岸田護 単語

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岸田護(きしだ まもる、1981年5月10日-)とは、大阪府出身の元プロ野球選手スペランカー改め劇場守護神投手)である。2025年からオリックス・バファローズの一軍監督を務める。

概要

小学校1年から野球を始める。

履正社高等学校では甲子園の試合に本人が登板することはなかった。

東北福祉大学卒業後はNTT西日本に就職し、1年から都市対抗野球に出場。2年に準優勝に貢献した。

2005年大学生・社会人ドラフト3巡NTT西日本からオリックス・バファローズに入団。背番号は14。

オリックス時代

2006年(1年)は二軍最優秀防御率を獲得する。


2007年は開幕から吉井理人ダンセラフィニが試合をぶち壊した後始末で好投を続け、「いいからさっさと岸田先発に回せよ」がオリックスファンの総意になる。後半戦から先発ローテーションに入ると無援護力を発揮して先発11試合で2勝に終わる(シーズン通算は4勝3敗)が、防御率2点台をマーク金子千尋と共に来期の希望となる。


2008年は開幕一軍は確実と思われていたが、開幕前に故障離脱し、一度復帰したが数試合で再び戦線離脱。帰ってきたのは8月も終わりになった頃になった頃で、前年と同じシーズン4勝に終わった。


2009年大引啓次実家神社でお祓いをしてもらう。事に開幕を一軍で迎えたが、5月に戦線離脱。岸田不在の間にチームはずるずると失速し、7月に帰ってきたときには最手遅れだった。その後はローテーションを守り、チームが最下位に沈む中で10勝4敗、防御率3.10と好成績を残した。オフ背番号を18に変更する。


2010年も開幕一軍だったが、ピリッとしない投球が続き、交流戦からリリーフに配置転換。ジョンレスター入れ替わり6月からクローザーに座り、平野佳寿勝利の方程式を形勢した。久々シーズンを通して投げきり、セーブ数は伸びなかったが、リリーフでは51試合で5勝1敗、防御率2.18という好成績を挙げ、通算では57試合、6勝5敗12セーブ11ホールド防御率3.27の成績を残した。ただ大加藤からしっかり劇場体質は引き継いだようである。


2011年も引き続き平野勝利の方程式を組み、シーズンを通し守護神を務め、オールスター出場も果たした。相変わらずの劇場ぶりに、要所での被弾がやや多く6敗を喫したが、リーグ2位の68試合に登板(なお1位平野である)、リーグ2位の33セーブを挙げた。


2012年も守護神を務めたが、9月に右内転筋挫傷で戦線離脱。復帰はシーズン終盤になってしまった。52試合で4勝2敗18セーブ3ホールド防御率2.42。


2013年先発復帰をしたが、キャンプ中の怪で出遅れる。結局シーズンでは中継ぎとして起用されることになり、8月まで防御率2点台と投げていたが、8月13日北海道日本ハムファイターズ戦で打球を捕ろうとした際に右足甲を痛め戦線離脱。リスフラン靱帯損傷と診断され、そのままシーズンを終えた。37試合で3勝2敗11ホールド防御率2.12。


2014年は開幕当初は先発を務めたが、中継ぎに配置転換される。55試合で4勝3敗12ホールドだった。


2015年は序盤は不調だったが徐々に持ち直し、2年連続で50試合に登板し、15ホールドを挙げた。


2016年は右肩関節炎ので16試合の登板防御率7.90、6ホールドに留まった。


2017年は4試合に留まった。


2018年は開幕を二軍で迎え、6月に一軍に昇格。17試合の登板で1ホールドに留まった。


2019年は一軍登板がないまま9月を迎え、9月上旬に球団と話し合い現役引退を決断し、9月20日引退会見を行った。9月28日福岡ソフトバンクホークス戦が引退試合となり、9回から4番手として登板高田知季から三振を奪い、14年間の現役生活を終えた。

引退後

2020年からは二軍投手コーチを務める。背番号は71。2021年コーチの一軍・二軍統合により肩書きがただの「投手コーチ」となった。

2025年からはオリックスの一軍監督となる。

プレースタイル

152km/hの直球スライダーカーブチェンジアップシュートを投げる。奪三振率が高く四死球の少ない、制球力が武器ピッチャー

抑え転向時は劇場だった。

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2006年 オリックス 6 1 0 0 0 1 0 0 .000 13.1 2 10 4 4 2.70
2007年 39 11 0 0 4 3 0 3 .571 126.0 24 115 46 41 2.93
2008年 12 10 0 0 4 1 0 1 .800 67.1 7 58 23 22 2.94
2009年 19 19 3 2 10 4 0 0 .714 139.1 20 124 53 48 3.10
2010年 57 6 2 0 6 5 12 11 .545 104.2 24 96 42 38 3.27
2011年 68 0 0 0 5 6 33 0 .455 69.0 15 74 23 20 2.61
2012年 52 0 0 0 4 2 18 3 .667 52.0 13 49 15 14 2.42
2013年 37 0 0 0 3 2 0 11 .600 46.2 7 53 16 11 2.12
2014年 55 4 0 0 4 3 0 12 .571 80.1 20 67 33 30 3.36
2015年 50 0 0 0 4 3 0 15 .571 52.2 13 54 17 15 2.56
2016年 16 0 0 0 0 0 0 6 .--- 13.2 6 11 13 12 7.90
2017年 4 1 0 0 0 0 0 0 .--- 6.0 3 4 2 2 3.00
2018年 17 0 0 0 0 0 0 1 .--- 15.1 2 14 4 4 2.35
2019年 1 0 0 0 0 0 0 0 .--- 0.1 0 1 0 0 0.00
NPB:14年 433 52 5 2 44 30 63 63 .595 786.2 156 730 291 261 2.99

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