第三〇号海防艦(艦これ)とは (ミトとは) [単語記事]

丁型海防艦、第三〇号、みとです。よろしくお願いします。
みとの出来る限り……皆さんをお守りするつもりです。

第三〇号海防艦(艦これ)とは、第2号型海防艦（丁型海防艦）15番艦「第三十號海防艦」をモチーフとした艦隊これくしょん～艦これ～の艦娘である。
艦娘の名前としては「第三〇号海防艦」だが、史実(公文書等)では「第三十號(号)海防艦」となっている。

大阪警備府第三〇号海防艦、皆さんを守ります！(概要)

身なりや兵装は昨年夏に実装された姉妹艦「第四号海防艦(艦これ)」と同じ装い。自称は「みと」。
初期スロットが１つのみ、改装にLv35が必要な点等、基本的には姉と同じなので、運用面に関しては当該記事を参照願いたい。第四号海防艦同様ほづか氏がデザインを担当した。担当声優は前イベント最終作戦突破報酬Honoluluを務めた八木侑紀氏が担当(コンプティーク 2021年 11月号にて公表。)大阪警備府部隊にも所属したミトの担当声優としては大阪出身の彼女は適任…かも。

最期の地となった「由良湾」（和歌山県）に思い入れがあるのか、由良川（兵庫県～京都府）から名を頂いた「由良」に一方的な親近感を持っている。もちろん、由来が異なることはみと自身もわかってはいる様子ではある。

実のところ、「みと」は下記史実にあるように、既存実装艦との関わりがない。
季節ボイスとしては実装後秋刀魚漁ボイス、クリスマスボイス、年末大掃除ボイス、新年ボイス、節分ボイスがそれぞれ実装されているが、節分の鬼役に恐縮ですがと由良を指名する以外に他の艦娘への言及は記事更新時点で見られない。

期間限定グラに定評のあるほづか氏が担当する艦娘だけあって、九周年までにハロウィン mode（第四号海防艦と同時）、クリスマス mode、バレンタイン mode、花束 modeが、2022年夏には夏服 modeが実装されている。

マル戦計画の丁型海防艦仮称271 5号艦として三菱長崎造船所で建造された第三十号海防艦は、1944年(昭和19年)6月26日に竣工し、本籍を佐世保鎮守府と定められる。呉鎮守府部隊呉防備戦隊で基礎訓練を受け、以後南西諸島方面の輸送作戦に尽力した。

1945年(昭和20年)1月、米第38任務部隊による空襲を受け損傷。朝鮮重工業にて修理を受ける。4月14日修理を終え、釜山から鎮海を経て佐世保に帰投。5月、大阪警備府部隊に編入。和歌山県の由良湾に回航され以後潮岬方面及び紀伊水道での対潜哨戒に従事した。

同年7月、大阪湾方面を空襲した帰りの米軍 P-51 マスタングの機銃掃射を受け戦死者12名、戦傷者20名の被害を受ける^[1]。同月27日、大阪湾で停泊していたところを硫黄島から発進したP-51により深刻な損傷を受け由良湾に回航・擱座したが同日米第38任務部隊による空襲を受け被弾沈没した。海防艦長以下乗員98名が戦死、51名が負傷。（30海防戦没の前日、紀伊半島の東側鳥羽沖で実装中の姉第四号海防艦も戦没している。）