小南桐絵

小南桐絵（こなみ　きりえ）とは、『ワールドトリガー』に登場するキャラクターである。
読者からの愛称？はそのまんま「こなみ」。

CV:釘宮理恵

概要

3巻から登場。玉狛支部に入ることになった三雲修、空閑遊真、雨取千佳の三人の先輩として登場し、烏丸京介、木崎レイジと並んで三雲隊三人の師匠を務める。なお小南は遊真を担当。

人気投票では迅を押しのけ3位にランクインするなど、かなりの人気を誇る。迅さん…

人物

年齢	17歳
誕生日	7月28日
星座	ぺんぎん座
血液型	B型
身長	157cm
好きなもの	お菓子、 フルーツ、 赤いもの
所属	玉狛支部
ポジション	アタッカー

ロングヘアーにアホ毛のようなものが一本ついた髪型。好きなものに赤いものとあるように、制服には真っ赤なカーディガンを羽織っている。

極度の負けず嫌いであり、かつ思ったことはズバズバ口にしてしまう性格。登場してすぐ自分のどら焼きを食べたと勘違いした陽太郎の両足を掴んで逆さ吊りにするなど、いたるところでキツい印象を持たせる。

…が、その反面で大変騙されやすい性格でもある。
幽霊も超能力も宇宙人も信じているし、烏丸に騙されてカピバラであるはずの玉狛支部のペット･雷神丸も犬だと思い込んでいる。そんなレベルで騙されやすい鵜呑み系女子高生。

支部内では林藤に次ぐ古株のはずなのだが、そんな貫禄もあまりの鵜呑み系女子高生っぷりから突き崩されており、12も年下の陽太郎にすらナメられている。遊真にも初対面のときには「こなみ」と呼び捨てにされていた。

ナメられる度ガーガーと怒っている表情を見せるが、そんな後輩たちの面倒見は良いほうであり、ランク戦前になると三雲隊にデータの見方を教えてあげていたり、修が怪我をしながらも演説をしていた際にはそんなことをさせることになった根付や記者に怒りを露わにしていたりする。
戦闘面に関しても口に違わずかなりの実力者であり、それまで腕の立つ描写ばかりだった遊真を9対1でボコボコにするなど、かなりのギャップをお持ちの女子高生である。可愛い。

嵐山准とはいとこ同士。お互い名前で呼び合う仲。

戦歴

遊真との訓練(3巻収録)

「あんたがあたしに勝てたら　ちゃんと名前で呼んであげるわ」
迅悠一の提案………と、林藤支部長の命令で三雲隊三人を鍛えることに。「弱いやつは嫌いなの」と真っ先に遊真を指名し、実戦形式で遊真を鍛えていくことになる。
だがその弟子の遊真には呼び捨てにされており、互いの呼び方を掛けて10本勝負をすることに。
結果、それまで腕の立つ描写ばかりだった遊真に9対1で圧勝。遊真に先輩呼びさせることに成功するが、自身も一敗していたため遊真の呼び方を「おチビ」改め「遊真」にしている。その一敗にはかなり悔しがった様子を見せていた。
原作では師匠組三人の戦闘体はぼかされていたが、アニメでは小南のみ、この時に披露している。

大規模侵攻（6巻～10巻収録）

「一分で充分よ」
小南を学校まで迎えに行っていたため出遅れた玉狛第一だったが、6巻のラストから参戦。トリガー使いをキューブ化する新型トリオン兵･ラービットに襲われていた修や千佳たちC級隊員を助けるように現れる。
一度はラービットを吹っ飛ばしC級隊員をフォローしていくつもりだったが、直後人型近界民が門をくぐって参戦してくる。すぐさま作戦をC級隊員のカバーを最優先に木崎･烏丸が人型近界民であるヒュースとヴィザを牽制し小南が新型を倒すほうに変更し、小南はラービット2体を一刀両断にして諏訪化していたC級隊員と木虎を保護した。

それから3人でヒュースとヴィザを相手していくことになるが、相手のトリガーの性能が判明したこと、かつ雨取に磁力の欠片がつけられたことから、木崎と小南で人型近界民を足止めし、雨取らC級隊員をヒュースのトリガーの射程外へ逃がすほうに作戦を変更する。

小南はヴィザの相手を担当。本気を出さずにのらりくらりと小南の攻撃をかわしていくヴィザに何かを思いつつも攻撃を仕掛けていっていたところで、市街地へと向かうトリオン兵が現れる。トリオン兵による市街地への被害を大きくし、そちらに戦力を割かなければならない状況に持っていく、というアフトクラトル側の作戦だった。
木崎に小南はそちらに行けと言われるが、しかしそれでは相手の思う壺となってしまう。
だがトリオン兵の向かった先には烏丸の家があることを教えられ、木崎を残しトリオン兵の掃討へ。罠であることが分かりきっているにも関わらず烏丸のためにその場を離脱するという、玉狛第一の絆の強さを見せつけるシーンでもあった。

それからは大規模侵攻終了間近までトリオン兵を掃討し続ける。散りすぎた敵の前に小南一人ではカバーしきれず市街地への被害が危ぶまれたが、迅の指示で嵐山隊が加勢。嵐山達と共に人的被害をゼロに抑え、上記のC級隊員の援護もあって一級戦功を獲得した。

戦闘スタイル

読み合いは苦手なネコ科系天然アタッカー。突撃していく小南を他二人がフォローする、という戦法が玉狛第一のいつもの作戦らしい。

玉狛第一の戦闘員は一人一人のトリオン能力に合わせた一点ものの専用トリガーを持っており、小南も例に埋もれず火力特化、トリオン効率度外視の短期決戦型トリガー双月を扱う。その性能はレプリカ先生に「近界民の戦い方に似ている」と言わせた。また補助に銃の無いメテオラも使っている。近距離オールラウンダーでは…？
基本的には小型の斧を両手に持ち手数で押していく。更に火力を一点に集中させたい敵には接続器をオンにし、二つの小型の斧を一つの大きな斧にして戦う。そのときの火力は風間隊にも一苦労させた新型トリオン兵･ラービットを一刀両断にする程。

戦闘中にロングヘアーは邪魔ということでショートカットに切りそろえており、アホ毛のようなものが1本から2本に増えている。そのため作中で一番普段と戦闘体が変わるキャラとなっている。修にも声で判別されていた。
戦闘体では素晴らしいまでの生足を披露してくださっている。アニメではお尻の描写も素晴らしい。原作しか見てない人は一度見てみてはいかがだろうか。

関連動画

関連項目

• ワールドトリガー
• 空閑遊真
• 烏丸京介
• 迅悠一