渡辺久信とは (ワタナベヒサノブとは) [単語記事]

愛称は『ナベQ』。

概要

OB
渡辺久信
基本情報
国籍	日本
出身地	群馬県勢多郡新里村（現・桐生市）
生年月日	1965年 8月2日
身長体重	185 cm 95kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	1983年ドラフト 1位
引退	2001年
経歴
選手歴群馬県立前橋工業高等学校西武ライオンズ(1984年-1997年) ヤクルトスワローズ(1998年) 嘉南勇士(1999年-2001年) 監督・コーチ歴嘉南勇士(1999年-2001年) 西武ライオンズ埼玉西武ライオンズ(2004年-2013年)
プロ野球選手テンプレート

前橋工業高等学校では1年夏に甲子園大会に出場して初戦敗退したきりで、残りは敗退で出場しなかった。

1984年（1年目）から先発ローテーション入りし、15試合の登板で1勝1敗だった。

1988年は15章で2度目の最多勝獲得。

1990年は18勝で3度目の最多勝、さらに初めてゴールデングラブを受賞した。

1995年は先発で結果を残せず、中継ぎに転向する。

1997年はレギュラーシーズンで0勝、日本シリーズでも中継ぎで打たれて結果を残せなかったため、戦力外通告を受けた。

1998年はヤクルトスワローズに移籍する。背番号は21。19試合の登板で1勝5敗と結果を残せず、戦力外通告を受けた。

1999年からは台湾の嘉南勇士の選手兼コーチとなる。

2009年はチームは4位に低迷したが、その年のドラフトでは菊池雄星を6球団競合の中、当たりくじを引き当てた。「運命を感じています」

2010年はあと少しのところで優勝を逃すも、その年のドラフトでは大石達也を昨年と同じく6球団競合の中、昨年に続き引き当てた。「信じられないです。何か、怖いです(笑)」

2011年は一時は最下位に沈むも秋に怒涛の逆襲を見せ、シーズン最終戦にて勝率1毛差でAクラスに滑りこむ下克上を演出。監督続投を決めた。7月11日のオリックス・バファローズ戦（西武ドーム）では、高宮和也の投球が中島裕之の背中に当たり、乱闘になりかけ、オリックスの山田バッテリーコーチと口喧嘩になる。これによりこの試合は警告試合となった。

2012年は前半戦で最下位に沈んだが、またしても快進撃を見せ、優勝争いをしたが、主力に故障が相次ぎ、優勝を逃した。

2013年は4月は首位に上がったが、5月から徐々に低迷。優勝を逃し監督を辞任した。

2013年に監督を退任した後、西武のシニアディレクターに就任した。

現役時代は150km/hを超えるストレートを放る本格派投手。最多勝のタイトルを3度獲得する活躍で西武黄金時代のローテーションを支えた。長身でスリムな体型に加えてイケメンであり女性ファンがとても多かった。
漫画『ドカベン』の中で山田太郎とバッテリーを組み完全試合を達成したことがある。この漫画の掲載後に現実でもノーヒットノーランを達成した。
涌井秀章とペアで参加した、フジテレビ系列『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナー『食わず嫌い王決定選』では石橋貴明に頭髪の事を突っ込まれる。苦手な「カボチャの煮物」を当てられてしまい勝負に負け、罰ゲームでは自ら逆立ちを披露するも失敗、微妙な空気になったところで涌井のツッコミが入り終了。
『寛容力』という本を出版しているからか、優しい監督というイメージがついて回るが、野球に真面目に取り組まない選手を嫌い、厳しく指導している。また、ソフトバンクの王貞治監督(当時)にも敬語で猛抗議した事のある闘将ぶりを発揮している。
戦国武将の武田信玄が好き（部下思いがその理由）で、反対に織田信長は嫌いである。

通算:18年	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
NPB：15年	389	277	277	17	125	110	27	.532	2075.2	883	1609	919	846	3.67
TML：3年	78	不明	18	3	35	22	4	.614	497.2	100	450	190	145	2.62