勝手にまとめるなよ……!
みんなバラバラで当たり前だ!
瞬瞬必生とは、「瞬間瞬間を必死に生きてきたこと」の意。またはそのような在り方を見せつける、見出し肯定すること。
主に特撮作品『仮面ライダージオウ』及び『仮面ライダー』シリーズに対して使われる。
そもそも「瞬瞬必生」などという用語は作中に存在せず、上記の台詞を略したものである。
そのため、人によって読み方すら様々となっている。
漢字表記についてすら「瞬々必生」という表記ゆれもある。
勝手に読み方をまとめるなよ!
みんなバラバラで当たり前だ!
それをムチャクチャとか言うな!
様々な仮面ライダーがソウゴ達の前に現れ力を託し、そして消えていった。
彼らは姿や戦う敵どころか、歴史や生きている世界すら全く違うバラバラな者たち。それは醜く歪で無茶苦茶かもしれないなのかもしれない。
しかしそのひとまとめにできないことこそ彼らが瞬間瞬間を必死に生きてきた証拠であり、「平成仮面ライダー」そのものなのである。
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』における常磐ソウゴのセリフを短く四文字でまとめたのが「瞬瞬必生」であり、実際には四文字熟語ではないただのネットスラング。
歴史を管理する組織"Quartzer"の長常磐SOUGOが「お前たちの平成って醜くないか?」と語る、彼の平成ライダーに対する否定への常磐ソウゴの答え、それが冒頭のセリフであった。
セリフと伝えるメッセージ自体はとてもシンプルなものであるが、それ故に平成仮面ライダーを追いかけてきたファンに響く、劇場版のクライマックスにふさわしい屈指の名シーンである。
なお瞬瞬必生があたかも仮面ライダーシリーズの製作陣……つまりスタッフの苦悩として捉えられることがある。……というかこの記事でも扱っていたりするのだが、このセリフがメタ発言ということが作中では明言されたことは一切なく、あくまで受け取り手の解釈の域を越えていないことは留意しておきたい。
劇中の流れでシンプルに捉えるならば、それぞれが独立した設定や世界観を持つ者たちが「平成ライダー」としてカテゴライズされ存在している滅茶苦茶な状態が所謂「醜い平成」であり、その反論が「瞬瞬必生」、バラバラな平成ライダーの在りようを肯定するセリフなのであろう。
しかしながらそのシンプルさ故に視聴者は「自身の人生」や「過去の作品群」「制作陣」などを重ねて解釈することが出来、そのことがこのセリフを奥深いものにしている。
さらに映画内でメタフィクション的なセリフがあったり、そもそもジオウという作品自体がメタフィクション寄りであったりと、メタ解釈を生む要素は多分に含んでおり、制作陣が全く意図していないという断言もできないことを付け加えておきたい。というか個人的には含んでると思いますだってジオウだもん。
スポンサーが聞いてないフォームが出たり、世界観が地続きで無くなったり、ライダー同士が戦い始めたり、オンドゥルだったり、別企画が仮面ライダーになったり、続きは劇場版になったり、主人公がリーゼントだったり、果物モチーフだったり、二頭身だったり、顔に文字が描いてあったり、スーパー戦隊と戦い始めたり、昭和ライダーに怒られたり、ゴライダーだったりする。
平成仮面ライダーは新しい試みを積極的に行ってきた。それは全て瞬間瞬間を必死に生きてきた結果……つまり強烈な個性それこそが平成なのである。やっぱ醜くないか?
そしてまた「昭和も瞬瞬必生」であった。
仮面ライダー1号・本郷猛:それを演じる藤岡弘、さんは撮影中バイクで事故を起こして入院している。入院中に仮面ライダー2号・一文字隼人が立てられたが、藤岡さんものちに復帰してダブルライダー体制で番組が進行した。また、仮面ライダーアマゾン放映時は「仮面ライダーという番組の放映局の移動:腸捻転事件」による枠移動が起きており、テレビ朝日側の穴埋めとして考案されたものこそ「秘密戦隊ゴレンジャー」である。
このように仮面ライダー自体が瞬瞬必生の権化と言っても過言ではない。
掲示板
333 ななしのよっしん
2025/11/11(火) 20:50:42 ID: N/M7AHqHCo
ゼッツ「スーアクが事故って頭蓋骨を骨折しました」
ゴジュウジャー「メインキャストのひとりが未成年飲酒発覚して降りました」
SOUGO「お前たちの令和って…その…助けが必要なら誰かに声はかけろよ…?」
334 ななしのよっしん
2025/11/16(日) 01:02:32 ID: 9oU86lMJaZ
>>33
縁 が で き た な
335 ななしのよっしん
2025/11/17(月) 23:52:20 ID: ytRrG19PhS
瞬瞬必生。この言葉だけで物事を正当化しても通らない場合なんて世の中で幾らでも有るから、言葉狩りの様に思うが、物事って思索生知、様々な意見や考えや歴史が積み上がって成り立つと思うんで、刹那的な所だけ切り取ると思い出さえ壊しまくって残らなく成ると考える
何が言いたいかって、復活のコアメダルや複数のライダーに依るコラボ、ディケイドやジオウの様な既存のライダーを持ち出しては破壊する作品作りって、瞬間瞬間に思い出を破壊しながら突き進むのを楽しんでる様に思ってしまう。
王道や一致団結を邪道と否定しながら、唯我独尊を続けてファン同士が作品の講釈で殴り合い、共存や理解では無く村八分や冷戦の様な何時仮面ライダーについて喧嘩に成るか睨みながら、喧嘩に成れば棲み分けが出来ずに離れていくと思うし。 渡部秀さんはワンピースや他の作品で拾って貰ってたけど、この言葉が破壊を刹那的に楽しむ方便に見えて好きじゃない
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最終更新:2025/12/06(土) 10:00
最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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