超電磁タートル 単語

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チョウデンジタートル

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超電磁タートルとは、アニメ遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」に登場するカードである。

概要

武藤遊戯闇遊戯)が使用する効果モンスター

効果モンスター
4/属性/機械族/ATK 0/DEF 1800
このカード墓地に送られたターンバトルフェイズを強制終了させる事ができる。
そのタイミングプレイヤーの任意で決めてよい。

アニメ遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」第175話による

バトルティ編の遊戯VS海馬遊戯が使用した。
海馬の「パワーバランス」の効果によって手札から墓地へ送られた。そのターン遊戯は「オシリスの天空竜」で「オベリスクの巨神兵」へ攻撃したが、オベリスクのほうがオシリスの攻撃力を上回ってしまったため、このカードの効果でバトルフェイズを終了させた。

ドーマ編遊戯VSラフェール戦(2回)で再登場。
ラフェールターンに、「クリバンデット」の効果で墓地へ送られた。「ガーディアン・エアトス」の攻撃の際に、墓地のこのカードの効果でバトルフェイズを終了させ、「ブラック・マジシャン」を守った。
クリバンデット」の効果は、自身を生け贄にげることでデッキからカードを5枚ドローし、その中のモンスターカード墓地へ送る効果であった。一見すると魔法カードを狙うような効果だが、遊戯の口ぶりからすると初めからこのカード狙いであった様子。特別に出番が多いカードではないが、結構頼りにしているのだろうか。

また、闘いの儀の前アテムデッキを構築している際に、テーブルの上に置いていたカードの1枚。
最終的に闘いの儀で登場することはなかったが、単にドローされなかったのか、あるいはそもそもデッキに投入されていなかったのか。


遊戯VS海馬での遊戯の言葉によると、フィールドモンスターに同じ電極を植え付けることでモンスターを反発させる効果であるらしい。

初出時はカード通常モンスターのものになっていたが、ドーマ編で再登場する際には第3期のフォーマットへの修正と合わせて、このミスも修正された。

任意のタイミングバトルフェイズを強制終了させるという効果を持つが、ダメージ計算後などのタイミングでも可なのかは不明。OCGならばまず間違いなく不可能だが。
テキストに「強制終了」という用語が用いられているが、後にアニメ5D'sで、バトルフェイズ終了の効果を持つ「強制終了」というカードも登場している。


また、アニメGXでは、第5話でタイタン敗北した男がデッキに入れていたことが確認できる。このとき、「翻弄するエルフの剣士」も同時に確認できる。遊戯ファンか何かだったのか。
また、第71話で、デュエル歴史資料室に展示されていたカードの1枚。ほかにも「時の飛躍-ターンジャンプ-」、「魔法移し」といった伝説のデュエリストの使用カードが確認できる。
ただ、一般のデュエリストも使用していることを考えると、このカード自体はそうしいものではないらしい。

OCG版

決闘王の記憶決闘者の王編-」(2014年3月8日発売)でOCGに登場。

効果モンスター
4/属性/機械族/ATK 0/DEF 1800
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):相手バトルフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
そのバトルフェイズを終了する。 

※「決闘者の栄記憶の断片- side:武藤遊戯」収録のカード(15AX-JPM04)による

アニメべて、墓地へ送られたターンでなくとも効果を使用できるようになった点で強化されたが、代わりに自身を除外するコストが必要になり、デュエル中に1度の制限を掛けられた。また、自分のターンで使用することはできなくなった。

ネクロガードナー」と類似する効果だが、防御性自体は向こうよりも強力。
向こうより劣るのは、デュエル中に1度しか使用できないため複数採用の意味が薄い点、メインフェイズに「D.D.クロウ」などで除外されてしまうと全く使えなくなってしまう点など。また、向こうは闇属性なので「ダーク・アームド・ドラゴン」のための調整に用いることもある。
実際に起こるかはともかく、「ダブル・アップ・チャンス」で反撃を受ける心配がないのもこちらの利点。

墓地へ置いておくほうがよいので、「ネクロガードナー」同様、ライトロードとの相性はいい。
また、レベル4の攻撃力0なので、「デブリ・ドラゴン」、「リミットリバース」といった特殊召喚の手段には恵まれている。「機械複製術」で展開することも可

融合」でデッキからこのカード墓地へ送れるシャドールとの相性も良かったが、一部のシャドール融合体が禁止カードとなったため、微妙となった(ただ、ランク4エクシーズ素材や単なるとして併用する分には悪くない)。


OCGでは「決闘王の記憶決闘者の王編-」が初出だが、このカード自体はアニメバトルティ編で初出であり、決闘者の王編で遊戯がこのカードを使用したことはない。
商品自体はOCGの15周年を記念して発売されたものだが、力級の大モンスターでもなく、何かネタを持っているわけでもないこのカード玉の一つというなんともマニアックな選出。原作出身でもないため、Vジャンプ紹介記事では、ほかのカード原作の登場シーン背景にしているのにこのカードだけは背景が模様になっていた。

長い年も経っていたため、忘れていたという人も多いだろう。確かに登場した2回ではどちらも時間をかけて説明されていたこともあり、結構立ってはいたかもしれないが。ここで登場しなければ、ほとんどのデュエリストから全に忘れ去られていたのかもしれない。

アニメの初出は2002年11月12日の放送であり、OCG化までは11年半近くの歳を要したことになる。ここまで来るとよくスタッフもこのカードの存在に気付いたと感心したくなる。

シャドールデッキでこのカードが採用されたことや、初出の「決闘王の記憶決闘者の王編-」自体が少数生産だったことから、一時はこのカードの相場が収録されているパッケージの定価を上回るほどになった。現在は「決闘王の記憶決闘者の王編-」の再販や「決闘者の栄記憶の断片- side:武藤遊戯」での再録などもあり、入手は容易になっている。

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