自由惑星同盟国歌 単語

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自由惑星同盟国歌とは、「銀河英雄伝説」に登場する楽曲である。
「自由の旗、自由の民」が曲名であるが、単に「自由惑星同盟国歌」という方が通りが良いようだ。 

概要

文字通り、自由惑星同盟国歌である。専制政治を敷くゴールデンバウム王への抵抗歌。
「勇壮な高揚感にあふれた音楽」とされ、アスターテ会戦者慰霊祭で吹奏・合唱されている。
国歌である以上当然のことながら同盟では人口に膾した歌であり、トリューニヒト委員長が咄嗟に国歌の吹奏を示した時にも「統一されたゆたかな旋」によって歌われた。

また、「グエン・キム・ホア広場事件」でも群衆の中で自然発生的に合唱され、熱狂を高める効果をもたらしている。

原作小説中に明示されている歌詞は以下の通り。

「友よ、いつの日か、圧政者を打倒し
解放された惑星の上に
自由の旗を(た)てよう
ら、現在(いま)を戦う、未来のために
ら、今日を戦う、実りある明日のために
友よ、謳おう、自由
友よ、示そう、自由を」

「専制政治の闇の彼方から
自由らの手で呼び込もう」

「おお、自由の民
永遠にされず……」


銀河英雄伝説1 明篇」(創元版)第四章より抜

石黒監督版OVAにおける国歌

石黒監督OVAではオリジナル制作され、曲名は原作からやや変更された「自由の旗、自由の民、レボリューションオブ・ザ・ハート」とも[1]帝国軍楽曲「ワルキューレは汝の勇気を愛せり」も作曲した戸慎介が作曲編曲を担当した。作詞は第1期、第2期のOPを歌唱した秋吉みちる

原作に記述されている歌詞と方向性こそ近しいものの、英語モデルとする自由惑星同盟公用語にあわせた英語オリジナル歌詞となっている。基本的に合唱曲であり、アニメ第一期製作前に行われた九段会館でのイベントにおいて録音されたファン一同の歌唱を使用している。ちなみに「ジークカイザー」、「イゼルローン共和政府万歳」などといった掛けも同様の形(ただし前者は男性のみ)で録音された。

作品内では原作同様の戦者慰霊祭の他、その直後にジェシカ・エドワーズを包囲した憂国騎士団員がハミングしているのが印的。このシーンは作中でも屈の「嫌なシーン」であろう。一方、第86話「八月の新政府」の終盤、イゼルローン共和政府立宣言直後にオリビエ・ポプラン古川登志夫)とユリアン・ミンツ佐々木望)の歌唱から同盟国歌合唱が始まるシーンは、反対に作中屈名シーンであるといえる。

いずれにせよ、同盟側・民主共和政体側のテーマソングとして極めて印的に使用されている。また、歌唱のないインストゥルメンタル版は劇伴としても少なからず使用されている。
こちらもイゼルローン要塞を奪取した第13艦隊が帰還するシーンなど重要なシーンで流されており、いわば同盟側の処刑用BGMと言える立ち位置でもある。しかし、帝国側のそれである「ワルキューレは汝の勇気を愛せり」と異なり、ヨブ・トリューニヒトなど政治家が余計なことをするシーンで流れていることも。

Die Neue Theseにおける国歌

現在の所、明確な形では存在しない。

あくまで劇伴として井上泰久による「自由惑星同盟」があり、同盟側のシーンでかなり頻繁に使われている。アスターテ会戦後の戦者慰霊祭でも使われており、歌唱もあるようなのだが、かなりぼかされた斉唱で石黒監督OVAのようにはっきり聞き取ることはできず、詳細は不明。

しかもアンドリュー・フォークが転換性ヒステリーの発作でぶっ倒れるシーンでも流れる。本当になんでだ。

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関連項目

脚注

  1. *JASRACでは作品コード 056-3248-0 同盟軍国歌 として登録されている。
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