなせな主人公「大工の源さん」が悪徳建設会社を相手に戦うアクションゲーム。
1990年7月にアーケードゲームで発売された「大工の源さん べらんめ町騒動記」が第一作目であり、その後はアイレムの看板タイトルの一つとして家庭用機でシリーズ作品が展開されていた。現在は2008年にPSPで発売されて以降、アクションゲームとしての新作は発売されていない。
ゲーム開始時の「いくぜっ!」ミス時の「てやんでぃ!」などのボイスが効果的に使われていることが特徴で、アーケードゲームに比べてスペックの劣るファミコン版でもうまく再現されている。
知名度的には1996年から展開されているパチンコ、およびパチスロ版のほうが高い。大当り確率が低いが確変をうまく引けば大量に出玉を獲得できる、爆発力のあるスペックで人気を博した。源さんというキャラクターが定着したため、蕎麦屋や寿司屋に扮する機種も展開されていた。
1990年にアーケードで稼働を開始。悪徳建設会社「黒木組(くろもくぐみ)」に自分の家を破壊された源さんが単身乗り込み、黒木組をこらしめる。
ライフ制度はなく1ミスでアウトだが、一部のアイテムでミスを回避することが出来る。アーケードのアクションゲームにしては難易度は抑えめで遊びやすい。アクションの基本形は本作で既に確立されている。
1991年11月15日発売。アーケード版のアレンジ移植で、ライフ制度が導入されとっつきやすくなった。
1993年10月22日発売。2と銘打たれているがGBなどの作品を含めるとシリーズとしては5作目。源さんを一方的にライバル視する、前作に登場した中ボス「赤毛のダン」こと八葉弾(はっぱだん)が悪の天才科学者ドクターパラレルにそそのかされ源さんに襲いかかる。遠距離攻撃をする敵が多く比較的難易度が高い。
1993年12月22日発売。アーケード版、ファミコン版準拠の正統進化系。ドクターパラレルにそそのかされた黒木組と再び戦うことに。
1992年12月18日発売。まさかのクイズゲーム。ガールフレンドのカンナちゃんをさらった悪の地上げ屋ミスターQを追う。従来のアクション風ミニゲームも楽しめるが、ジャンプと攻撃のボタン配置がファミコン版とは逆になっている。
1993年7月31日発売。魔界の大工集団ゴーストカンパニーにさらわれたカンナちゃんを追って、源さんがお化け退治に挑む。
1994年3月25日発売。「ゴーストビルディングカンパニー」とストーリーが地続きの続編。前作でラスボスを撃破した源さんたちが搭乗したミサイルが宇宙船に激突。またまたさらわれたカンナちゃんを救出すべく、デスロボスの野望を打ち砕く。
2000年4月28日発売。水に浮く木づち、磁石に吸い寄せられる金づち、敵を誘導できるピコハンマーの3種類を使い分けて先へ進む、パズル要素のあるアクションゲーム。
2008年5月15日発売。本稿執筆現在のところシリーズ最新作。ステージ内で手に入れた食材でカンナちゃんにお弁当を作ってもらう要素が登場。ステージ内で食べることで様々な効果が得られる。
1996年に三洋物産から発売された「CR大工の源さん」が第一作。大当たり確率は低いが2回ループ確変による出玉の爆発力が高いというギャンブル性の高い性能で人気を博した。出玉などの規制が強くなった現在でも、象徴的な2回ループ確変を擬似的に再現した機種が発売されている。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 08:00
最終更新:2025/12/13(土) 08:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。