川端慎吾(かわばた しんご、1987年10月16日-)とは、大阪府出身のプロ野球選手(内野手)である。現在は東京ヤクルトスワローズに所属。
東京ヤクルトスワローズ #5 | |
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川端慎吾 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府貝塚市 |
生年月日 | 1987年10月16日 |
身長 体重 |
185cm 86kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 遊撃手、三塁手 |
プロ入り | 2005年高校生ドラフト3巡目 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
プレミア12 | 2015年 |
プロ野球選手テンプレート |
和歌山市立和歌山商業高等学校では2回甲子園大会に出場し、3年春には神村学園の野上亮磨からホームランを記録した。
2005年の高校生ドラフト3巡目で東京ヤクルトスワローズに入団した。入団時の背番号は36。
2006年から二軍で遊撃手のレギュラーを掴み、シーズン終盤には一軍初出場を果たして初安打と初打点を挙げた。ヤクルトの高卒野手が1年目に一軍初出場を果たしたのは土橋勝征以来20年ぶり。
2008年、宮本慎也の後継者候補として開幕を一軍で迎える。ウィルソン・バルデスの入団で一時二軍に落ちたこともあり、基本的には川島慶三の控えというポジションだったが、ほぼシーズンを通して一軍に居続け、10月には初本塁打も記録。65試合で打率.260、1本塁打9打点の成績を残した。
2009年は故障で30試合の出場に留まる、
2010年は川島が手術のリハビリで姿を消したが、藤本敦士がFAで入団、鬼崎裕司とルーキー荒木貴裕の台頭で前半戦はほとんど出番が無かった。しかし藤本が不振で二軍落ち、鬼崎も打撃難で、7月後半から8番遊撃手としてレギュラーの座を掴む。シーズン閉幕直前まで打率3割を維持する好調ぶりで、後半戦の快進撃の中で台頭した一人になった。最終的に59試合で打率.298、1本塁打21打点。
2011年は開幕スタメンこそ川島慶三に譲ったが、開幕戦で川島が離脱したため、その後はスタメンに定着。後半戦では3番も任され、初めて規定打席に到達したが、シーズン終盤に不振に陥り、最後は故障で離脱。クライマックスシリーズには出場できなかった。最終的に自己最多の117試合に出場し、打率.268、4本塁打48打点。余談だが4本塁打で1号がソロ、2号が2ラン、3号が3ラン、4号が満塁弾という珍記録を作った。
2012年からは背番号5に昇格。開幕から3番もしくは5番・遊撃で起用された。5月に一度戦線離脱もあり、また宮本慎也の離脱時には遊撃のポジションを森岡良介に譲って三塁で出場したりしたが、125試合に出場し、打率.298、4本塁打、49打点の成績を残した。
2013年は春のキャンプであえなく戦線離脱。前年痛めた左足首の手術もすることになり、7月に一軍に復帰した。復帰後は三塁手としてレギュラーで起用。8月からは主に3番を打ち、9月は打率.393をマークして自身初の月間MVPを受賞。最終的に70試合出場に留まったが打率.311、5本塁打37打点をマークした。
2014年は三塁手に専念し、自己最多の142試合に出場した。
2015年は全試合に出場し、山田哲人が3番に固定された後は2番を担当。打率.336で首位打者、195安打で最多安打のタイトルを獲得。優勝に貢献した。クライマックスシリーズでは15打数7安打の活躍でMVPを獲得した。
2016年は自打球による骨折で103試合の出場に留まったが、3年連続で打率3割を記録した。
2017年は椎間板ヘルニアの手術の影響で一軍出場なしにおわった。
2018年は前年のリハビリから復帰し、開幕戦からスタメン出場を果たす。しかし広島東洋カープの今村猛から頭部死球を受けるなど受難が多く、97試合の出場に留まった。
2019年はコンディション不良のため開幕を二軍で迎え、4月19日に一軍に昇格。4月20日の中日ドラゴンズ戦で通算1000本安打を達成した。
2020年1月に腰の手術を受ける。一軍では主に代打での出場が続いた。
2021年は代打の切り札として活躍。代打でのシーズン安打記録2位の30安打を記録し、勝負強さを発揮した。特に日本シリーズ第6戦では、延長12回に代打で勝ち越しタイムリーを放ち、チームの日本一に貢献した。
2022年も代打での起用がメインだったが、打率.175と打撃不振に苦しんだ。
2023年も代打での起用がメイン。前年の打撃不振から抜け出し、好調を維持。代打安打数20(リーグトップ)、打率.318と、代打の切り札として活躍した。
チームに苗字の読みが同じである河端龍がかつて所属していたため、応援ではフルネームで呼ばれる。やくせんでは「お断りします」キャラが定着しているが、特に本人に由来があってのことではない(一行AAが似ていただけである)。
妹の川端友紀はイースト・アストライアに所属していた元女子プロ野球選手で、初の兄妹プロ野球選手である。ちなみに妹の方は、女子プロ野球リーグでリーグ発足以来4年間で3度の首位打者(1年目:打率.393、2年目:打率.406、4年目:打率.439)に輝いている、女子プロ野球を代表するバッターである。
球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
ヤクルト | 川端慎吾#1 | 6135 | |
ヤクルト(チャンステーマ) | 応援歌のピコカキコ一覧#630 | 10544 |
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2006年 | ヤクルト | 6 | 23 | 21 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | .190 | .227 |
2007年 | 9 | 13 | 10 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | .100 | .182 | |
2008年 | 65 | 115 | 104 | 11 | 27 | 4 | 0 | 1 | 9 | 2 | 6 | 0 | 5 | 0 | 20 | 1 | .260 | .294 | |
2009年 | 30 | 42 | 37 | 2 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 6 | 2 | .270 | .325 | |
2010年 | 59 | 214 | 188 | 22 | 56 | 12 | 1 | 1 | 21 | 0 | 6 | 3 | 16 | 1 | 21 | 7 | .298 | .351 | |
2011年 | 117 | 457 | 399 | 48 | 107 | 20 | 3 | 4 | 46 | 0 | 15 | 3 | 40 | 0 | 51 | 5 | .268 | .333 | |
2012年 | 125 | 507 | 453 | 52 | 135 | 15 | 5 | 4 | 49 | 3 | 13 | 4 | 35 | 2 | 56 | 7 | .298 | .348 | |
2013年 | 70 | 312 | 267 | 36 | 83 | 7 | 2 | 5 | 37 | 2 | 7 | 1 | 37 | 0 | 28 | 6 | .311 | .393 | |
2014年 | 142 | 637 | 580 | 86 | 117 | 33 | 2 | 10 | 69 | 2 | 8 | 3 | 43 | 3 | 62 | 10 | .305 | .355 | |
2015年 | 143 | 632 | 581 | 87 | 195 | 34 | 1 | 8 | 57 | 4 | 2 | 2 | 43 | 3 | 72 | 15 | .336 | .383 | |
2016年 | 103 | 458 | 420 | 48 | 127 | 22 | 1 | 1 | 32 | 3 | 1 | 2 | 34 | 1 | 31 | 13 | .302 | .354 | |
2018年 | 97 | 334 | 297 | 22 | 77 | 9 | 1 | 3 | 31 | 1 | 1 | 1 | 32 | 3 | 37 | 11 | .259 | .336 | |
2019年 | 37 | 67 | 61 | 5 | 10 | 1 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 | 8 | 2 | .164 | .224 | |
2020年 | 39 | 42 | 39 | 3 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 1 | .128 | .190 | |
2021年 | 91 | 93 | 86 | 8 | 32 | 5 | 1 | 1 | 18 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 16 | 2 | .372 | .419 | |
2022年 | 52 | 64 | 57 | 1 | 10 | 1 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 | 7 | 1 | .175 | .234 | |
2023年 | 80 | 105 | 94 | 4 | 30 | 3 | 0 | 2 | 16 | 0 | 1 | 0 | 9 | 1 | 10 | 4 | .319 | .385 | |
NPB:17年 | 1265 | 4115 | 3694 | 438 | 1086 | 167 | 17 | 40 | 403 | 17 | 65 | 22 | 318 | 15 | 443 | 87 | .294 | .350 |
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 一塁手 | 84 | 346 | 26 | 5 | 31 | .987 |
二塁手 | 12 | 22 | 18 | 0 | 3 | 1.000 | |
三塁手 | 626 | 391 | 954 | 39 | 91 | .972 | |
遊撃手 | 294 | 407 | 758 | 14 | 160 | .988 |
タイトル | ||
---|---|---|
首位打者 | 1回 | 2015年 |
最多安打 | 1回 | 2015年 |
表彰 | ||
月間MVP | 1回 | 2013年9月 |
クライマックスシリーズMVP | 1回 | 2015年 |
ベストナイン | 1回 | 2015年 |
ゴールデングラブ賞 | 1回 | 2015年 |
その他 | ||
オールスターゲーム出場 | 2回 | 2015年、2016年 |
掲示板
15 ななしのよっしん
2021/11/27(土) 23:35:47 ID: F6tiwuhawf
日本シリーズ6戦目延長12回2アウト1塁から決勝打を打ってくれるなんて、川端は文字通り代打の神様だよ。
16 ななしのよっしん
2021/11/28(日) 14:18:44 ID: E9sUCYsgxb
真中監督の代打安打記録も塗り替えかけた30安打だからな。しかも打った後の士気も半端なく上がって川端が打ったら大体勝てるイメージある
9分割の打率もほぼイン真ん中と外低め角以外全部4割以上みたいなまさにイチローみたいな絶望感がやべぇ
カムバック賞取っても良いんじゃないかな
17 ななしのよっしん
2023/05/16(火) 23:40:55 ID: I0JrHZn9ZZ
去年は不振で今年は再び常時4割から3割後半台打ち続ける無双状態。川端みたいな天才的センスの持ち主でもやはり一発勝負の代打成績を安定させるのは難しいのか。それ考えると時代を考慮しても若松さんの通算代打での打率が.351なのは意味不明な成績ですな。流石初代ミスタースワローズというべきか。
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最終更新:2024/12/12(木) 23:00
最終更新:2024/12/12(木) 23:00
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